絶不調な中、映画もあまり観る気にならず、面白くても感想書く意欲が湧かない。でもメモは残しておきたい。最近観た中で残しておきたいもの4つ。
『SMOKE』
(1995アメリカ・米独日合作)監督:ウェイン・ワン
会話劇を少しづつズームアップしていく画面に釘付け。観る度に視点が変わりそうだけど、初見はどこか正体不明の怖さを感じる脚本。
『サマーフィルムにのって』
(2021日本)監督:松本壮史
ななななんだこれは。ツッコミ処満載のプロットで、リアリティもなく、演技も達者という訳でもなく、普通なら白けそうなのに、白けない。その圧倒的なチカラにぐいぐい引っ張られて、何だか知らないけど時に泣かされる。訳わからん。脚本のメタ構造・対照構造が見事。観る人選びそうだけど一見の価値ありと思う。
『mid90’s』
(2018アメリカ)監督:ジョナ・ヒル
きゅんきゅん。ずっときゅん。出てくる子たちみんな好き。スケボーなんか乗ってなかったけど、自分の子供時代を思い出す。フィルム撮影というのも大きく影響しているんだろう。あの日の甘ずっぱさをリアルに思い出してきゅんきゅんしたいアラフィフ・アラフォーへ。
『LUCK-KEY』
(2016韓国)監督:イ・ゲビョク
大傑作『鍵泥棒のメソッド』の韓国リメイク。殺し屋ユ・ヘジンがイケメン設定ということが終始納得いかない他は、良くできててさくっと楽しめた。日本版の「老眼の広末涼子」が好きだったけど、韓国版のチョ・ユニも良い〜