カテゴリー: TV・映画感想

『大豆田とわ子と三人の元夫』7話

娘が出て行く際のセリフ
「勘違いしないで。ママがきちんと育ててくれたから、私は自立しようと思ったんだよ。大丈夫」
とかさ、
(これまでの「離婚3回の親に対する世間のアレコレ」的な伏線が効いてて…涙)

かごめちゃんのこと、オダギリの話とか

買収交渉に毅然と対応するとわ子さん(かっこいい!)とか

あちこちで泣かされたかと思いきや

なんなん!

また最後になって「ええええ〜!!!」
坂元氏のなすがまま。翻弄されてる。

前回のセクハラパワハラ社長なんて、ほんの序章、飾り、雑魚キャラ、ミスリードじゃんか。
いやーまいった。楽しい。

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同クールに楽しみなドラマが何本もあって、それぞれ全然別の魅力があって、個人的にちょっとここ数年ないくらい地デジ見てるなー。
積ん読も多くて、Netflixとアマプラのドラマは少しお休み。

『コントが始まる』6話

なんて優しい物語なんだ…。
隅から隅まで好き。

また太賀がイイところもっていったな〜。
神木君の女神カワイイな〜。
菅田将暉と有村架純の安心感。
古川琴音もいいねぇ。芳根京子も今回良かった〜。
あの高校時代の砂浜のエピソードとか、凡百のドラマだったらどっちらけになるシーン。
成り立たせてるのはあの3人の見事な演技と演出。

あとこのドラマ、衣裳がいい。太賀がいつも着ているあの紅白のヤッケみたいのとか、神木君の変な模様の部屋着とか!
あれでちゃーんと暮らしぶりとか生活とか性格が分かるよね。調べてみたら衣裳は伊賀大介さんだった。さすが!のいい仕事ぷりでした。

もう一つ褒めたい、美術さん。
このドラマ、出てくるお酒やドリンクの殆どが、スポンサーの関係か架空の製品、架空のラベルだ。(人気俳優が沢山出てると大変ね)
こういう架空製品のデザインがあまりにしょぼくてドラマを邪魔することって結構あるんですよ。こんなこと気にするのデザイン業界の人だけかも知れないけども。

いつもマクベスの3人が呑んでるあの緑の発泡酒缶のラベル!最初に見た時から、その「馴染み感」に感心してた。
まち中華の壁に貼ってあるビールポスター!メニュー!皆めっちゃ自然。気にならない。絶妙な「アルアル感」。すごい。

マクベスの公演フライヤー!wordですごく頑張ったか、Illustratorで素人さんが作ったくらいの。マクベスだとプロのデザイナーには頼めないかな、知り合いの誰かが作ったのかな?じゅんぺーが作ったのかな?という、そのあたりの絶妙な頃合いを、実にちゃんと再現している。

(確認できないけど、太賀の実家の酒屋さんに並んでいる日本酒や焼酎も、結構な割合でオリジナルじゃない?)

こういう風にキチンとデザイナーが仕事を果たしているのを目の当たりにすると、じんわりと嬉しい。

そんなことは置いといてて、毎回最高に幸せになるドラマだな。好き〜

『今ここにある危機とぼくの好感度について』4話

いやー今回も凄い。

前回の学長会見は、まんま今の首相の「同じフレーズ繰り返すだけ国会」のパロディだったし、今回と次回は、やめるに止められるぬオリンピックをそのまま思わせる切り込み方。

野木亜紀子さんがずっと地道に生活レベルの話題でやってきたことを、渡辺あやさんは今回もっと政治的に、明確に批判してみせている。そのオブラートの包み方がまた絶妙。

自分は色々な意味でここしばらくずっと日本人を恥じている部分があるけど、その恥じている部分を逆手にとって「ほら、これだったら問題ないでしょう?」「たしかに!」となるようなニュアンス…とでも言えば良いのか。敵の武器をうまくオブラートに使っているというか。ああこれは見事だ。拍手です。あやさん大好きだ。

前回から変わった学長(松重豊)、やっぱりこの人が演じると悪人じゃなくなるんだな。好き。古舘寛治もまたいい役だね〜。

それはともかく、2話ほどで舞台から退き、恐らく次回最終回で再登場する鈴木杏の、ショートでメガネのあの感じ…。デジャブだよね。知り合いならきっと彼女を思い出すよね。そう。▲フラスコの彼女。似てる。

映画『スペース・スウィーパーズ』感想

Netflixオリジナル映画『スペース・スウィーパーズ』

宇宙のデブリ屋達が主役のスペースオペラ。韓国版の『カウボーイ・ビバップ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』といった体で、全体がベタベタな設定とストーリーなんだけど、これが良かった!爽快。最近SF欲を満たしてくれる作品がなかったので嬉しい。インテリの女船長が好き。

もともと好きなジャンルだとは言え、何が良かったんだろう。演技?演出?撮影?美術?多分そのどれもだ。さすがの韓国映画力。

実は「韓国初の宇宙SF」らしい。満を持した最初の宇宙SFがギャグタッチのスペースオペラだなんて、その抜き具合もセンスいいなぁ。今後も楽しみ。

映画『ブックスマート』感想

2020年末に『ブックスマート』をAmazonレンタルで。(今はNetflix入りしているよ!)



【映画.comあらすじ】
「リチャード・ジュエル」「トロン:レガシー」などの女優オリビア・ワイルドが長編監督デビューを果たし、女子高生2人組が高校最後の一夜に繰り広げる騒動を描いた青春コメディ。高校卒業を目前にしたエイミーと親友モリーは成績優秀な優等生であることを誇りに思っていたが、遊んでばかりいたはずの同級生もハイレベルな進路を歩むことを知り、自信を失ってしまう。勉強のために犠牲にしてきた時間を一気に取り戻すべく、卒業パーティへ繰り出すことを決意する2人だったが……。主演は俳優ジョナ・ヒルの妹としても知られる「レディ・バード」のビーニー・フェルドスタインと、「ショート・ターム」のケイトリン・デバー。「俺たち」シリーズのウィル・フェレルとアダム・マッケイが製作総指揮。

前評判通り、クソ面白くて気持ちいい。最高最高最高

イヤな奴の出てこないスクールカーストもの。
という括りではしっくりこないか…。
まさに現代の、イヤ少し未来の、理想の未来の、学園青春映画。

主人公2人が、お互いのことを絶賛する様子がカワイ過ぎる。下ネタの切れ味も素晴らしい。とにかく、この世界で学生生活を送りたかった!と思ってしまう。先生も生徒たちもイイ。音楽も。最後も。良い良い良い

一昔前のスクールカーストもののように、アメフト部とチアを使わなくても、イヤな奴を出さなくても、最高に面白い学園ドラマは作れるんだ。
超オススメ。

2020年に観た映画ベスト

「2020年に観た」映画ベストはこんな感じ。
映画館はたった8本!しかもほとんど1-2月。
自宅鑑賞は約75本。普通は40〜50本なので、かなり多い年だった。

多くが自宅での鑑賞なので、今年公開作は頭に「●」を入れた。
旧作の( )内は日本公開年。多少前後あるかも。
数作以外は#movie_tv_dsm に感想をアップしています。

行く機会が激減した分、劇場の良さを再確認した年。
コロナ禍から復帰した一発目が『ストーリーオブマイライフ』で、すごく幸せだった。まぁ公開延期の時は本当にガッカリしていたけどもね。傑作だとそんなことも吹っ飛んでしまう。

『ハーフ・オブ・イット』と『ブックスマート』という、多分この先も名作として残り続ける新しい時代の傑作青春ドラマが登場したのも印象的。

そして自分的には『愛の不時着』から始まった、「韓国ドラマ元年」でした。今も観ているドラマは殆ど韓国。ベストドラマもちょっと前の作品だけど『シグナル』。観終わってからも相当ひっぱられた。自分の中で韓国ドラマブランドを確固たるものにした2作。『みつばち』とか見逃した作品も多い。イヤもうそりゃ沢山ある。2021年のお楽しみ。

また今年も、ベスト映画呑み会が楽しみです。

映画『ワンダーウーマン1984』

駅伝のために生きている妻と、実家預けの娘達のおかげで『ワンダーウーマン1984』を元旦朝から観に行けた。

ワイスピからずっと彼女のファン。今回も素晴らしかったガル・ガドット!

設定や脚本がかなり杜撰で、目を瞑るには余りにも…という感じなんだけど、冒頭含めすさまじくエモーショナルなシーンがいくつかあってトータルでは嫌いになれない。というかこんなに杜撰な脚本でも、彼女の神性がまったく穢されないのが凄い。WW。

特に冒頭15分くらい?過去と現代のオープニングは最高にアガる。80年代に合わせた敢えての少し粗い画像も良い。音楽も、ちょっと間抜けなヒーロー物の空気感まで、あの頃の色々な作品を思い出す。

ハンス・ジマーの劇伴も今回はすごく(あの頃の)王道で、ジョン・ウィリアムズっぽさまであるベタで格好良いオーケストレーション。特にエンディング曲!これがガルのWWにハマるんだよな〜。

余りにあまりな子供騙し的御都合展開が連発するのでガル・ガドットやヒーロー映画ファン以外にはオススメできないけれど…パンフレットも買っちゃった位、好き。クリスパインも大好き。設定がイマイチで生かし切れてないけど、今回のヴィラン二人もどちらもいい。

年の始まりにふさわしい映画だった!

金曜ロードショーで『カリオストロの城』

昨晩は『カリオストロの城』だった。
軽く10回以上は観ていると思うけど、この数年は少しご無沙汰だったかも知れない。
あまりに泣けて泣けて驚いた。

今はもうない「カッコ良さ」が詰め込まれている、というかベースになっていると思う。
余計な説明をしない。プロとしての矜恃がすべてのキャラの行動に表れている。

このブログが旧サイトからお引っ越しする時に「残した」記事で、最古に近いものがルパンの感想文だった。20年前。
今でも同じことを思う。

こりゃ信心深いヤツにゃ向かねぇ仕事だ。

映画『スペシャルズ!』感想

ユナイテッド・シネマ新潟で『スペシャルズ!』を鑑賞。

サブタイトルは「政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話」

【映画.com あらすじ】
自閉症児をケアする施設「正義の声」を経営するブリュノ。他の施設などで見放された子どもたちも断らずに受け入れる彼の施設には、さまざまな問題を抱えた子どもたちであふれていた。この施設では、ブリュノの友人のマリクに教育されたドロップアウトした若者たちが働いている。社会からはじかれた子どもたちをまとめて救おうとしていたブリュノとマリクだったが、無認可で赤字経営の「正義の声」に監査が入ることになり、施設閉鎖の危機に迫られる。

ドキュメントタッチで描かれる実話ベースの映画で、演技・演出とも非常にリアル。『クリムゾン・リバー』のヴァンサン・カッセルが好きで彼目当てに行ったのだけど、十二分に堪能できた。主役2人とも、とても演技には見えない。他にも「介護者と自閉症の若者、その家族たちが多数キャスティングされている」ことを今初めて知った。

病院でも施設でも手に余る重度の自閉症児たちを条件なしで請け負う2人の男。彼らの気負わない凄みというか、深い経験と人生を思わせる演技が、作品を信頼おけるものにしている。

【追記】
(公式サイトに以下のような記事があった。なるほどリアルな訳だ!)

本作は監督たちが25年以上付き合いのある施設を舞台に、長年温めてきた肝いりの企画。本来脚本を書いてから役者にオファーするのが常だが、実は今回カッセルとカテブには脚本執筆前に出演をオファーしたという。「作品に対するアイディアはあるが、脚本は用意していない。僕らと一緒にモデルになっている団体と長時間過ごしてほしい。それが無理なら、この映画の話はなし。断ってくれ」と大物二人にかなり強気に交渉したという監督たち。

ナカシュ監督曰く、彼らからの返事は早かったそうで「僕らのやり方は間違っていなかった。その日の夕方には二人からほぼ同じ内容のメッセージが送られてきた。『脚本がなくても大丈夫。このまま冒険を続けよう』とね」。

病院や施設のベテラン達が手に負えない問題児でさえ「彼らならなんとかやってくれる」と思われている最後の手段的存在「正義の声」。監査が入った男女調査員とのやり取りが一番のクライマックスで、もう号泣メ〜ン(ノД`)・゜・。

どの国でもある問題なのだろうな…。「正義の声」のスタッフ達の明るさとゆるい連帯感、プロ意識もすごく気持ちが良い。2人の他にちょっとしか出ない脇役までみんなイイのよ…(きっと俳優じゃない人も含まれてる)

隅々まで好き。機会あったらもう一度観たい。

映画『鬼滅の刃 無限列車編』感想


ユナイテッドシネマで次女と『鬼滅の刃』に。大盛況。

凄かったー!見たことのないアクションのクオリティと、ケレン味MAX。TVアニメの3倍増し。劇伴の迫力とサウンドデザインも見事。ユナイテッドの1番で観られて良かった…。それでもIMAXで観てみたい、と思わせるほど。

声優陣の名演技にも拍手。これは続編とか完結編とか、どんな出来になるのだろうか。今から楽しみにしています。

原作orアニメ未見の人や、切ったはった死ぬ殺すの連発が苦手な人にはお勧めしないけど、原作が好きなら十二分に楽しめる筈。

映画『Every Day』感想

Amazonプライムビデオで『Every Day』を。2016年、日本。監督は手塚悟。

【あらすじ】
交通事故で昏睡状態に陥っているはずの恋人・咲がいきなり目の前に現れる。
「時間を、もらったのね。1週間」
手作りの弁当を差し出す咲。
しがないサラリーマンの主人公・晴之と2人の、いつも通りだけど特別な1週間がはじまる。

「いかにも」で「泣かせ」な粗筋を読むだけではちょっと観る気にならなかったけど、haruka nakamuraの「Every Day」がハミングで流れる予告編を見て、彼が劇伴をやっていることを知って興味が湧いた。

いい映画だった。

冒頭の2人の演技だけでぐいぐい引き込まれて、最後まであっという間。全体的に舞台劇のような最小限の演出。

出てくる役者、皆が素敵。細かい仕草や台詞がいちいちリアルで刺さる。2人の友達や上司も、ちょっとしか出てこないけど皆「好き!」てなっちゃう。良い。アンナチュラルのUDIをちょっと思い出す。haruka nakamuraのピアノが抑えめに少しだけ流れる劇伴もすごく好み。(シーン毎にアテ書きで依頼するのではなく、作品全体を見てもらい上がって来た30曲ほどの中から、半分くらいを選んで使っているそう)

説明が全くなくて登場人物の関係性が最後まで分からなかったり、たぶん万人にはお奨めできないような作品なのだろうけど、出会えて良かった。
プライムすごいなー。

このタイトルなのに、ボーカル入りの『Every Day』が結局使われていないことにも驚く。でも、それがまた良いの!

役者は自分程度では知らない人ばかり。劇団方面の方たちなんだろう。主役の永野宗典さんはヨーロッパ企画の有名な方で脚本・監督なんかもなさっている。

好き!

映画『ガール・コップス』感想

Amazonレンタルで『ガール・コップス』を。(2019年・韓国)

リアリティはあんまりなくて突っ込みドコロ満載のコメディだけど、楽しかったなーー。
おばちゃんと義理の妹、二人の元刑事が暴れまくる!

「痛快」とはまさにコレ。クライマックスは極限までアガった。
言おうとしている大切なテーマもキチっと抑えていて好感。

きっかけはぷらすとで誰かが推していたんだと思う。その時は未だ配信されてなかった。
気付くと観れなくなっていたりするので要注意!

韓国ドラマ『シグナル』が最高過ぎたという感想

ここ最近ずっとハマっていたAmzonプライム配信中の『シグナル』(韓国・2016)がついに終わった。全16話で1話が70分以上あるから相当なボリューム。

過去と通信できる不思議な無線機を拾ったソウル警察の若い男性プロファイラーと、その上司の女性、通信機で繋がる過去の刑事、3人が主役となるクライムアクション。

「過去と通信できる無線機」なんてドラえもん設定が、SFルックじゃなくて普通にシリアスな刑事モノに入り込み馴染んでいる。脚本・演出・演技すべて揃っているからこその説得力。

単なる刑事ドラマとしても超1級で、未解決事件の真相からどんどん彼らの過去が明らかになる展開が最高。全16話通して自分の流した涙はアクエリアス1本くらいあると思う。

キツい哀しい展開がいくつもあって、というか常にキツいんだけど、ソレだけじゃない「観てて良かった〜」と思えるポイントがちゃんと随所に配置されているので、ストーリーの引きだけじゃない引力で見続けていられる。

主人公の3人が好きで好きでしょうがない。↑このビジュアルを見るだけでもう (ノД`)・゜・。
特に過去の刑事イ・ジェハン役のチョ・ジヌンは愛し過ぎちゃったので、他の出演作を追ってみたいな(お薦めあったら教えてください!)
他OPが良いだとか悪役が素晴らしいとか過去と現在を同時進行させる編集の巧みさだとかまぁまぁ書き切れない。

雰囲気は『TRUE DETECTIVE』や『FARGO(ドラマ)』なんかに似ているのであの手が大好きな向きには是非お薦めしたい。

映画『エクストリーム・ジョブ』感想

Amazonレンタルで『エクストリーム・ジョブ』吹替を家族と一緒に。
監督はあの大傑作『サニー 永遠の仲間たち』の脚本を手掛けたイ・ビョンホン。

【filmarksあらすじ】
昼夜問わず走り回るが、実績はどん底、挙げ句の果てに解散の危機を迎える麻薬班。これ以上引き下がることのできないチームの年長者であるコ班長は、国際犯罪組織の国内麻薬密搬入情報を入手し、チャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンの 4人のチーム員たちとともに潜伏捜査に出る。麻薬班は24時間監視のため、犯罪組織のアジト前にあるチキン屋を買い取り、偽装創業をおこなうことに。まさかの絶対味覚を持つマ刑事の隠れた才能でチキン屋は一躍名店としての噂が広まる。捜査は後回し、チキン商売で目まぐるしいほどに忙しくなった麻薬班に、ある日絶好の機会が訪れるのだが…。犯人を捕まえるのか、鶏を捕まえるのか!

韓国歴代興収1位とか2位とか、前評判がえらいこと高いのでめっちゃハードル上がってたけど、それでも面白かった〜。ただし、ギャグは基本的にみな半歩ズレてる感じ。(苦笑)みたいな。わざとなのか?

ダメダメ麻薬班が全員皆愛おしい!(特に尾行係ヨンホ好き!)お笑い路線でずっと話が進み、時にはくどいのだけど、その分クライマックスの大立ち周りですんごい爽快感がやってくる!

BDには115分の特典映像が付くのか…めっちゃ観たいけどディスクはなぁ…。

この麻薬班たち、1本だけの登場じゃ勿体ない!ぜひ続編作って欲しい!!

映画『ヴァスト・オブ・ナイト』感想

falconの感想みてAmazonプライムオリジナル映画『ヴァスト・オブ・ナイト』を。

【Amazonあらすじ】
1950年代終わりのある夜、若き電話交換手のフェイと人気ラジオDJのエベレットはニューメキシコで不思議な周波数の音を耳にする。それは彼らの小さな町と未来を変えてしまう可能性を持つものだった。

会話劇を中心に進む怪奇SF。電話交換手とラジオDJが主人公ということもあり、その会話演出のクオリティの高さや緊張感が、緊急通報指令室が舞台の傑作『THE GUILTY』を思い出す。

そして画作り!センスの良いMVみたいだ。誰かが歌い出してもおかしくない。盛り上げる劇伴もこれまたセンス抜群で、今年観た中でトップ3に入る。

最後だけちょっと一工夫欲しかったかな。でも大満足。夏の夜に冷たいワインを吞みながら観るのにピッタリなお洒落オールドスクールSFでした。

夏の映画呑み会 on Zoom

昨晩はさくっと映画部呑み会from土間。なんだけどCOVID-19への意識差みたいな話がやけに盛り上がる。東京まじ大変。気の毒。

こないだ観た『Last Letter』に対する鬱憤を吐き出せたのもすごく気持ち良かった!岩井映画のイイトコ全然無いし○○いんじゃ!
好きなものを語れる同志も良いけど、誰にも言えないあの映画に対するアレな!ひどいよな!みたいな話ができるのもすごく有り難く貴重。(公ではあまり言いませんよ)

そして今はやっぱり若草物語ね。もう公開終わっちゃうから未見の人は是非。映画館は元から換気設備の基準がかなり高いし、喋らないのでリスクも低いと思いますよ。

自粛期間から最近までの配信お薦め。#movie_tv_dsm に感想あります。

Netflix
『ハーフ・オブ・イット』青春ラブ
『ザ・ファイブ・ブラッズ』じいちゃんベトナム再び
『37セカンズ』青春アドベンチャー
『アップグレード』SF
『オールド・ガード』アクション→今公開の『透明人間』へ

他レンタル
『キツツキと雨』田舎人情
『ボーダー二つの世界』ダークファンタジー
『500ページの夢の束』少女冒険

そこまで長くなかったのに一升瓶の残りが驚くほど減ってて妻にびっくりされた。

今度は「MIUなんだったのだ会議」で会おう。

Netflix映画『オールド・ガード』感想

Netflixオリジナル映画『オールド・ガード』良かった!

「Netflixクオリティ(そこそこ)」なファンタジーアクション映画なれど、シャーリーズ・セロンの魅力が全編で爆発しまくってる!カッコ良すぎる!

【あらすじ】
原因不明で不死となり、数世紀の間、歴史の影で世直しのために戦ってきた「オールド・ガード」4人。さらに米海軍の若い黒人女性が数百年ぶりに新しい不死者として加わる。その秘密に気付いた製薬会社が、新薬開発のため彼らを監禁し研究しようとするが…。

『アトミック・ブロンド』もかくやというシャーリーズのCOOLなアクションがこれでもかと堪能できる。
新ガードの若者ナイルとのコンビも初っぱなから最高気分イイ。シャーリーズは恐らく千何百歳という設定で、その間に経験したとてつもない苦悩を思わせる重厚な人物像が彼女のキャラとぴったりハマる。

シャーリーズの目は、本当に痺れるよねぇ…

ワンダーウーマン的な「昔から影で世界を守ってきた」とか、
アマプラの『The Boys』『人魚の森』なんかに繋がる、ヒーローと「不死の苦悩」的なテーマは、もうもう大好物。他にも色んな見どころ満載で、Netflixっぽい軽めの演出がもっと渋くなったら、自分内では大傑作だったのに。お薦めですよ。

映画『イップ・マン3 継承』感想

『イップ・マン3 継承』をNetflixで。

盛り上がり的には前二作に及ばないものの、ドニー・イェンへの信頼は揺るがず、安定した面白さ。これでいつでも完結編が観れるぜ!

ちなみにアトロクで「ドニー・イェンお薦め映画」として挙げられていたのが
『スペシャルID 特殊身分』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー』
『精武門(ドラマ版)』
『ローグ・ワン/#スター・ウォーズ ・ストーリー』
だそう。

必ず全部観るぜ!

映画『クレイジー・リッチ』感想

娘達とAmazonレンタルで『クレイジー・リッチ(エイジアンズ)』を。俺だけ二回目。

中2と小4の娘にバカウケだった。もともとは長女が『オーシャンズ8』のオークワフィナいいよね!て言ってきたので、よっしゃー!そしたら次はこれだ!て見せたのだけど…考えてみたら全編娘達にウケるシーンしかなかった…。絶賛。

改めて見るとクライマックスの麻雀のシーン、ほんとゾクゾクして最高好きだな…。そしてマジでオークワフィナ最高。

娘達とラブコメで盛り上がりたいお母さんお父さんにもオススメ。

ABOUT

1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
(HTMLサイト→SereneBachブログ→WORDPRESSブログと転移)

好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。

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