ドラバラ鈴井の巣の第二弾DVD『マッスルボディは傷つかない』を相方と一緒に観賞。ちなみにオレは観るの二度目。
ボディビルを題材にしたコメディなんだけど、このボディビルの世界には我々一般人には知りえないオモロいしきたりがある。例えば自由演技の時間に、審判員へのアピールを高めるために、応援団がその選手を大声で応援するんだけど、その時の決まり文句。
ドラバラ鈴井の巣の第二弾DVD『マッスルボディは傷つかない』を相方と一緒に観賞。ちなみにオレは観るの二度目。
ボディビルを題材にしたコメディなんだけど、このボディビルの世界には我々一般人には知りえないオモロいしきたりがある。例えば自由演技の時間に、審判員へのアピールを高めるために、応援団がその選手を大声で応援するんだけど、その時の決まり文句。
須藤真澄さんちの「ゆず」ちゃんが亡くなりました。オレみたいな熱烈なファンでなくとも須藤さんの読者であればまるで自分の猫のように愛おしく思っていたことでしょう。それこそ、もらわれた小猫の頃からずーーっっと、彼女のマンガによってその成長を追っかけてきたのです。安らかに、須藤さんを見守っていてね。
↓オレ的NO.1ネコマンガです。特に「外ネコ」飼いしてたウチなんかは、ホントにその気持ちが良くわかります。「家ネコ」的飼い方には未だに違和感があるんです。理屈はわかるんだけど。
レンタルで『下妻物語』を観ました。コレまでネットで悪評を読んだコトがないくらい、皆様が絶賛されてる映画なんですが。
観てナットクです。悪口を書くトコロが無いと言えば大袈裟かも知れないけれど、ホントにそう思えちゃう位完成されてて、観たらほんのりと楽しい気分にさせてくれて、ちょっとしみじみとする部分もあって、いろんな物事の本質を実に簡単にアッサリと言い放ってて、テンポよく進むゴキゲン・コメディでした。思うに、「金髪巻き毛の極端ロリータ」「大袈裟ヤンキー娘」と、入り口がどう考えても自分の趣味とは合わないトコロから入ってるので、もうプラスばっかりに感じちゃうってのもあるカモ(笑)。加点法。別名おすもうさん理論。でも脚本がやっぱり最高だよ。コレはちょっとDVD欲しいぞ。
最近読んだマンガ。
●島本和彦『吼えろペン(13)』★★★★☆/ひとまず完。島本氏らしく力の入りまくった終り方。名言多し
● 中村嘉宏『オーバーマン キングゲイナー(3)』★★★☆☆/ビデオじゃ意味の分からなかった部分が理解できて助かってます。一層好きになった。
●紫堂恭子『王国の鍵(6)』 ★★★★★/最終巻。世界設定からストーリー構成から、もう何もかも見事です。最後であるこの巻も、『癒しの葉』のラストのような未消化感はありません。どちらもものすごく考えられたラストだと思うのですが…。コレは最初から最後まで隙無しのシリーズとなりました。ちょっと上手さが鼻につくぐらいの(笑)。うーん、自分的に『辺境警備』の次がこの作品だろうか。お疲れさまでした。
● 内藤泰弘『トライガン マキシマム(10)(11)』★★★☆☆/『ドラゴンボール』化しちゃってウンザリだったココ何巻かの展開に、一応ケリがつく。久しぶりに良い巻だった。
●福島聡『機動旅団八福神(1)』 ★★★☆☆/今後の期待大!
●TONO『カルバニア物語(9)』今読んでるトコ。
ゆうきまさみ『鉄腕バーディー(1)〜(7)』(小学館YSコミックス)。
ずっと昔、まだ学生の頃同じタイトルのマンガを読んだ憶えがあるのに、何故か最新刊が出てる。しかも「リメイク」とかの説明も皆無。「???」と思いながらネットで調べたら、やはり、以前中途半端で終わってた作品を作り直したモノだそうだ。何でだか知らないがリメイクだって事は、あまりおおっぴらには謳わない方針らしい。記憶の中の『鉄腕バーディー』は、決して面白かったと言えるモノではなかった。
しかし。作り直した方のコイツはオモロかった。夢中になってしまった。宇宙からテロリストを追ってやってきた巨乳刑事が、どこにでもいる男子高校生のカラダに乗り移ってしまうという、オタク向けとしてはもう3万回くらい同じような話が作られてるんじゃないか、もう設定だけならオイラ聞いただけでウンザリですよとゆうようなお話のはず、なのに。
そもそもの最初の設定が何だかその場しのぎ的で子供じみてるのに、そのテケトーに広げた(ように思える)フロシキを、一つ一つ実に丁寧に綺麗にたたんでいる。デザインから世界設定からストーリーから、かな〜り隙がないですよコレは。こおゆう話にありがちな世界観のインフレもうま〜いカンジで抑えつつその先のストーリーへと興味を繋ぐ。これスゴい。職人芸。
少し前に読んだ『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』の「競馬」といい、今回の「SF美少女取り憑きモノ」といい、自分的にはもう絶対にありえない位に読まないジャンルなのだ。ソレをこんなに夢中にさせちゃうゆうきまさみ。スゴいよ。地味にスゴい。あんましゆうきまさみブームになっちゃってブックオフで『パトレイバー』豪華本をまとめ買いしちゃった。やっぱしコレもオモロい。
そうそう、昔現役で『少年サンデー』を買ってた頃のゆうきまさみの印象が、今と結構違うのは何でかなぁって思ったら、勿論歳のせいもあるけど、やっぱりゆうきまさみのマンガって、単行本でまとめて読まないとイマイチその良さが分からないんじゃないかって思った。ストーリーの流れがかなり長期に渡って地味〜に組まれてるんだよね。
週刊誌っぽくない。『パトレイバー』もスゴいね。こんなの週刊で読んでたら(読んでる方の)テンション続かないよ。『究極超人あ〜る』は『サンデー』で読んでた頃の印象がサイアクだったんで買ってないけど、単行本で読み直したらまた違うのかね。
とにかく丁寧なんだ。脇役も全然脇役じゃない。実際にちゃんと「ソコにいるヒト」のリアル感が伝わってくるセリフ。一回出てくるだけの工事現場のおっちゃんが、ちょっとだけ喋るそのセリフが「普通」なのだ。主人公達もリアルだ。決して(「マンガ的」に)あせらない。それぞれのペースで本当に生活を続けているように感じられる。絵が嫌いじゃなければ、フツーにマンガ好きだったら、SF好きだったら、オススメします『鉄腕バーディー』。
宮崎駿『ハウルの動く城』を観た。
『もののけ…』の引退宣言からこっち、宮崎氏の新作をリアルタイムで、スクリーンで観れるというその事実だけで、震えるほどに自分のシヤワセを実感している。
彼とは趣味が合うのだ。映画的に好きだってゆう事を別にしても、趣味が合う。オレは、かなり年期も入った「宮崎びいき」である。以下を読まれる方は、そこらへんちょっと含んでおいた方がイイかも。
最近は明けても暮れても『水曜どうでしょう』三昧。地元の再放送『リターンズ』で「むむっ?」と思い、次にLimewireで集めた20本位のmovieを見ていたら、完全にハマりました。さらには、前からオレに『どうでしょう』を奨めていた友人からDVD4本を一気借りして、今度は相方と一緒に観賞中。現在は関連グッズ全て集めたい位に愛しちゃっております。噂には聞いていたけど、まさか自分がハマるとは思わなんだ。
相方もトテモ楽しんで観ているようなのですが、観終わった後にどうも楽しいような、悲しいようなちょっとモヤモヤした気分になるそうで。ソレは何なのかと分析すると、どうも自分が学生時代にやりたかった事を、このヒト達がやっているのが悔しいみたい、なんだって。自分が学生時代にやろうとして、つまらない理由で頓挫しちゃったり中断しちゃったりしたコトを、オトナのこのヒト達が見事に実現しちゃってるのが、なんか悔しいと。
オレはもともとこんなテケトー旅なんてするタイプじゃないし、TVや小説で充分バーチャル体験して楽しんじゃう方なので、悔しいって気持ちはないなぁ。でもなるほどって思った。別のジャンルではそんな憶えがあるモノ。観てて楽しいんだけど、何だか悔しいってゆうその気持ち。そっかー、今でも悔しいか。
今のバラエティの作り方はウンザリ、ドレもコレも観る気しないよ、って方はちょっと観てみてはどうでしょう。オレは最初、電波少年とか猿岩石(あまり観てないし嫌いだった)とか、あんなイメージで『どうでしょう』を捉えていたので、かなり食わず嫌いしていた期間がありましたけど、番組の作り方が全然違うよ。
だけど、1〜2本観ただけじゃピンとこないトコロもあった。まず1シリーズを全部観て初めて、「コレは何だか違うぞ。とても楽しい気分になれるぞ。次も早く観たいぞ」と思うのだ。そう思えた頃のアナタは、もう出演者全員を好きになってるよ。きっと。
コレから10年かけて毎年1〜2枚ずつDVDを出していくそうです。う〜ん。楽しみ。DVD発売までは共有ファイルでつまみ食いしていこう〜っと。
岩明均『ヒストリエ(1)(2)』(講談社モーニングコミックス)。キターー!!!前に読んだ『ヘウレーカ』は最期がちょいとガッカリだったけど、今作は途中にして既に傑作の気配。彼はアッサリとした絵柄と内容の残酷さとのアンバランス感が大きな魅力なんだけど、この描写力は中世の世界観とトテモ合っている気がする。
つまり、人間は現代と一緒なんだけど、ある部分の残酷さだけは全然違う昔の時代を、その人達を、例えばタイムマシンを通して現代から垣間見れたとしたら、その時感じるアンバランスさ、に似てる気がするんだよね。実際にタイムスリップしてその時代の人と交流してみたら、性格はそんなに変わらないし心は通じ合ったりするんだけど、ヒトを殺すことが普通に平気だとか。そんな不条理感が彼のマンガの雰囲気と実にウマくマッチしていると思うのだ。続刊が楽しみー!
連休3日目はTOKYO DESIGNER’S BLOCK。IDEEやメイン会場に寄った後、ココログエキシビジョン『ツナガリ』会場へ。TDB自体は、まぁいつもの評判通り「デートのネタにはイイかな」程度のモノしか見れなかったけど、この『ツナガリ』展は良かったよ。5人の方の作品がゆったりと共存していて、そのゆったりムードを、あったかくて狭い会場が包み込んでた。んでスタッフの方達の雰囲気が良かったんだよね。こゆのが大切。気持ちの良いサービスでした。
もうカレコレ1年ぶりくらいだろーか。『ER』をふたたび観始めた。レンタルDVDで。前回は6thの終りで止めていたので、復習を兼ねて6thの最後から始めて、今はもう7thの5巻だから、18話くらいまで進んだのかな?
友人の買ったガソリンエンジン式水中スクーターの進水式を遂行した。イタリアンデザインのイカすヤツだ。
メガネとシューノケルがかけてある棒状のヤツが吸気管。ここの先を手で塞げばエンジンが停まる。勿論この管が水面下に下がってはいけないので、潜水は殆どできない。この点が今まで遊んでてたバッテリー式の「SEADOO・ドルフィン」と違うトコロ。SEEDOOの方は遅くとも自在に潜ることが出来たし、タテになろうがひっくり返ろうが自由だった。
こっちのエンジン式のヤツは公称8km/hというだけあってパワーがスゴい。ちなみに50cc。腕も疲れるが、まずパンツが脱げる(笑)。今回は2人しか試せなかったが、多分3人くらい数珠つなぎになっても充分に進んでいくことが出来るはずだ。
このマシンは構造上、手を離してもアイドリングで進んでいく。しかも結構な早さ。そして円を描いて戻ってくる。手で抑えててもパシャパシャと撥ねるし、何だかペットみたい。
戻ってきたところに掴まって、進み始めるmovie(QT:340K)
どちらかと言うと主に移動用になると思う。いつものカキ獲りの場所は浜から結構離れていて、フィンを付けて人力で移動してたんだけど、SEEDOOにコイツが加わればボートもヒトも楽に運んでいけそうだ。早く来年にならないかなー。
ぶっちゃけ掲載されてるうち半分は持ってる本とダブりなのだけど、「山ちゃん物語」が全部読めるのは初めてなので¥1,800も出して買っちゃった。んで『アジアパー伝』のトコロをダラダラと再読していたら、今更に今サラな発見。こないだイラクで殺された橋田さんって、鴨の元師匠だったんだね。
んで巻末のかるたにもこんな捨てぜりふが。
もちろんココに描かれてるのは同性の別人って可能性もあるけど、サイバラに鴨を紹介した勝っちゃんが橋田氏の後輩(?)なのはTVで公表してたし(対談とかもしてたよねぇ)、勝っちゃんの日記でもソレらしき表記があったし、まず間違いはないでしょう。鴨にしても勝っちゃんにしても、全然アタマの上がらなかったヒトらしいねぇ。
まず今年ベスト10に入るだろう面白さ。同タイトルのドキュメンタリー番組をフジの『NONFIX』で制作したディレクターが著者。「放送禁止歌」を「放送」するという同番組を完成させるまでの経緯を軸に、放送禁止歌というモノは実際には存在しないという意外な現実、表現の自由に対して思考停止しているマスコミの実態、触らぬ神にタタリなし状態の被差別部落問題に鋭く、赤裸々にツッコんだノンフィクション。
本文中に、「(差別について)知らない自分だからこそココまでやれたのでは」というような記述があるけど、ソレはまさに本書をオモロくしてる大きな要因だと思う。カッコつけず、分かったフリをせず、まっとうに突っ込んでいる様が気持ち良い。最後は少し泣いちゃった。そして文章構成がめっちゃ上手。まさに、上質なTVドキュメンタリーを見ているようだ。
被差別部落についてはホント学校で少し習った記憶があるくらい、ソレさえも殆ど忘れていたという恥ずかしい自分だけど、この本をきっかけに色々読みたいと思いました。絶対オススメの1冊。
今日の古民具自慢。
下にiBook置いてあるんで何だかよく分からないけど、クリップボード。 バネの形状が面白い上に、現役でバチっと動く。こりゃメッケもんだ。一昨日、蚤の市で¥1,000で購入。
随分前に西荻の昭和レトロ雑貨屋みたいなお店で購入。イケてる醤油差しをずっと探してて。2人で「コレ!」とすぐ決めた。¥2,000くらいだったかしら。
最近買ったマンガとかテケトーにmemo。
●ゆうきまさみ『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』(小学館サンデーコミックス)を20巻ほど。とあるきっかけで競馬馬育成の牧場で働くことになった青年と、その牧場の人達とのドラマを描く競馬&ファミリーマンガ。
こんな地味なマンガが、よくコレだけの長期連載を続けられたモノだと驚く。「牧場の美人姉妹たちへの淡い恋」みたいなカタチで表面上はウケる要素を盛り込んでいて、その上っ面要素はいわゆる小学館サンデー、スピリッツ系「ラブコメ」と一見同じように見えたりするんだけど、実は違うくて。ラブコメはあくまでふりかけ程度で実際はファミリーマンガ。ゆうきまさみ、スゴい。地味な日常の描写がホントに上手い。丁寧だ。
高橋留美子やあだち充みたいなああゆうワンパターンラブコメってオレ実はすげぇ苦手なんだけど(好きなヒトいたらゴメンなさい)、コレはイケるなぁ。あ、あとオレ競馬にはコレっぽっちも興味ありません。プロ野球に次いで「世の中から無くなってもまったくノーダメージ」コンテンツです。そのオレをしてコレだけ読ませる。うーん。やるね。競馬用語バリバリな会話んトコはさすがにちょっと飽きちゃうけど。
●桑田乃梨子『豪放ライラック(1)』(ワニブックス・GUMコミックス)珍しく女子高が舞台。ソレなりに楽しんだけど、主人公チームにオトコノコが混じってる時の方がやっぱしオモロいかも。異性の友達との交流、みたいな描写が上手なのかな。
●吉野朔美『period』(小学館IKKIコミックス)相変わらずレベル高い。でも今はちょっと気分じゃない。子供を殴る父親に借金で逃げてきた伯父と小狡い伯母、サイテーの話ばかりなのに読後感はさほど悪くない。
●西炯子『STAY』(小学館フラワーコミックス)ああ、今気付いたけど『お手々つないで』の方が後編なのか。先に買って読んじゃってたよ。どーりでイマイチ分からんかった。西炯子復活をちょいと期待させる位にはオモロかった2作(特に『STAY』の方)。持ち味の魅力あるサブキャラも結構出てきて。だけど、まだまだ。今の西炯子はあんまりヒトには奨めよーとは思わない。
そう、『パーム』連載再開を祝して、バナーを作りました。マンガを読めるすべてのヒトにオススメします。最初の方は絶版になってますが、文庫が出てます(コレが1巻。だけど1巻だけはイマイチなのでまとめ買いすること)。ブックオフで見つけるとヒトにあげるために買っちゃおうかと思うくらい、好きです。獣木さん、死なないで。