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『美女と野獣』感想

シネコンで『美女と野獣』鑑賞。2D字幕。

廻りの評判は聞いてたけど、すげー良かった。大好き。ダンスシーンの美しさとか美術のセンスとか陶酔しっぱなし。特にオープニング10分くらいの完璧さと言ったら!登場人物の描かれ方も、主人公ベルの動きも、話す内容も、ちゃんと今観て共感できるようになってるし。気持ちいいよ。ドレスのラインとかもう最高。

自分一人で観た数日後に、運動会の代休で妻と娘二人が観に行った。
妻「すごく良かったけど、こういう作品をアレだけ推してる旦那、ちょっとキモいとおもたよ」
そこでオレは娘達に言ったね。
「そういうね、オヤジだからこれが好きとか、男らしくないとか。見た目でで物事を判断しちゃいけない、ってゆう話だったよね?」と。
(単に笑いをとろうとした妻に対して得意げに言い放つダメ夫)

最近はまず描かれない(最後にキスシーンのある)王道のディズニープリンセスストーリーかと思いきや…
城に囚われの王女を王子様が活躍して助ける話、では全然なくて、まったく逆。野獣がプリンセスだ、ってどこかでも語られてたな。ベル役は俳優エマ・ワトソンの人柄ともかぶってほんとベストキャストだと思う。彼女パンフレットにもいいこと書いてた。
とくに『ラ・ラ・ランド』好きだった人には観て欲しいなぁ。きっと気に入ると思う。

ひよっこ #56(6/2)感想

今さらですけど、なんで自分はこんなにスクリーンショットを載せたがるのか。この記事を書く意味は何なのか。

NHKの連ドラって、その日その日でめっちゃ感動したり共感したりしてるんですけど、いかんせん細かくて長いので、すぐその話を忘れてしまう。
で、後で思い返そうと思って情報を探しても、あまりに話数が多いので、欲しい「あのシーン」にすぐ辿り着けないんですね。検索とかしてもね。
だからこの記事は、「最高に感動したあのシーン」にすぐアクセスできる、自分なりのデータベース構築をやっているのです。ご了承あれ。

#56は立てこもった豊子との会話から。こんなことをしたからって何もならないと分かってる、という豊子。だけど「話したい」んだと。今まで文句を言ったことは無かった。地元で高校進学ができなかった時も、出稼ぎに上京しなきゃならなくなった時も。一度も文句を言ったことはなかった。だけどこれは辛すぎる。初めて自分が自分らしくいられる場だったのに。ここでずっと皆と働いていたい。なんでそれができないのか。言いたい。言いたいんだ。
それに対するみね子や愛子さんや松下主任の優しい言葉が本当に良くてね。で、やっぱりそうやって優しい言葉をかけられるだけの子だったじゃない、豊子って。立てこもりから出てきて真っ先に飛びつく澄子とかもう…

差し押さえ業者の人達の、なんとも言えない表情。想いの詰まった什器類を持ち去る時に、工場の女の子たちが揃って「よろしくお願いします」と頭を下げているのを見て、じっと黙った後、皆帽子を脱ぐ。

業者を見送った後、愛子さんの音頭で皆笑いながら最後の食堂に向かう。それに向かって一人頭を下げる松下主任。きっとそれは心からの感謝、御礼だったんだろうなと思う。本当に幸せな職場だったよね…

カレーを食べに向かう乙女達。この後ナレーションでみね子は語る。お父さん宛の心のメッセージでは、どうしても自分に近しい子達の話ばかりだった。だけど他にもここに居る皆、すべてに同じような物語がある。一人一人に皆、必ず物語がある。それってすごいことだ。こういう物語が沢山あるのが東京なんじゃないかと、みね子は思ったと。カメラはみね子たちの他の乙女寮の子たちを映していく。

普段表に出ていない登場人物たちの「物語」まで感じさせる、まるで皆がそこにいるかのように。こういうのがやっぱり良いドラマだと思うんだよね…

あとは公式からクリップ

大切なシーンの撮影後にそろってパチリ。 #小島藤子 #井之脇海 #朝ドラ #ひよっこ

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寮長…そいつは…そいつはアカンねんて…

一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に悩んだ仲間たち。 #小島藤子 #松本穂香 #藤野涼子 #八木優希 #朝ドラ #ひよっこ

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カワイすぎるわ…

レトロな喫茶店に、幼なじみ3人組。久々の集合です♪ #有村架純 #佐久間由衣 #泉澤祐希 #仲良し #喫茶店 #朝ドラ #ひよっこ

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うらやましい関係。これからずっとこの3人は伴走してくれるのかな。

ひよっこ#50(5/30)〜感想

今週は毎朝号泣。名シーンばかり。どうやら本当に、乙女寮の子達とはお別れになってしまうようで…



田舎に帰ることを告白する優子。この語り口調がゆっくり、丁寧で、本当に彼女らしくて、イイ子なんだよな。
優子「ほんっとうに、楽しかった。みんなのこと、大好きだよ、あたし。大好き。」
優子「離れしまってもても、わたしのこと忘れねでね」
寮長「ばがっ!忘れるわけないでしょ!」


皆で最後に浅草に夜遊びに出た帰り。寮長にしなだれるみね子。キュンとくる。
この前のみね子の独白
「おとうさん、笑っているけど、泣きそうです。」
「泣きそうだけど、楽しくて仕方ないです。」
もたまらない。


まさかのプロポーズを大喜びで受けちゃう寮長・幸子。地位も学歴も名誉も金も何もないのにでっかい夢だけがある雄大君は、誰がどこから見ても100%ダメ案件だし2人の辛い行く先も見えすぎるほど見えちゃうんだけど、イイんだ。今寮長が幸せなら。優子ちゃんが幸せなら。イイんだ(そっと涙を拭く)。


ああ、ほんとにいなくなっちゃうんだ…。ルームメイトの中で一番先にいなくなった優子。信じられないよ…。


工場最後の操業が終わり、差し押さえの業者が待っている中、急に立てこもりを始める豊子。
「やだ…絶対やんだ!!!」という絶叫。
人一倍真面目で、進学したかったのに無理矢理出稼ぎに上京させられた彼女が、多分生まれて初めて見つけた仲間たち。自分を自分のまま迎え入れてくれる場所。その場所がいきなりなくなると知った時に彼女がとった行動。真面目な彼女だからこそ(そしてまだまだ高校生の年齢だからこそ)その気持ちがすげー分かって、見た瞬間に号泣。

まだまだ、名シーンばかり、名シーンしかないような週だけど。取り急ぎ。

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』感想

シネコンで。2D字幕。

途中相当に辛いシーンがあって、観ながら「ああもう俺だめだ…」と思っていた位なのに、一晩経って思い返すと、何だかすごく愛おしい気持ちになっている、不思議な作品。(勿論グロとか怖いとかそういうんじゃないです。精神的に)

この不思議な後味がなければ、きっとインスタにもあげなかったと思う。ケーシー・アフレックのイケメンdeダメ男ぶりがすこぶる良い。と思ったらアカデミー主演賞だったか。え、脚本賞も?それはちょっと良く分からない。映像も音響も良かった。音楽も背景音も。

まるで映画を観ていないようにも思えて、やっぱり映画っぽくて、でもやっぱりちょっと違ってて。全編静かだけど時にメンタルには相当キます。万人にはお奨めしない。準主役の高校生が二股掛けまくりでヤりまくりなんだけど何でモテてるのかが分からない。あとへっぽこバンドのシーンとか、元妻とのやり取りとか「気まずい」シーンも満載だ!

町山智浩さんの「たまむすび」での解説によれば『容疑者、ホアキン・フェニックス』のトラブルで信用を完全に堕としキャリア的に死んでいたケイシーを、兄のベン・アフレックの親友だったマット・デイモンが元々決まっていた主役を譲ったのだそうです。チャラチャラ調子にのっていた主人公がどん底に落ちることろも現実のケイシーとシンクロしていて。奧さん役のミシェル・ウィリアムズは『ダークナイト』の後死んでしまったヒース・レジャーの奧さんだったり。まぁ皆さん色々ある。

ケーシー演じる主人公のリーが、何故これだけ心を閉ざすようになったのか。その理由が分かる瞬間がこの映画の白眉。画はなんてことないのに凄まじく衝撃的。帰ってすぐに寝ている子供を抱きしめた。

そろそろ上映終わっちゃうかも?気になったら是非お早めに。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2』感想

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2』は初日に観に行ったよ!当然!
(邦題は「リミックス」という本当にふざけたサブタイトルが付いてるが無視)

とにかく途中まではず〜っと笑いっぱなしだった。イルミネーション映画かって言う位、途切れのないギャグ。しまいには数分ギャグのないシーンが続くとちょっと不安になる位。楽しかった。エンディングも最高だったな〜。

前作と違って、最初から皆が仲間で、最初から一緒になって何かしている、というトコロだけでもう感動モノですよ。あのオープニング戦闘シーンたるや!2から観たって人も廻りにいるみたいだけど、気に入ったら是非!1作目を観て!

前半のぶっとび具合は大好きだけど、トータルで考えると自分は1の方が好きだな。あと曲の趣味もあるけどね。今でも1のサントラはヘビーローテーション。娘達も大好き。だから一人で観に行ったとバラすと怒られたのなんの。ベイビーグルートも最後もっと活躍するのでは…と期待していた。

でも実は前作も1回目に観た時は「そこまでか…?」と思ってたんですよそう言えば。家族で観た3回目位からもう最高かコレ・モードになっていた。だからリミックスも(この言い方大嫌い。大体劇中でもリミックスなんて出てなかったよ)これから感想が変わってくるのかも。

個人的クリス・プラットブームが続いてる中でもクライマックスの出来。存分にクリスを味わった。ヨンドゥ大好き。素晴らしい体験でした。

P.バラカン出前DJ in 新潟県政記念館


新潟市では2回目になるP.バラカンさん出前DJin県政記念館。前回に続き70年代特集なのだけど、2時間かけても、結局すべて’73年だけで終わってしまった(笑)。ジャンルもいろいろで、色んな人に向けてセレクトしていただいたように感じました。

前回のラストは、福島市でのFOR座REST大学・「清山」地下BARでの思い出紹介から、その時の曲「The Ghetto (live)」をかけてくれて、当時まさにその場所にいた自分は、この上なく感動した。今回のラストはドビー・グレイの「Drift Away」。

バラカンさんはもうきっと何十年も推してる曲だしあらゆるレコメンドリストにも載せてるし、バラカンモーニングの最終回にも勿論かけていたはず。詩はまさに「音楽賛歌と言える内容(バラカン氏)」。個人的には大学時代同僚や先輩とやってたラジオ番組でも最後に使っためちゃくちゃ思い入れのある曲で、またまた感極まってしまった。当時入手して北書店で再入手したバラカンさんの著書『魂(ソウル)のゆくえ』のあとがきにもこの歌詞が引用されてたのだけど、今見つからない!

Oh, give me the beat, boys, and free my soul
I want to get lost in your rock and roll
And drift away
さぁビートをくれ!俺の魂を解き放ってくれ!
ロックンロールの海に溺れたいんだ
そして どこまでも流れていくのさ

あまりにもベタな内容でしかも思い入れが超深いのもあってここ10年ほどiTunesに入ってなかった曲だった。でもやっぱり、何度聴こうがいいもんだね…
前回も書いた気がするけど、とにかくこの会はお酒が欲しい!次回はぜひそんな会場でやってもらえますように…。

メレ山メレ子『メメントモリ・ジャーニー』

評判通りの良い一冊!章末に数行で記される、確固とした、宣告のような文章に毎回やられる。
加えて盛り沢山な内容。もっと早く読めば良かった、とも思うし、これはいつ読んでも同じように大切だな、とも思う。そしてこの本は、一箱古本市には出さないだろうな。ブックオフでせどりして売りたい。

「手近な銭湯の煙突にでも登って「私の幸せはこれだ!みんなはどうだ!困ってるやついるか!全力で考えろ!自分をだめにする場所からは全力で逃げよう!」と拡声器で叫びたいなぁ、と思うことがある。自分にとって、文章を書くとは、そんな作用がある」〜「おわりに」より

まわりの、ちょっとでも「生きるのしんどいな…」と思っている、で、好きなことを持っている人達に、良かったら読んでほしいと思った。少し生きやすくするための、少なくとも1つの方法が、ここには書かれているから。で、偶然なのだけどその方法、俺も実践していたのでした。

『SING』感想

『SING』(吹替版)をやっとシネコンで観ました。先に観ていた妻と次女も絶賛してたけど、ホントに傑作。吹替がまた最高。「次に字幕版観たってこれ以上良くなりようがないでしょ?」と思える位。歌モノとしても群像劇としても、そしてイルミネーションの新しい可能性を見た一作としても大満足。

アホなギャグ連発でストーリーなんて大してアレな(失礼)これまでのイルミネーション作品(怪盗グルーやペット、どれも大好き)とは少し違う、ちょっとシリアス入ったギャグ映画になってる。

途中若干ダレたり、主人公のダメさに呆れたりすることがあっても、最後のライブシーンで全部帳消し。特にMISIAが歌うクライマックスは音楽ライブとしても最高、鳥肌出まくりの名シーン!

↓以下ネタバレ
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映画『3月のライオン』後編感想

シネコンで後編を観ました。良い映画だった。自分的には「ここ違ったらライオンじゃないだろ!」というようなキメ所が変えられていたのに、観ているうちに「やっぱこれはライオンだ…最高」と心から思えてくる。すごかった。今も引きずってる。

出てくる皆に魂が込められていて、思い返しただけでも泣けてくる。「そこはそうじゃないだろ…」と突っ込みたくセリフや展開もあちこちにあるんだけども、最終的に挽回してくれる演出や名演技が山ほどあって、もうエンディングでは目が痛い。あの予告編で散々サビだけ聞いてた『春の歌』が、まったく違う印象で聞こえてきた。歌詞に打たれる。終わってからもずっと聴いてる。

予告は観ないでいいです。全然印象違う。今回も本編観た後に予告編を初めて観たのだけど…やっぱり肝心な将棋シーン全然出てないし。また神木君やたら走ってるし…。全然そういうんじゃないです。あと爽やかさもない映画です。ひたすら胸に来る、ひりひりするような、あの人たちの生き様。だけど思い出すと「やっていける」気持ちになれる。作品が彼らの人生にちゃんと寄り添っている、そんな手触りがある。皆が愛おしい。

何日か前に観たのだけど感想書けなくて、でもなんとか初動に貢献したいからTweetでレコメンドします。制作者に貢献するなら初期動員で!迷っている位ならさっさと観るべし!忘れられない作品になりました。こんな『3月のライオン』という作品の幸福を思って、羽海野さんの気持ちを思って、また涙。

後で感想書くけど、きっと「原作ファン」の中には反論色々出てくる改変があったと思う。でもね、その分の説得力が充分にあった。最後の終わり方も大好き。羽海野さんが血反吐を吐き悩みながら10年以上書き続けてきたその想いが、魂がちゃんと継承されていると思えた。

前編が今新潟市だと朝9:30からとかかなりハードル高くなっちゃったけど、まだ大丈夫です。あの将棋シーンは、ぜひ劇場で観た方がいい。
ディスク出たらライオンナイトやりたい!語りたいシーンが山ほどあるよ。

以下ネタバレ含みます。
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大崎善生『聖の青春』

大崎善生『聖の青春』読了。間違いなく今年ベストに入ると思う。

インスタに「原作を読まれて再度作品をみるとまた違った感想を持たれるかもしれませんね。」とコメントいただいたけど、その意味がとても良く分かりました。未だ映画再見はしていないのだけど、一度目の鑑賞を思い出し、忘れないうちに書いておく。

映画は聖の晩年のみを映像化したものだったけど、そこに至る背景を知ることで、同じシーンを観ていてもその意味合いがかなり変わってくる。映画は原作をあちこちで(時に大幅に)改変しているけど、それが悪い訳ではなく、初見者には分かりやすく、原作既読者にはまた違った意味をもって伝わるような、ある程度納得できる理由を感じた。

一番大きな印象の違いは、聖の人物像。映画は晩年なので病の描写も相対的に目立ち、どちらというと気難しく強情で、他人のことより自分の勝利のみを考えている天才肌で自分勝手、といったイメージ。
これが原作だと、病には苦しみながらも、誰とでも公平に接し、嘘は無く実直で他人のことを思いユーモアもあって、棋士仲間に愛されていた姿が浮き彫りになっている。一番関係の深かった森師匠の描写もずっと深くなっていて心打たれる。

映画で描かれるのは原作の中の「ほんの一部」、人生の終盤のみでもちろん多くが省略されている。映画の見方が変わるというのは、原作にある「それまでの物語」を知ることで、その「ほんの一部」を関係者がどのような気持ちで作ったか、演じたか、が分かる(気がする)から。あの局面に至るまでに何があったのか、映画中では多くを語らない聖の胸の内に何が秘められていたのか。あの瞳の奥にどれだけの努力や絶望、眠れない夜があったのか。原作を読むことで聖への愛着の度合いは格段に変わった。「『3月のライオン』の二階堂のモデル」とこれまで気軽に書いていたけど、羽海野さんがどんな思いで二階堂を描いていたのか、今まで知らなかったその思いの、何十分の一かでも分かった気がした。

他にも書きたいことは山ほどあるけど、ひとまず。素晴らしい一人の人間の生涯を知ることができて幸せでした。
(師匠である森信雄さんがブログを今も続けられていて、聖の写真と想い出が沢山載せられています)

miniDVビデオを買って良かった。


これ、12年くらい前の結婚当時に買ったminiDVのビデオカメラ。当時はHDビデオがほんの出だしだったかな?あとDVD-Rディスクカメラが結構あったと思う。何にしてもこれを選んで良かったという話。

今もバリバリ現役で使っているし、再生もこれ一台で問題なく使えてます。

●修理は2回。カセットデッキの部分の取り出し機構と、液晶モニターが一度切れてしまった。

●HDMIケーブルが使えるので今でも再生のハンドリングが実にいい。車でも観ちゃう。

●カセット単位で保存しておけるのは実はとてもラクチンで、後で見直すのもハードルが低い。コンテンツごとにまとめておくことができるから。今でもことあるごとに昔のテープを見直している。

×録画前のハードルは、事前にカセットの確認を少しするので、HDD、デジタル系より少し高いと思う。

×早送り巻き戻しはテープなので遅い。しかし娘達が現代で唯一触れあうテープメディアじゃないだろうか。「早送り」「巻き戻し」はここから来ているんだよ、なんて。

●ハイビジョン画質は今観てもさほど遜色がない。

●カセットが今でもちゃんと売ってて、コンビニでも買える。

●HDDカメラ系で面倒な(と思われる)バックアップや整理などの後処理が必要ない。カセットのラベル貼りくらい。

VHSとベータじゃないけど、こういう電子機器のセレクトってある意味博打じゃないすか。珍しく成功だったと言える例でした。

『聖の青春』感想

iTunesレンタルで。
ずしんと残る。すごく珍しく妻と観たのだけど、終わった後問答無用で「いい映画だった…」と二人で呟く位。『3月のライオン』どころか、もっと地味な作品だということは、最初にお断りしておきます。だけどオススメ。将棋のルール知らないけど全然楽しめる。

わずか29歳で夭逝した天才棋士・村山聖の壮絶な晩年を、松山ケンイチが体型まで変えて挑んだ意欲作。『3月のライオン』の二階堂は彼がモデルだが、脇に弁当を持ってきてくれるじいはいないし、家がお金持ちでもない。「東の羽生、西の村山」と並び称された羽生名人を東出昌大が演じる。

東出昌大君の演技に圧倒された。
ごめんなさい。今まで侮っていました。彼の役者としての印象は、この一作で一気に覆された。東出君の出演作はこれまでも結構な数観てきているけど、今作がダントツのベストアクト。

「全身全霊をかけて羽生役に挑んだ」と言う松山ケンイチ・聖が映えるのは、相手役の東出・羽生名人の存在感があってこそだ。実物の羽生名人をそんなに知っている訳でもないくせに、この役はどこか「名人の神」が降臨しているかのようだった。文字通り神がかっていた。

直前に観た『3月のライオン(前編)』とどうしても比べてしまう。『ライオン』の将棋シーン、棋士達の名演技に圧倒されて素晴らしかったと書いたが、『聖の青春』を観た後に『ライオン』を思い出すと、やはりあちらは「『映画』として圧倒された」という感じ。

何を言ってるのかイマイチだろうけど、要はこれに比べると「ライオン」はやっぱり作り物の世界で、勿論それはそれで問題なくて楽しませてもらったのだけど、『聖の青春』は「映画を観ている」という体験以上の何かが感じられた、ということなのだ。勿論ノンフィクションをベースにしているということもあるのだろうけど、それだけじゃない何かが宿っていたようにも思う。

脇を固める役者達も良い仕事をしている。彼なくしては聖は存在しえなかっただろう師匠役のリリー・フランキー、ハマり役。聖の弟弟子役には『3月のライオン』で特殊メイクにより二階堂を演じた染谷将太が、(どちらかと言えば)「一般人の目線」で聖と向かい合う。

将棋出版社のデスクっぽい役をやっている筒井道隆!ヒゲでメガネの彼は、声でかろうじて分かるものの、俺の知る十数年前の筒井とは別人だった。良い意味で驚いた。

先輩棋士荒崎学(モデルは『3月のライオン』原作の挟み込みコラムでお馴染み先崎学)を演じる柄本時生もいい。吞み打ち買う古風でやんちゃな彼は初対面こそ反発しあったものの、聖の良き理解者であったようだ。彼の最後のカットには容赦なく心打たれた。

最小限に使われる劇伴も、とても良いかんじ。

以下ちょっとネタバレ
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『たまむすび』赤江さん降板(産休)

TBSラジオ『たまむすび』赤江珠緒さんは今日で一旦お休み(産休)に入った。『キラ☆キラ』から代わって最初に聴いた時の印象は、なんと間の抜けたほんやりした人なんだろう、特に面白いことを話す訳でもなし、マニアックな話題に精通しているワケでもなし、的確な鋭い突っ込みができるでもなし、これで昼オビラジオなんてできるんだろうか?と思ったことを覚えている。

何せそれまでTBSで良く聴いていた番組がみな、大なり小なり結構社会派?だったもので。自分が聴くTBSの番組の良さってそうゆうところにあるんだと、ずっと思いこんでいたようだ。

ところがどっこい。それから五年後の今までずーーーっと聴き続ける最愛の番組になったのだ。なったのだけど、どこがそんなに好きなのか、未だにちゃんと言語化できない。曜日毎に違うパートナーを相手に、あくまでもマイペースを突き通す(ように見える)彼女。どのようななテクニックを使っているのか、聴いていてもいつも笑いが絶えない。

話がうまいワケでもなく、オチのない話でも平気で披露する。そのウケ方がそれぞれパートナー毎に違うのも又見所。あ、そうか。欠点があるからパートナーの力をうまく引き出せているのかも知れない。

一つ、最近よく思うのは、こんな女友達がいたら、きっととっても楽しいだろうなぁということ。

5年間存分に楽しませてもらいました。まさか赤江さんがお母さんになるとは思いもよらなかったけど、いざそうなってみると別に違和感のないところがまた凄い。
赤江さん、ありがとう。大好きだったよ〜!!!

映画『3月のライオン 前編』感想

『3月のライオン』をシネコンで鑑賞。
「泣いたり笑ったりのエンターテインメント超大作!」とかでは決してないけど、おっさん達と神木君の、匂い立つような濃厚な演技をじっくりと味わえる良作でした。
ちなみに俺は原作の大ファンです。同時代に生きてて良かったと思う。現代のマンガのの最高傑作の一つだと思ってます。

神木君がすごいことは、もうそろそろ分かったつもりでいたのだけど、まだまだ凄いことを思い知らされた。魅了された。目の演技がすごい。真っ暗なライティングで目だけ光るようなシーンがいくつもあるんだけど、目が大きいのも相まって迫力がすごい。

そして、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、奥野瑛太、甲本雅裕らが演じる棋士達。事前の予告を観ている時に誰もが思う「俳優の○○が演じているからどうこう」とかそゆこと、一切意識させない。くらいにそのまんま。特に佐々木蔵之介の目!目!島田名人そのまま。「佐々木蔵之介」という単語は観ている間には浮かんでこない。圧倒的。皆がもとから島田で、後藤で、宗谷だった。

将棋シーン。基本的に盤上の駒の動きをすべて映画に流せる訳はないから(そうだとしても分からない人が殆どだろう)、棋士2人のセリフのない演技のみで場面が進むことになる。男同士の、むさっ苦しくて鬱陶しい筈のシーンがとにかく凄い。圧倒的。

とはいえ基本的に大きな動きがない訳で、こんなシーンが後半1/3はあるから、「渋い」映画なのは間違いない。だからこそ、おっちゃんの色気(神木君も時に見せる)にアタられたい方は今すぐ劇場に足を運ぶべき。噛み締めると煮汁がじゅっと出る、厚揚げの煮物のような演技だ。

そんな映画だから、きっと大ウケはしないと思う。後編はまだ少し派手になりそうだけど、前編あってこそだからなぁ。それもあって、ぜひ、ぜひ興味ある人には前編から劇場で観て欲しい。これだけの作品を創った制作者には、少しでも報われてほしい。

将棋シーンの演出は、全て棋士がついて「何故ここでこう打つのか。こっちを打たずに今こう打つ意味」を役者にレクチャーしていたそう。劇中一瞬しか使われない試合のシーンも、初手から最終手までがすべて設定されていたらしい(『QJスペシャル 3月のライオンと羽海野チカの世界』より)。こういうバックがあってこそ俳優の力が存分に出せてるんだろうな。

二階堂も良かった。染谷将太が特殊メイクで太って演じている。つい数日前に実写版『寄生獣』を観たばかりで、映画も良かったけど主役の染谷君も見直していたところだった。だけどその染谷将太と、今作の二階堂とは全然結びつかない。それ位、必死で生きる二階堂を見事に演じていた。

だけど二階堂のプロットは、もうちょっと、ほんのちょっと工夫したり丁寧に演出して欲しかった。そしたら彼のあの言動の理由、零が心を許す理由ももっと浮き彫りになったのになぁ。

予告編で零が「将棋しかねえんだよお!」と叫ぶあのシーン、実はその前にまだセリフがあるんだけど、ああやって一部だけ抜き出すのは良くないよなーと思った。実際原作ファンのいくらかは、予告編のあのカットでちょっとひいちゃってる筈。その前のやり取り込みで聞けば、盛り上がりも含めビンビンに納得するシーンなのだけど。勿体ない。

あと神木君をやたらと走らせるのも個人的に好きじゃない。セーシュン映画は主人公が走らなきゃ、みたいなウンザリを感じるのも一因。神木君は走り一つとってもその人物を入念に研究し「桐島」でも今作でも見事にキャラ通りの「走り方」を見せているんだけど。それはすごいんだけど。蛇足に思えたのは確か。動きがないから仕方ないのかな。『ハチクロ』も『3月のライオン』も、セーシュン物なんかじゃない。俺の中では徹底して「仕事マンガ」だ。

原作の楽しげで笑えるところは殆ど今回の映画には感じられない。およそシリアスで暗く、淡々としている。これは思い切った判断だと思うしどっぷり浸かるには良いのだろうけど、でももう少し、たとえ前編であっても、もう少しヨロコビが欲しかったかもな。

【後編の感想は>こちら

『モアナと伝説の海』感想

長女と二人で吹替版を鑑賞。すごく面白かった!!

日本版予告編の印象とは違う、全編通して痛快な海洋アクション映画。まったく飽きさせない。脚本・演出みごとです。

主人公モアナが本当にカッコ良くて、正義感や正直さやモチベーションの頃合いが絶妙、嫌みがない。一体どれだけ計算してどれだけテストした結果の造形なんだろう。ポイントポイントでの彼女の「自主的な行動」が物語をドライブさせ、説得力を生む。その都度ぐっときちゃう。

ある1シーンではまんま『マッドマックス』のパロディが出てきて大爆笑。『ロード・オブ・ザ・リング』もそうだし、色んな映画の名シーンを思わせ、しかも嫌みがない「良いとこ取り」のアクションシーンの数々。

欧米系のルックをした登場人物が出てこない。すべてポリネシアン系(アフリカ系?)のキャラデザインで構成され、皆がすごく魅力的に、美しく、カッコ良く描かれている。昔のように「黒いだけの欧米系」も一切ない。気持ちいい。

この映画がディズニープリンセス・シリーズに位置づけられるのかどうか知らないけど、アナ雪の「王子様不在」を通り超して、男女の恋愛とか、結婚しなきゃとか、跡継ぎだからお婿さんを探さなきゃとか、そうゆう話が一切ない。潔くて最高。気持ちいい。

アナ雪なんかと同じミュージカルです。歌の吸引力はアナ雪に劣るけども、それでもハワイ?ポリネシアン系?のセンスを採り入れた歌と踊りが美しく楽しい。長女は帰ってからずっと主題歌聞いてて、あっという間に歌詞を覚えてた。すごいなぁ。

ジャンルはまーったく違うのでアレだけど、ディズニーピクサーの中で言えば『ベイマックス』の快感に近いのでは、と思う(いいとこ取りが上手くいってる感じも)。それくらいアクションが気持ちいいのでそゆのが好きな人は観た方が良いよ。あ、ドリームワークスだけど『カンフーパンダ』のアクションの気持ち良さにも似てる?

家族で『SING』とコレでどっち観るか揉めて、結局長女と父は『モアナ』チーム、次女と母は『SING』チームで分かれて観ることになった。

『SING』もすごく面白かったって。イルミネーションは我が家におけるギャグ映画のトップブランド。『SING』のサントラがこれまた父のツボで、帰り道からずっと二つのサントラを交互にかけている。早く観に行きたい。けど今月末はもう面白そうな映画の公開が目白押しだからなぁ…。
(→後日『SING』の感想へ)

『龍の歯医者』感想


『龍の歯医者』をAmazonプライムで観ました。
前後編でそれぞれ45分の、もとはNHK-BSプレミアムで放送されていた作品。スタジオカラー制作・鶴巻和哉監督作品。

とてもテレビ番組とは思えない。いきなり度肝を抜かれることを保証します。全編通して映画『ヱヴァンゲリヲン』ばりの超絶クオリティ作画な上に、ガイナックスあるある、宮崎駿あるある要素をこれでもかと詰め込んだ渾身のファンタジー映画。前編だけでいえば満点だと思う。龍が一切出てこないアヴァンの戦艦戦闘シーンも凄まじい。カラーすごいよ…。

残念なのは最後。どうしてもエヴァを思い起こさせるなんかみんな溶けちゃって系なアレで「ああまたこうなっちゃうのか」という気持ちに。そして結構暗い話。別にセカイ系ではないと思うのよ。ただビジュアルが。

そうそう「ジブリ」でなく「宮崎駿」と書いたのは、コナンや「ルパン三世・アルバトロスの翼」をはじめとするあくまで昔の「駿・漫画映画」のオマージュに見えたから。後編なんてほんとにアルバトロスとすっごく似てるシークエンスやカット割りがあってニヤニヤしちゃう。

庵野秀明氏が監督してる音響、特にSEが素晴らしいので大音量orヘッドフォンで観た方がいい。

『トップをねらえ!』や『ヱヴァンゲリヲン』や宮崎駿で観たシーンがあちこち出てくるし、巨大な龍の上に通天閣が乗って人が暮らしてるそのデザインは山口晃を思わせる。そんなこんなを今風アニメにぶち込みセンス良く料理した当作、特に前編はオススメですよ!3/20(月)にBSプレミアムで再放送されるそうです。

べっぴんさん #126

125のことを書いたばかりだけど、3/3(金)の126、親心のツボ押されまくり。新製品プレゼンのさくらの発表とその言葉に、堪えきれず涙ぐむすみれ。

すみれとさくらの親子感が本当に好きだった上京前の先週→一気に年が経った今週→さくらにイライラさせられっぱなし→昨日今日でまた良い関係になって→すみれの涙にガッデムもらい泣きな今日。

細かい突っ込み所は色々あるけど、べっぴんさんはその後すぐ気にならなくなるんだよな〜。不思議。

あと序盤心許なかった紀夫(のりお)さんが最近良いね。特にご飯食べた後がいいね。こないだ机君のハンバーガー食べた後の「これうまいな」とか最高だった。

インスタの #べっぴんさん タグを見ると、自分達の持ってる、もしくはプレゼントしてもらったファミリアの製品アップして想い出語ってるのがいくつかあって、それでまたじ〜ん…。劇中の製品の扱いも、語られる想いも、それを説明するための具体的な解説もいつも丁寧で、ホントそういうところ大事だよなぁと思います。何度も書くけどね。

べっぴんさん #125

『 べっぴんさん 』さくらとけんちゃんへのイライラが続く今週はなかなかに厳しかったけど、3/2(木)125はすごい回だった。

まずOP。
「自己満足やと思うてる?」
「職業病とか?」
の直後にテーマINする、あの入りはすごかった。なーんかな、ぐっとキました。

その後、さくらとけんちゃんがキアリスのこだわりの根源にあるものを感じていくビジネスとしても大切なプロット、万博への盛り上がり、と同時に動き出す日本社会への不安、イコール今の我々の現状への暗示、最後に板東家の食卓での会話、と15分の中にめっちゃ詰め込んで、まるであまちゃんを思い出す盛り盛りぶり。色んな不安を解消しつつ、同時にいくつかの伏線も張られてる。(そのうちどれだけ回収されるのか分からないけど)

そういえばテスト店舗が大成功した後にお父さん達が「けんちゃんのリーダーシップがすごかったなぁ」言ってるけど、アレ同期のアベ君が居たからだよ。彼の「やめませんか」だよ。彼有望だよ。今週のMVPだよ。溜飲を下げる訳だよ。

あまちゃんやあさが来たみたいにTwitterで盛り上がることはあまりない『べっぴんさん』。でも静かに、いつも楽しませてもらってます。感謝を込めてのインスタ初ポスト。

『ラ・ラ・ランド』

『ラ・ラ・ランド』字幕を公開初日の夜にシネコンで鑑賞。6〜7割は入ってたかな?

圧倒的に絶賛されてる前評判のことを思い出すと「え?これってそんな作品?」と思っちゃうけど、フラットな気分で観れば純粋に「ああ!いい映画だった!」という感想。

ベタな恋愛ストーリーにこれまたベタなミュージカルシーンを乗せてる映画なので、「ミュージカル?ちょっとなぁ…」という人はどうかと思う。だけど、そのベタの内容が、クオリティが、演技が歌が踊りが衣装が作曲が素晴らしい。メインテーマと劇伴全体で使われる共通の旋律が二つあるんだけど、それがどちらもほんと良くて、何回も何回もサントラを聴き直しちゃう(映画に行った帰り道にサントラが聴けるのがAppleMusicの素晴らしいところ)。

撮影は35ミリフィルム(冒頭でシネマスコープの表示が出るところの仕組み最高!)。CGは極力使わず、長回しで魅せるミュージカルシークエンス。そのいくつかはアフレコではなく同録を使っていて、より「自然」な演技を指向している。ということを知らないと、普通に「どうせこれCGなんだろうな…」と思いがちで勿体ないかも知れない。

でも一方で思う。たとえこういった面倒なアナログ手法や同録のことを知らなくとも、それらの苦労は映画全体の基礎力というか地の力というか、そういった地盤へと確実に染み渡り、一種の魔法のように我々の気分に作用して、高揚させているんじゃないかと。

監督の夢は古き佳きミュージカル映画の復興。脚本や演出は現代に合わせブラッシュアップさせつつ、技法は原点回帰。この方法と絶妙なバランス感覚によって、確かにこのジャンルに何の思い入れもない俺でも、「ミュージカル、すごいじゃん」と思わせられてしまった。

エマ・ストーンの、時にCLARA Cを思わせるハスキーボイスがとてもいい。ライアン・ゴズリングは歌はまぁアレだけど、ジャズピアノの吹き替えを拒み3ヶ月の猛特訓で自ら弾いたという話は驚愕。俳優は時にこうゆう奇跡を起こすね。

ところで。
「これは良さそう」と思う映画は、できる限り早く観に行けるように今後も努力しようと思う。ネタバレを気にする期間も極力短くなるし、行きそびれた挙げ句、周りで盛り上がり過ぎて行きづらくなるなんてこともない。とにかく最初に観ちゃった方がスッキリする。

以下ネタバレ&言いたいことなど。
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1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
(HTMLサイト→SereneBachブログ→WORDPRESSブログと転移)

好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。