今日の古民具自慢。
下にiBook置いてあるんで何だかよく分からないけど、クリップボード。 バネの形状が面白い上に、現役でバチっと動く。こりゃメッケもんだ。一昨日、蚤の市で¥1,000で購入。
随分前に西荻の昭和レトロ雑貨屋みたいなお店で購入。イケてる醤油差しをずっと探してて。2人で「コレ!」とすぐ決めた。¥2,000くらいだったかしら。
『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』『豪放ライラック』『パーム』他
最近買ったマンガとかテケトーにmemo。
●ゆうきまさみ『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』(小学館サンデーコミックス)を20巻ほど。とあるきっかけで競馬馬育成の牧場で働くことになった青年と、その牧場の人達とのドラマを描く競馬&ファミリーマンガ。
こんな地味なマンガが、よくコレだけの長期連載を続けられたモノだと驚く。「牧場の美人姉妹たちへの淡い恋」みたいなカタチで表面上はウケる要素を盛り込んでいて、その上っ面要素はいわゆる小学館サンデー、スピリッツ系「ラブコメ」と一見同じように見えたりするんだけど、実は違うくて。ラブコメはあくまでふりかけ程度で実際はファミリーマンガ。ゆうきまさみ、スゴい。地味な日常の描写がホントに上手い。丁寧だ。
高橋留美子やあだち充みたいなああゆうワンパターンラブコメってオレ実はすげぇ苦手なんだけど(好きなヒトいたらゴメンなさい)、コレはイケるなぁ。あ、あとオレ競馬にはコレっぽっちも興味ありません。プロ野球に次いで「世の中から無くなってもまったくノーダメージ」コンテンツです。そのオレをしてコレだけ読ませる。うーん。やるね。競馬用語バリバリな会話んトコはさすがにちょっと飽きちゃうけど。
●桑田乃梨子『豪放ライラック(1)』(ワニブックス・GUMコミックス)珍しく女子高が舞台。ソレなりに楽しんだけど、主人公チームにオトコノコが混じってる時の方がやっぱしオモロいかも。異性の友達との交流、みたいな描写が上手なのかな。
●吉野朔美『period』(小学館IKKIコミックス)相変わらずレベル高い。でも今はちょっと気分じゃない。子供を殴る父親に借金で逃げてきた伯父と小狡い伯母、サイテーの話ばかりなのに読後感はさほど悪くない。
●西炯子『STAY』(小学館フラワーコミックス)ああ、今気付いたけど『お手々つないで』の方が後編なのか。先に買って読んじゃってたよ。どーりでイマイチ分からんかった。西炯子復活をちょいと期待させる位にはオモロかった2作(特に『STAY』の方)。持ち味の魅力あるサブキャラも結構出てきて。だけど、まだまだ。今の西炯子はあんまりヒトには奨めよーとは思わない。
そう、『パーム』連載再開を祝して、バナーを作りました。マンガを読めるすべてのヒトにオススメします。最初の方は絶版になってますが、文庫が出てます(コレが1巻。だけど1巻だけはイマイチなのでまとめ買いすること)。ブックオフで見つけるとヒトにあげるために買っちゃおうかと思うくらい、好きです。獣木さん、死なないで。
『クウネル』良い
相変わらず『クウネル』(マガジンハウス)にはヤられっぱなしだ。今号はハワイ特集。同じような他誌の特集と比べても『クウネル』のはやっぱ違う。レイ作りの名人おばさんのお話、サーファーおばさんとその仲良し一家のお話、小さい町のとある食堂の1日を追ったレポート、ドレもコレも登場するのはひたすら地味なソコらへんの人達ばかり。なのに、ぐいぐい読ませて、ほんわりと気持ち良くさせてくれる。生活することの美しさとか喜びを、とっても美味く文章にしてる。写真もイイけど、やっぱしライターの力量、そして編集力の勝利だと思う。
『クウネル』の名付親でもあるマガジンハウス最高顧問・木滑良久氏のロングインタビューが『編集会議』5月号に載ってる。そこで彼が
「(クウネルは売れてるから月刊化しようという話が出るんだけど)自分は反対だ。熟成してない今月刊化して編集部のスタッフが増えたら、今度は売るための雑誌を考え出すから。そうするとつまらなくなる」
というような事を言ってて、ちょっと安心した。良かった。今の『クウネル』のようなクオリティを維持しつつ毎月刊行されるって、ちょっと想像できないもの。ちうかこの誌面のノンビリさが、隔月刊というペースにもちょうど合ってる気がするしね。
だけどもし、「方向性を変えるコトのないまま」月刊化できるのなら、ソレはソレで嬉しい。『ラピタ』月刊化の頃を思い出す。当時はかなーりイヤだったけど(そして確かにクオリティの低下を招いているように思えたけど)、今現在までの流れを見ても『ラピタ』はよくやってると思う。ましてマガハなら。
ホームベーカリーとWECKのガラス瓶
Cannon FT-bとお盆
日曜の骨董市でやっと見つけたCannon FT-b。先代の FT-bがイカれてから中古カメラ屋での「お探し品」登録でもヤフオクのアラームでも(ジャンク以外)全然ひっかからなかったヤツ。こゆ事があるからヤメられん。
今晩のデザート。同じく骨董市で買った青磁の小皿に、別のルートで入手した極小のアンティークれんげ。カタチがカワイイのだ。メニューはバナナのキャラメル煮にバニラアイス。
イタリアみやげ
イタリアみやげその1。古本屋で買った1960年のミシュランと古い地図。こおゆう古い雑誌や本に入ってる広告が大好き。壁にベタベタ貼るのだ。 どっちも1ユーロくらい(1ユーロは大体130〜150円とお考えなせぇ。ドルよりちょっと高いくらい) 。
イタリアみやげその2。バールやカフェ、飛行機やホテルでもらう砂糖、塩こしょう達。特にカフェのやつは入る店入る店ごとに全部違っててビックリ。
イタリアみやげその3。ベネチアで買ったガラスペンセット。インクの瓶がアンティークっぽいデザインで封蝋がしてあってとにかく素敵なの。一目ぼれ。英語ができなくてゴメンなさいねぇと謝るおばあちゃんが様々な色のペンを出してきて、好きなインクとセットにしてくれる。旦那は2階で革の手帳なんかを作ってる。とても素敵な夫婦だった。12ユーロくらい。
『ラッキー』桑田乃梨子他
桑田乃梨子『ラッキー』(白泉社ジェッツコミックス)良かった。最近読んだ『スリーエイト』(幻冬舎バーズコミックス)も良かったし。昔っからホントに安定したほのぼのラブコメ路線。「安定感・安心感」で言えば山口美由紀のソレを思わせるし、「クラシックほのぼのラブコメ感」で言えばハチクロに似てる気がする。だけど、桑田乃梨子を好きなヒトにハチクロは奨められるけど、ハチクロ好きに桑田乃梨子は一概に奨められない、気がする。なんとなくね。
そうそう安定感で言えば紫堂恭子。彼女はスゴい高い所で安定してるなー。知らないウチに出てた『王国の鍵』『東カール・シープホーン村』(共に角川アスカコミックスデラックス)は、まだ読了してないウチから「お見事〜」とつぶやいてしまうウマさだ。
『ダーク・バイオレッツ7 神の書物』
三上延氏の『ダーク・バイオレッツ』シリーズが遂に完結。これまでの流れを全て受けた立った、1冊まるごとクライマックスの最終巻『神の書物』。すげえスケール感。デカデカと広げたフロシキも伏線もちゃんとクライマックスに収まっていて、気持ち良く終りを迎えられたカンジ。ああ、楽しませてもらってありがとうございました。毎回苦言を呈してる挿し絵(イラスト)は今回もビックリ。同じ話を読んでてココまでイメージ違うかなと。今回は逆に笑っちゃった位でした。オレが変なのか?とにもカクにも
オモロかったよーー!!
『王の帰還』感想でグっときたヤツ
『王の帰還』の感想をあちこち読んでて、特に良かったのがコチラでした。オレがどうしても言葉にできなかった気持ちが、充分以上に表現されています。
三部作にケリをつけるために『王の帰還』が失ったものは、とてつもなく大きかったと思う。しかし失ったものが大きかったからこそ、逆に映画『指輪物語』三部作が『王の帰還』に至っても決して失わなかったもの、満身創痍のボロボロになりながらもゴールに倒れこむまで後生大事に握りしめて離さなかったものが、オレにははっきりと見えた気がしたのだ。
分かります。分かる、分かるよぉ〜!!
素晴らしい感想文は、感動を2倍にも3倍にもしてくれるね。んでずっと長持ちさせてくれる。あたたかいタカラモノをいただいた気分。感謝です。
『王の帰還』2回目鑑賞・ネタバレ感想★★★★★
LotR『王の帰還』2回目に行ってきまスた。ってコトでネタバレ感想。
その前に概観。最後の方は別として、クライマックス部分とかを観てる時の気分は、ほとんど1回目の時と変わらなかったです。色んな美術とかチェックしたかったのに、ぐんぐんのめり込んじゃってソレどころじゃなかったカンジ。アクションシーンはやっぱり、抜きん出てスゴい。で、全体としては前回書いたように、「ツッコみどころは数あれど、とにかく映画としてオモロかったー!!」なのです。
観たのは地元のシネコンで、木曜日の最終上映、21時30分からの回。全席予約制。なのに。全観覧者、20名弱。公開1週目なのに、20人弱。全席予約制で、20人弱。いつも座る、ド真ん中ブロックの最前列(足が伸ばせるし前席のアタマが気にならない)の中央を、ヨユーで確保。ちなみに先行上映の晩も同じ席。
こんなに空いてるのに、オレの行動圏内には3軒もの巨大シネコンがある。
単館上映とか考えなきゃ、「田舎サイコー!!」って叫んじゃいたいくらいだ。観賞にはコレ以上ない好環境でした。
↓ココからネタバレ。あとオレ、原作は2年ほど前に1度読んだだけなので、かなり忘れてる部分あります。間違いとかあったらスミマセン。
カーク船長CM出演…プラスあの人がっ!
アメリカのオンライン航空券&ホテル予約会社「priceline」社のCM(QT2.6MB)。かなりデブった(泣)カーク船長が主役なんだけど、最後の方に何と!ナント!!あのヒトが!!素顔見たの初めて!!必見!!
眠り病に業を煮やし、脳波測定へ
勝っちゃんのオサレ新居ぶった切り
かっちゃんの建てた家を特集した『SIGHT』創刊号。超オサレっぽい〜!!
ちなみに、↑この家の新築パーティーに呼ばれた時の、サイバラのマンガがコレ。
泣けるね。もう。泣けてくるね。
京都「COM」で買った朱腕
イノダコーヒ近くの「COM」とゆう骨董屋サンで買い求めたお椀。雅な漆色と上ブタのカタチが珍しくて即購入。全部で5組くらいあったのだけど、それぞれ何だか微妙にカタチや色が違ってて迷ってしまった。1コ¥1,800だったかしら。オレ達のような観光客向けにやたら注意書きの多い店だったけど、置いてるモノはスゲェ良かった。1コ1コが愛されて磨かれて店頭に並べられてるカンジ。お値段も手頃だし。ホントは小皿も欲しいのいっぱいあったのになー。予算不足でやんした。
『パーム』再読
もう何回目か分からないけど伸たまき(現:獣木野生)『パーム』(ウィングスコミック)を再読中。いつどこで何回目に読んでもすぐさまにハマれる。感動できる。精神を落ち着かせることができる。このマンガと出会わなかった場合の自分を、考えたくない。雪の降る寒い中ブルーフレームにあたりながらコーヒーを飲みパームを読んでると、もうナニもいらないという気分になる。
『二つの塔』SEE-DVDの特典ディスク
もう時間が経っちゃったのでアレなんだけど、『二つの塔』SEEの特典ディスクは、1作目に全然ひけをとらないイイ出来だった。1作目の特典ディスクは技術的に「スゲー」ってのが一番印象に残ってたけど、今回はヒト的なドラマや思い入れの方が心に残るカンジだな。あとローハンの町エドラスのロケ地の素敵なコトといったら。他にもいっぱい嬉しい部分があったのだけど有りすぎてイチイチ思い出せない。
そうそう、今作の購入特典プレゼントで確かニュージーランドプレミアへ招待ってのがあったんだけど、このSEEが発売された頃にはもう終わってたんだよな(笑)。オーランドのおなか見たかったねぇ。同じくABC振興会で『王の帰還』が気持ちよくベタホメされてて期待は高まるばかりだ。ちょうど結婚する頃に日本公開かしら。
『「ル・クルーゼ」でおいしい和食』から
晩飯のメニューは、最近買った『「ル・クルーゼ」でおいしい和食」から、大根とじゃこのご飯、あさり豆腐。 どちらも最初の一口で叫んでしまうほどにウマかった。大根ごはんは昆布のやわらかいお出汁とおこげの香ばしさ、あさり豆腐は色んな旨みが豆腐やねぎ、しめじにしみ込んでる様が素晴らしい。イヤさ、食べ物が旨いってのはホントにシヤワセだなーと思ったよ。相方と結婚式の色んな相談をしたり、ヒトに借りた「彦馬がいく!」の演劇のビデオを観たりしながら、のんびりとした冬休み初日は終わりました。
ブルーフレーム点火
ブルーフレーム修理終わる(修理までのいきさつ)。思ってたよりずっと中がボロかったらしく、オーバーホールはせずに(できずに)帰ってきた。とは言っても窓の雲母も替えてもらい、新品の芯で一応ちゃんと「青の炎」は出るようになってる。
初対面で何とも怖そげだったおっちゃん。あの時は、あまりの品のボロさと売値に文句を言いたくて、でも骨董屋のじいちゃんが隣にいてさすがにいえなくていい顔しなかったんだ、と本人から聞く。
オレも初めてで全然知らなかったから、今回の件は良い経験になった。タンクに緑青・サビが浮いてるようなのはまずダメだとか色々タメになる話を聞かせてもらう。ギヤがバカになった時の直し方とか。関係ないけどダイニチとコロナのファンヒーターの違いだとか。おまけに芯カッターまでもらっちゃった。
あと灯油モレが気になってるニッセンストーブの直し方も聞いてきたので、休み中にチャレンジしてみるつもり。