これぞ本当に終わりのはじまり

連日続く(本当に連日)大雨被害。もう数年したらこんなの当たり前になるのかもだけど…。
家を「買う人」クルマを「買う人」どっちも少なくなるだろうなぁ。
高市政権に関してはもう本当に底の抜けた酷さで、いちいち更新するヒマもない。間違い無く戦後最悪の政治時期をおれたちは今生きている。

…そんなロクでもないニュースの中で
「え?これ本当に終わりじゃね?」と思った1面ニュース。ちょうど1日イベントの日で見逃してた。
開発中のAI暴走問題。

ずっと前からホーキング博士他が言ってた事態が、いよいよ本当に「始まって」いるように思う。
「始まりかけてる」じゃない。もう実は手遅れなんじゃないか?
と、この記事を読んだら誰でもそう思うでしょ…

温暖化も、クソ政治も、AI暴走も、すべておれたち世代がやってきた結果に過ぎなくて
まぁ滅亡もしゃあない、と思えばそうなんだが。
ひとつ言えるのは、子どもたちすまん。後の世代、本当にごめん。
申し訳ない。これだけだよね。

と、奥さんと話した夕べ。

2026年9月6日付・新潟日報朝刊1面

この数ヶ月で世の中は信じられない位に狂ってしまった。

本当に世の中が狂うと、もういちいちレポートする気も失せてしまうんだな。
今年あたまの衆院選で自民党が圧勝してから数ヶ月、世の中はあっという間に狂ってきている。

武器輸出も、自衛隊派遣も、恐らくこの後の憲法改正も、
この80年護って来たものが
(そして戦後の亡霊どもがずっと怨念のように持ち続けてきた悲願が)
今年雪崩のように変わっていくのだろう。

こんなギャグのような法案を大の大人が真面目な顔で議論している。これが今年の普通なのだ。
(ちなみに成立直前の但し書きは「お子さまランチの国旗などは除外する」だ)

新潟日報6/10記事

首痛・胸痛復活

1週間ほど前から首痛が、2日前から強烈な胸痛が復活。
(抜歯後のあれこれも入れると現在三重苦)

そんな時もこのブログの過去ログを見れば、忘れていたことを一気に思い出せる。
続きを読む

併読病

もはやこれは「併読病」と呼んだ方がいいのじゃないだろうか。

読み終わっていないのに次々に手を出してしまう…ある心理状態を示しているのかも知れない。少し前までは、さすがにこんなじゃなかった。

なにがあった自分。

朝ドラ『ばけばけ』終わる

また朝ドラのクオリティをぐっと上げた『ばけばけ』が終わった。
始まる前から高石あかりにはむちゃくちゃ期待していたけど、それを軽々と飛び越えていった…。
そして池脇千鶴もずっとサイコウ。
ありがとございました!

「たわいもない、ほんにたわいもない、
スバラシな、毎日だったじゃない。
でしょ?」

「そげだな。」
「そぎゃんですたい。」

※しかし最終回の1つ前、2つ前であんなに苦しくなる朝ドラも前代未聞だった筈…。絶対に型に嵌めない感、すごい。

映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』感想

『プロジェクト・ヘイル・メアリー(PHM)』をイオンシネマ亀田のIMAXで。
監督:フィル・ロード&クリス・ミラー(LEGOムービー、スパイダーバースシリーズ(製作脚本))

【あらすじ】
太陽が正体不明のバクテリアに侵されてしまった。その影響で徐々に気温が下がり、30年後に人類の半数以上が死滅することが判明する。人類滅亡から逃れる解決法を探るため、全世界が結託して「ヘイル・メアリー・プロジェクト」を発動させる。

【ネタバレなし感想】
昨今のイヤ〜な社会情勢もすっかり忘れて、最高にハッピーな気分。
これぞSF映画の醍醐味。

予告編にあるように、これは異星人とのバディもの。
そして共通の課題を解決するために全世界が団結する話。

諦めないで踏ん張ることの大切さ
他人を、多種族を想うことの大切さ
好奇心を持ち、学び続けることの大切さ
人を信じる気持ちの大切さ

を伝えてくれる物語。

なのに、めちゃ楽しくてドキドキさせられるエンタメでもある。

最高でした。製作陣に、心から感謝。

原作が発表されてからたった数年だけど、
この間に現実世界は信じられないくらい、破滅に向かって進んじゃって、
そんな今だからこそ、一層染み入る内容になってしまった。
映画で描かれる「国を超えた団結」が、今や違った意味を持つ。
原作について書くのは何度目か分からないけど改めて。
アンディ・ウィアーの前々作『火星の人=オデッセイ』をさらにマシマシにしたようなポジティブで笑える科学エンタメ。PHMにはワトニーが2人いる。とんでもなく面白いSF小説。

原作には、映画の10倍20倍のディテールが詰まっている。だからどうしても観ながら(ああ、そこ削っちゃったか〜)って思ってしまう。そのうち(え、もしかしたらアレも削られちゃう?)って心配しちゃって、その心配が、少し雑音になった。安心できる2回目以降の鑑賞は、もっと素直に楽しめると思う。

だからこれ、原作未読の方が、しょっぱなから全開で楽しめるよきっと。

余計な雑音があったとしても、素晴らしいSF映画であるのは間違いない。IMAXで観られて良かった。
最初に何も知らず原作を読んだ時の衝撃があまりにも凄かったので、
「ネタバレ喰らわないうちに是非小説を読んで!」
と言い続けてきた(アトロクでも同じこと言ってた)。

でもそれは「小説をベストな状態で楽しんで欲しい」からであって、映画とは何の関係もない。

今はもう、小説を読む前にこの映画を喰らって欲しい、それもまた羨ましい…という気持ち。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【ネタバレ・原作抜きの感想】
続きを読む

映画『ふつうの子ども』感想

『ふつうの子ども』をAmazonプライムで。
監督:呉美保(『そこのみにて光輝く』『ぼくが生きてる、ふたつの世界』)

正直いろいろ辛くて、途中でちょっと中断してた。あと劇伴が饒舌過ぎて、全体的に、なんというのだろう、パワーが落ちてる時には「疲れる…」って受け止めきれないかんじ。

(同じ「劇伴が饒舌過ぎ」でも『みんな、おしゃべり!』はむしろプラスに感じるんだよな…相性か)

再開後、クライマックスに至るまではもうぐぐーと引き込まれた。結果的に傑作でした。
そして未見時からむっちゃ聴きごたえあった「映画雑談」を再び。これも相当な傑作回なので、こちらもセットでオススメ。

『アドレセンス』に喰らった人はぜひこっちも見て欲しい。(親として)「どうすればよかったか」映画であるのは一緒なのだけど、響き方や考える方面がまるで違って、映画ってなんと奥深いのだと思う。子役の神演技という点でも共通してる。


今まで観てる呉美保監督の2作はどちらも超好きなんだが、それらとはまた全然違う、読後感(←映画の場合のこの言葉何て言うの?誰か決めて)。次はいったいどんなのを作るだろう。めちゃ楽しみ。

『ばけばけ』錦織さんのアレにショック…

今週(2/13(金)まで)の『ばけばけ』の凄さたるや…

金曜・最後の錦織さんのアップ。34秒あったらしい。鈴木アナが言ってた。そんなに長いなんて全然思ってなかった。圧倒されてた。予告の時点では、まさかこんな気持ちで見ることになるとは思わなかったよね…意図的なミスディレクション?まんまとやられた。その後のあさイチでの吉沢亮に救われたけど、それがなかったらこの辛い気持ちのままお休みに入ってたと思う。

いや、錦織の前に、そもそもトキとヘヴンの熊本を巡るアレね…。
本当の意図を察する周りの家族:松野家と雨清水家がとった動きが、台詞が、まぁいちいち染みる。全然説明はないのに、トキをいたわる気持ちが痛いほど伝わってきて。そしてトドメのサワで号泣。

そうそう、金曜あさイチ、素晴らしかったです。吉沢亮が大好きになった。
吉沢も勿論だが、高石…。まさかあのいびきが、通せんぼうが、アドリブだったなんて…吉沢を通して知る高石あかりのますますの才能にも驚愕してる。

『ばけばけ』はかつてなかった程に時間進行の遅い朝ドラなので、クランプアップの報を観て愕然となった。あと少し。味わい尽くすぞう。サントラもあるしな。

須藤真澄『アクアリウム』再読

次女の発熱により自分の図書室で寝ることになったので、昔の漫画をついつい読んでしまう。


須藤真澄『アクアリウム』(新声社・1994)

短編漫画人生ベストを聞かれたらベスト3には絶対入れる作品。久しぶりに読んでもまったく色褪せない感動。水族館と生まれ変わりをテーマにした女性三代のファンタジー。

須藤真澄は『COMIC BOX』誌の連載で知って大ファンになったが、本作後半はなんと『コミックゲーメスト』での連載。他の連載は基本ゲームのコミカライズで、格ゲータイトルが並ぶ。それこそ『ゲーメスト』は超好きな雑誌だったけど(日本イチ誤植の多い雑誌と言われていたがそれがまた面白い)このラインナップ中での『アクアリウム』はとんでもなく異色。この懐の広さに今さら驚く。

残念ながら新声社は1999年に倒産したが、本作は秋田書店から新装版で再版されているので今でも購入可。敢えてキャッチコピーにすれば「ハートウォーミングゆるふわファンタジー」…?勿論これでは本作の魅力を説明できていない。何故自分の心にこれだけ刺さるかを分析すると、
●「仕事」をちゃんと描けている
●恋愛要素がほとんど出てこない
●美大の女性が最初の主人公
あたりがポイントなのかな。今だに読んで泣く自分に驚いた。後世に残したい須藤真澄の大傑作。

※次女の発熱は、検査の結果コロナでもインフルでもなく本人もいたって元気です。むしろ病気を理由に勉強しなくていいのですごく嬉しそう。

過去の投稿