長女とアウトランドへ・越後妻有に1泊2日

「暑くなる前に、アウトランドに泊まりたい」という長女の希望で、6/14-15と越後妻有へ。

「もう死んでもいい」と呟く位に良い想い出だったので、私の遺書こと当ブログにちゃんと書き残しておきたい。
今回に限らず、長女との越後妻有旅行(大地の芸術祭)はすべて、自分の人生における最良の瞬間であったので、くたばりそうに前に書き残しておかして寝たきりに備えたいと思う。※只今ブログに絶賛回帰中。

6/14(土)10時出発

まずは越後妻有に向かう道中、小千谷で降りて「ベーカリータキザワ」へ。ここの「サラダ揚げパン」が大好きで無性に食べたくなるのだけど、7:30に開店して結構早く売り切れちゃうので、今まで買える機会がなかなかなかった。無事ゲット。朝ご飯用の食パンも購入。
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1日程度の風邪

ノドが痛いなぁと思ったら37.1度の微熱。
うつす訳にはいかないので予定していた呑み会は欠席した。
翌日の昼には完治。うーむ勿体なかったなぁ。

安野光雅展「安野先生のふしぎな学校」へ。

長女と長岡近美の安野光雅展「安野先生のふしぎな学校」へ。
これで「新潟春の絵本まつり」コンプリート!

※2025年春、新潟県内の3つの美術館にやってきた「絵本」をテーマにした展覧会をまとめてそう呼ぶらしい。

この展もめちゃ良かった。というか春の絵本まつり、3人の展示がどれもすさまじく良くて、新潟2025前半線の充実度たるや。

安野光雅展は、前半の、日本の唱歌に合わせた作品と、「かげぼうし」が好きで、特に前者は泣きそうになる位素敵。
展全体にキャプション(絵本の本文)のボリュームが多く、またその内容が気になる話ばっかりだから(褒めてる)、文字を読むのに結構な時間がかかります。体力要る。

展示会の後は二回目の「ペペ」でランチ。奥のタマゴサンドが絶品。卵焼きだけのものと、キュウリをはさんだの二種。卵焼きが柔らかいのに半熟ではなく、パンの薄さ、絶妙なマーガリンと辛子、ことあるごとに言ってる「バランス」が素晴らしいのだ。これだよ。これ。

そしてフルーツパフェ。あげたくないあまりに一瞬で食べてしまった長女が絶賛してました。見た目よりフルーツがずっと種類多く入ってて、懐かしい味のアイスと生クリームで、くどくない。

また行きたいなぁ。サンドとパフェを全種制覇したい。

※喫煙可なので気になる方はピークを外すのがおすすめ。

春の医学町ビルナイトを終えました。

毎回毎回、びっくりするくらい面白い。不思議。やっぱり一番面白いのは人間なんだ。古くから見知った人も、初めましての人も、皆の人生がめちゃ興味深くて、お酒もすすんじゃう。(たとえじゃなくて、いつも本当にお酒が美味しい笑。最高のおつまみ)

参加は10人ちょっとだったかな?
当日飛び入り参加した古い知り合いは、ペルーご出身で歯の細胞の研究を大学でやっている女性と昨年結婚し、二人で来ていた。今回は他にもご夫婦参加があって新鮮!またぜひ1人でも、2人でも、お待ちしてます。

『寝ころんで話そう「私のフェミはここから」』からこの会を知って参加してくれた、というお話もあって嬉しかったです。職場のマンスプ話とか、当事者は大変でしょうけど、一緒に腹立てたり笑い飛ばしたりはできますから、そういう人はぜひご一緒しましょう。

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『あんぱん』

水曜あんぱん。
昨日から衝撃の展開で号泣。

いつもの、いかにもなNHKスタジオ照明から、今日のキレキレの編集とカラーグレーディング!

なにより今期の朝ドラはちゃんと信頼できる、と思える脚本・演出でした。

あんぱん初投稿だけどちゃんと最初から全部観てます。

自分が朝ドラの観る・観ないを決めるのは、自分基準で「決定的にアウト」な脚本(セリフ)があるかないか、が一番大切な要素じゃないだろうか。

前番組では1週目に、農家と農協を巡る、圧倒的に・呆れるほど解像度の低い恥ずかしい描写があって、ああいうことが通る基準ってもうだめだな…て思ったのを覚えてる。

『あんぱん』ではそういうのがなかった。
毎朝楽しみに観ています。

『美術手帖 〜女性達の美術史』

『美術手帖』2021.08
女性達の美術史
特集号
〜フェミニズム・ジェンダーの視点から見直す戦後現代美術〜

女性アーティストのみならず、女性キュレーターによるフェミニズム目線も多いに語られてる、芯のぶっとい特集。

『あなたのフェミはどこから?』発刊後のB&Bトークで安達茉莉子と話していた長島有里枝。
金沢21世紀美術館の高橋律子他2人との座談会で同館「フェミニズムズ」展の際、高橋とフェミニズムの認識の差が埋められずに二人のキュレーションを分けた経緯や、そのことの意義について語っている。

新潟を皮切りに開催された『Viva Video! 久保田成子展』を地道な調査と膨大なミーティングを重ねて実現した全国4人の女性キュレーターの座談会には、発起人である新潟近美の濱田真由美も登場。
天才ナム・ジュン・パイクを夫に持つことで不当に軽視されてきた久保田をその軛から外すための思いや、単館企画でない分担作業で、一般的な業務を超えた連携の様を読むことができて胸アツ。知り合いのパートナーであることだけは知ってた濱田さんを見つけ、買った当時驚いた記憶がある。

これに限らず先日の荒井良二トークでもキュレーターの裏話ってとっても面白くて、もっと読みたいなぁ。

他にも、1990年代のバックラッシュにより「フェミズム」「フェミニスト」というワードを右派男性がどのように利用して低レベルな「論争」とも言えない論争を起こし結果的にフォビアが醸成されその後否定的に捉えられるようになった経緯を解像度高く解説したコラムがあったり。

現代アートと女性の関係のみならず、フェミニズムそれ自体の歴史的推移や背景まで学ぶことのできる貴重な一冊。

映画『SING SING』感想

『SING SING(シンシン)』をユナイテッド・シネマで。
監督はグレッグ・クウェダー(長編初作品)

【あらすじ】
無実の罪で収監された男、ディヴァイン「G」は、刑務所内更生プログラムである「舞台演劇」のグループに所属し、収監者仲間たちと日々演劇に取り組むことで、わずかながらの生きる希望を見いだしていた。そんなある日、刑務所で一番の悪人として恐れられている男、通称ディヴァイン「アイ」ことクラレンス・マクリンが演劇グループに参加することに。そんな中で演劇グループは、次の公演に向けた新たな演目の準備に取り掛かるが……。(映画ドットコム)

【感想】
90%以上黒人のおっさんしか出てこない激シブ映画ながら、実に優しく心強く、生きてく希望を感じさせる大傑作!!
そう、みんなこうやって生きていけば楽になるんだよ。

最後も気持ちいい。気持ちいいだけではなく、刑務所や法制度について色々考えさせる。

※『SING SING』というタイトルだけど別にミュージカルではないです。舞台になっているシンシン刑務所の名前で、元は先住民族の方がつけたその土地の名の、当て字だとか。

ほぼ刑務所の中だけで物語が進む、まるで舞台劇のような、会話劇のような。
アメリカ刑務所映画には当たり前にあった暴力、イジメの話が、意図的にほとんど排除されている。
イジメがない…まずこれがとってもfor meだ。

そのことも影響しているのか、途中まではどうしても「この人たちの罪状は?」が気になっていたのだけど、そのうち自然に気にならなくなる。「「罪人」としてじゃなくて、自分達と同じようにフラットな目線でそれぞれの事情を聞くのが当たり前なんだ」と思ってる自分に気付く。


加えてこの黒人の多さ。アメリカの司法制度が大いなる階級差別と人種差別の上に立っていることは常に問題になっているし、だからこそ「どんな罪を負って」を前提にして語ってはいけないのだ、ということにもうっすら気付いていく。(それについてはパンフレットの冒頭にむちゃくちゃ秀逸な「言葉遣いの注意」が書かれている。日本の映画パンフレット文化バンザイ!)


演劇の効能については、ブレイディみかこさんの書籍で読んで、なんとか小学校中学校のカリキュラムに取り入れてもらいたいと思っていて、「いきなり本読み!」では自分もその恩恵にあずかろうとしていた気持ちも、ややある。

だから弱気な感情を出すことが「オス的に負け」となってしまう刑務所内において、「感情を出せる」という演劇の効能が、どれほど大切なことかも、とても良く分かる。
(男性性からの解放という意味では、これもある意味フェミニズムとも繋がるように思う)

「俺たちは人間に戻るために集まっている」
(演劇チームの一員のセリフより)

最後のクレジットで、「AS HIMSELF」と書かれた役者名がずらーっと並んでいることに、驚愕した。(事前情報無しで観に行った)
まさか主役の一人まで本人だなんて。観終わった後も信じられない位。

刑務所モノなのに、なんて優しい。
プロセスを大切に、という大切なメッセージが染み入る。
めちゃ好きな映画でした。「最高刑務所映画」も更新されたね。

以下ネタバレ感想と感想Podcastについてメモ。

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野口理恵『生きる力が湧いてくる』

野口理恵『生きる力が湧いてくる』(百万年書房)読了。

秀逸なタイトルだ。読み終わって改めて思いました。

出版社「rn press」を主宰する筆者の自伝的エッセイ。
母親、兄、初の担当漫画家を自死で失った経験、離婚、子育て、自らの道を歩む(はたから見たら恐らく)少し個性的な彼女の、日常を綴る。

…的な様相で前半は進むのだけど、

半ばに、明らかに筆者であろう「N」のことを語る他人目線の小文がいくつか入り、様相が変わる。彼らはNのことを「秘密がある」「人を見下す」「心を開かない」「すごく怖い」と、エピソードを交えて語る。

この文章が本当にNの知り合いが書いたのか、それとも野口による「USO」なのか文中では明らかにされない(彼女の発行する雑誌『USO』は未読だがそちらを読むと明かされているのかもしれない)。

ただ、他人の目を通した語りによって、それまで一人語りだった野口の、その人となりがいくつもの片鱗をまとい、まるで読者の周りにいる「会社同僚の鈴木さん」や「大学生の同級生佐藤さん」のような具体性のあるビジョンになってくる。

一方で、Nは決して私達の周りの鈴木さんでも佐藤さんでもない。何故なら我々はすでに文章でNの心の内を深く覗いているから。
「人を見下す」「心を開かない」「すごく怖い」のは何故か。
なぜそのように「表面上」なってしまうのかが、前段の文章からよく分かるのだ。結果、作者の姿がより立体的に見えるようになっていく。

自伝エッセイなのに筆者を批判する文章が挿入され、その後にさらに筆者の「証言」が入り反論のようなものが行われるこの落ちつかなさも、本書の魅力だ。人から見られる自分とは、ということにも改めて考えさせられる。

自分は誰も自死で亡くしていないし、両親もそこまで不仲ではなかった。妻や娘それぞれがもつ症状や自分の特性が原因で辛い思いもあったがなんとか超えようとしている。筆者とは全然違う立場にいると思う。対極と言ってもいいかも知れない。

だけど、彼女の気持ちと自分のそれがクロスする瞬間が、いくつも立ち現れる。なんというかこれぞ読書!な醍醐味を味わっているように思う。

そして、自分が何故こんなに苦しみつつ稚拙な感想文を書こうとしているのかも、良く分からない。たしかに言えるのは、時間が経った後で自分のレコメンド文を読み返すのが好きであること。そして同じものを見聞きした人と感想を交わすのがとても楽しいこと。今はこのために書いている。できるならばもっとスムーズに、楽しく文章を書いてみたいものだが。

映画『動物界』感想

『動物界』をAmazonレンタルで。
監督はトマ・カイエ(初長編作)

【あらすじ】
近未来。人類は原因不明の突然変異によって、徐々に身体が動物と化していくパンデミックに見舞われていた。”新生物”はその凶暴性ゆえに施設で隔離されており、フランソワの妻ラナもそのひとりだった。しかしある日、移送中の事故によって、彼らは野に放たれる。フランソワは16歳の息子エミールとともにラナの行方を必死に探すが、次第にエミールの身体に変化が出始める…。人間と新生物の分断が激化するなかで、親子が下した最後の決断とはーー?(公式サイト)

【感想】
結構前に観ているのだけど、今しばらくは読書モードなので感想書けなかった。

「映画館で観てたら今年No.1確定!」
という位に大好きな映画!

だからメモだけ残しておきたい。

●野生あこがれものというジャンルでは『ボーダー 二つの世界』を観た時を思い出す。

映画『ボーダー 二つの世界』感想

自分の中から沸き起こる得体の知れない自然回帰エネルギーを感じて、あっちの世界に行ってしまいそうになる。身を委ねるには少し怖いような、いいようのない魅力・快感。『ボーダー』を観た時は自分が自分でなくなるような感覚を味わったけど、これはどっちかというと親の目線もあって、もう少し客観的かな。

●親子もの(子離れもの)としても大傑作。Netflix『アドレセンス』は相当メンタル的にもキツい大傑作だったが、これは…なんというか人間の親子から、「生物の親として生まれた自分」を実感させられる。こういう気持ちを味わうのって本当に稀有で。

●子役の演技の良さもまた『アドレセンス』を思い出す。

Netflix『アドレセンス』感想

●実在する動物と、そうでない境界の生物の造形が見事。

●Podcast「映画雑談」がこの作品を扱った回は、彼らのラジオの魅力、何故彼らを信用できるのかという要素が詰まった傑作回なので映画を観た人にはぜひ聴いて欲しい。

日記:新津の荒井良二展など

昨日5/3(土)。
オープンオフィスに寄っていただいた女性2人(時に3人)と夕方から呑みはじめ、何時くらいまでだったろうか、パートナーについて、みたいな話で盛り上がってた。やっぱりこういう話は、その人がどう考えているかの部分はもちろんなのだけど、何故そう考えるに至ったか、その人の背景や人生の話を聞くのがとても興味深く、尽きることなく聞いてしまう。こんな場が持てることのなんと豊かで幸せなことか。ありがたい。

5/23(金)の医学町ビルナイト、参加お待ちしてます。DM他で私まで連絡ください。顔なじみの方もぜひご一緒したいです。

▶ウチノ食堂でちょっと読んだ光嶋裕介&青木真兵『つくる人になるために』(灯光舎)が届いた。すごく束のある本紙なので意外と早く進む。お二人のいらっしゃる5/10の津川WSまでに読了せにゃ勿体ない。これは福島コトウさんと2会場で開催される。

▶今日は新津美術館で荒井良二さんと宮本武典さんのトークへ(展示へは既に2回行ってる)。30分前に着いたのに相当な行列が出来ていて50人の定員ギリギリ。あぶなかった(後で知ったが定員は急遽100人に増やされていた)。トークの内容は宮本さんによる客観的で解像度の高い荒井さん観察記と、挟まれる荒井良二さんの名言、というスタイルで時間があっという間。筆記で質問を回収していたけど自分は相変わらず出せない。今まで質問と言われて出た試しがない。何故みんなそんなに出てくるの?

増田さんとこのひなたちゃんと荒井さんの前回のWSのエピソードを宮本さんが話していた。18年前の個展でグランドピアノがいきなり欲しくなって、学芸員・荒井直美さん(同じ荒井さんでややこしい)がなんとか見つけてきた話(すごい!)とか。隣には昨晩事務所で呑んでたyu_koさんが座ってて、荒井さんの描く夜空が好きだと言ってた。すぐ後ろには迫さん。いくつかのインタビューで彼は荒井さんの言葉にどれだけ影響を受けたかを語ってたっけ。

多くの人に影響を与え続け、なお今回のような刺激的な場を、作品を作り続けてる荒井良二さん。同時代に生きてて良かった。生の声を聴くことができる。

宮本さん、多分十数年前に迫さんがやってたイベントで会ったきりだと思うのに自分のことを憶えてらっしゃった。なんて記憶力。

居心地良くて毎回寄ってる二階のカフェで、増田さんと迫さんとアフタートーク。1人で噛み締める時間も好きだけど、知り合いとこうやって色々共有できるのもいい。

▶帰ったら奥さんと長女で晩ご飯ほとんど作ってた。当番なのにすまん。自分は長芋のチーズ焼きを。これ超簡単で旨い。またやろう。


▶明日はお客さん来るので久しぶりのBBQ予定。午前は「いちまん」で買い物。安い豚タン、豚ハツが目当て。先日弥彦よろずやの閉店でしょぼんとなっていたらここでイカメンチ発見。そしてすごく美味しい。また買いに行かなきゃ。

▶昨年からの首痛期間で身体中、特に足にガタがきていて、今は立ち上がるたびに「イタ、イタタ…」と声をあげてる。確実にじじいSTEPを一段あがった。ずっと付きあわないとなのかな…と思いかけた首痛は、「コレ効くかもよ」と平野照子が教えてくれたエクオールを試しに飲み始めて、2週間くらいでほぼ痛みが消えた。自然治癒の時期とたまたま被ったのかも知れずなんとも断言できないけど、先月頭までのあの気分から考えると夢のようになくなっていて嬉しい。そしてまた別の不調が。こんなのの繰り返しよね。

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6/7(土)は『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)を入り口にした小さなお話会を、大好きな丘の上のおやつやさんで開催予定。公式告知は準備中ですが、今からでもって方はDMで申込いただけます。

本棚近況

会社にかなり本を移動したので、本棚は少し余裕ができた。かめかし文庫で随分借りられていって、なんだかこれを始めると一箱古本市の出店どうしよう?て悩んでる。仕入れて売れないのも困っちゃうし。うーむ。再び始まる一箱古本市のジレンマ。

最近、長女がマクドナルドでバイトをはじめ、その話を聞くのが楽しい。(自分は高校時代は寺尾店で、大学時代は小平小川町店でマネージャーまでやってた)


彼女は勉強の関係でまだモーニングしか入ってなくて、様子を聞くとやっぱり特性のせいか察したり先を読むのが難しく、ああこういうタイプの、ちょっと天然ぽいモーニング専門クルーそう言えばいたよね〜て思い出す。ピークが全然似合わないひと。武蔵美の天使みたいな現実離れしたモーニングクルーいたっけな〜とか。自分達はもっぱらクローズ寄りのいかついメンバーで、適材適所だよなーとか。そういったことを学んだのもバイトだった。

小平のバイト仲間とは30年経った今でもたまに呑んでる。新潟でも元クルー呑み会とかしてみたい。

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