ついに!ピタゴラ装置の公式DVD第一弾が発売されることになりました!

思えばオレは、ひたすらこの日を願ってシコシコ装置のムービーを編集してきたのです。その悲願がついに叶う日がやってきました。しかもNHKライツにしては格安の値段ですな!
てな事で、当サイトに置いてあった装置のムービーはすべて削除しました。長い間ご愛顧ありがとうございました。
三谷幸喜『THE有頂天ホテル』をレンタル。
元はと言えば、もう15年くらい前ですか?『12人の優しい日本人』『王様のレストラン』に感激して、それ以降見続けた三谷映画。でも振り返ってみると、アレ以降一つとして「めっちゃオモロイ!!」と言える作品は無かったんですよね。俺的には。
「今度こそは、オモロくなるだろー」「今度こそはーーー!!」と思いながら、思いながら…何度裏切られた事でしょう。もう数えたくもありません。この「なぜか何度も騙されてしまう」のが三谷の三谷たる所以なのかも知れませんが。
さて、その何回目かの「今度こそは!」です。例のごとく鳴り物入り・フジ全面バックアップの『THE有頂天ホテル』。お好きな方は、これから下は読まない方が良いと思います。
TVチャンピオン「ゆるキャラ日本一決定戦」。全国各地でさまざまな産業やイベントをアピールする「ゆるキャラ(たしかみうらじゅんが提唱)」たちの日本一を決める企画。最初は全然期待せずに見始めたのに、コレが意外やオモロかった。
中でもオレのハートをガッチリ鷲掴みにしたのが広島の「いーねクン」。プロフィールはこちら(avi約1MB)。そして!コレは保存版ですよ奥さん!いーねクンの逆風受け50m走!ぜひあなたのHDへダウンローズ!辛いことがあった時に見て!
前に紹介したサイト、“2D&3D RomaN”を読んでてガマンできなくなって『クラッシャージョウ』映画版を鑑賞。いざ観始めた瞬間に、思い出した。「オレはこの映画のドラマ編LPを持ってた!」
西原理恵子が出演したNHK『スタジオパーク』を、やっと鑑賞。これまで彼女が出演したTVの中で、一番オモロかった。色んな漫画や文章でおなじみのサイバラ的生い立ちや家族話なんだけど、自分の口であれほどキチンと語るのを見たのは、まったく初めてのことだった。
この放送は、実は2/15に生放送される予定だったのだけど、「堀江メール」関係の緊急国会中継で急遽収録に変更→放送延期、次の放送もまたまた国会中継で延期。一ヶ月後も経って、やっと、やっと、日の目を見た番組だったのです。長かった〜。
最近NHKのこの番組とかでタマに見かけるサイバラだけど、普通にコビないしゃべり方やスタンスがとても良い。「TVに媚びてない」って意味でね。
『スタジオパーク』は当初生放送の予定だったんだけど、収録になって少し編集が入ったみたい。オレはそんな気づかなかったけど、mixiの書き込みなんか見ると「ジェンダーフリーが嫌い」うんぬんのあたりでかなり削られてるんじゃないか、との話。
しかし。アナウンサーにイラスト&サインを求められて筆ペンですらすらっと自分の自画像を描いたんだけど、その自画像のわきに付け加えたのが、あの可愛らしいヒヨコのまぐわり絵。しかも「オラオラ!」のセリフ付き。それを描いてる間もずっとカメラはアップで手元を追ってるワケ。もう見ながら笑い転げてしまった。カメラマン、というかスイッチャーは何を思っていたのだろうか。サイバラ、NHKを遊んどるなぁ。作品紹介で、アナウンスだけで画がない時も「あ、アレはNHKじゃやっぱりダメなのね」とかいちいちツッコんでる。
そんなおちゃらけとまったく同じスタンスで鴨ちゃんや両親、家族に対しての、ズバリな話が聞ける。「自分の父がホントにだらしない人だったので、だらしない男自体は、別に悪く思わないんです。自分は」←ウロ覚えだけど。へぇ〜って思った。やっぱしねーサイバラは話が上手。書き言葉の巧みさは誰もが認める所だと思うけど、しゃべりもウマイよ。端的で的確。ロフトプラスワンのトークショーとか、行きたいんだよねえ。
うん、これは保存版でしたよ。
●サイバラといえば毎日新聞で『かあさん』の専用サイトが立ち上がっています。質問にサイバラが答えてくれるようです。コチラ。
●スタジオパークは一部動画をアプしてるひとがいるみたい。コチラ。
スライ・ストーンがグラミーに金髪モヒで登場!したらしいです。らしいってゆうのもウチではWOWWOWが観れないから。mixiで知りました。歌もなかったらしいですけどね。でも元気だったんだ。元気じゃん。すげぇすげぇすげぇ。
…誰か録画してたら連絡ください…。
ああ早くトリビュート盤買わなきゃー!!
※追記:このアルバムのおかげで地元FM局は今週一週間スライ特集。信じられん。仕事場に「Family Affair」が流れてます。シビれます。
【お断り】
このたび、ついに!待ち望んでいたピタゴラ装置のDVDが発売されます。
ピタゴラ装置 DVDブック2posted with amazlet on 07.01.31ポニーキャニオン (2007/04/18)
売り上げランキング: 4いままでずっと熱望しつづけてきた、その日がやってまいりました。という事で、これまでサーバに置いていたムービーはすべて削除します。これからはDVDを買って楽しみましょう!!
【2007.01.31追記】
●その27(1MB)
●その28(0.7MB)
●その29(1.3MB)
●その30(3.2MB)
●その31(0.6MB)
●その32(1.9MB)
●その33(4.5MB)
●その34(2.6MB)
●その35(3.4MB)
朝から番宣で一日中フジに出ずっぱりだった大泉洋ちゃん。いくつか観たけど、結構みんなオモロいトークをしてましたね。
さて、ドラマ『小早川伸木の恋』。
なんとか、どうにか、必死で、相方と2人で殴り合いなどして気をまぎらせながら、ガマンして、第一話を見終えることができました。二度とみません。NACS出演の連ドラで、一話観ただけで、「もう二度と観ません」と本当に心に誓ったのは、この『小早川…』が初めてです。オメデトーーー!!!
登場人物の誰一人として感情移入できないのは勿論、この先の展開にも、これっぽっちも興味は湧きません。薄っぺらい主人公。気のオカしい奥さん。だけどこの奥さんに比べて別に何一つ魅力が有る訳ではない不倫相手。台詞がオカしい。変なんだよ。ステロタイプな病院内の汚職?ソレに反発する洋ちゃんもうすい。うす〜いぃぃぃ!!!!今後の主人公のキャラ立てだって、洋ちゃんの展開だって何となく想像はつくけど、もうそんなんどうでもイイから!!!脚本最低。
『救命病棟24時』(→オレの当時の一言感想)といいさぁ、洋ちゃん、ほんと、ドラマにめぐまれないよねぇ。こないだの『おかしなふたり』がまだ全然マシに思えるヨ。
だけどさぁ、ドラマでの洋ちゃんの演技も、ちょっとヒドいよねぇ。っても比べるのは音尾クンやシゲくらいしかいないんだけど。この『小早川…』の演技もね。大げさなんですよ…。ナチュラルに演技してる唐沢との絡みは、ホントちぐはぐになっちゃってる。観ながら相方と2人で叫んでた。
「(演技が)大きい!!」
「大きいよ!!」
「切れてます!!」
何かしてないと恥ずかしくて観てられないんだもの。
こないだ観たドラバラ鈴井の巣『山田家の人々』がめちゃくちゃ良かったのでいつか感想を書こうと思ってたのだけど、『小早川…』を観たらあまりに腹が立って、こっちの感想アップが先になってしまった。くっそ〜何でだ〜!!!『山田家…』の洋ちゃんは、コレの100倍イイ演技をしているぞ〜〜!!!!!!!!!!!
※shiroは柴門ふみがどうしても嫌いなので原作も読んでません。
相変わらずお客の少ない近所のシネコンで鑑賞。オレ的には貸し切りみたいでイイんだけど…大丈夫かよ。平日20:30〜の回でギリギリ2桁のお客…。
映画はとてもオモロかったです。あんなに口を開けっ放しにして顔を歪めたり笑ったりしながら観ることって、オレにとってはまずない経験だったと思う。小中学生の時に見てたら、ホント一生忘れない映画になったんじゃないだろうか。そう、子供達に観て欲しいなぁ〜、この映画は。LOTRもそうだったけど。
素晴らしいエンターテインメント作品です。
ネット知り合いのンタロウさん夫婦にいただいたDVDで、ハチクロアニメを中盤から最終回まで観終わりました。本当にありがとうございます。
ちょうどエンディングの歌が、奥田民生の作った曲(?)に変わったトコロからです。前にも書いていたように、毎回毎回ドラマの最後で曲のイントロが流れてEDに入る所が好きだったんで、正直、曲の変更はイマイチだと思った。しかも曲がね。合ってないよ。別にこの曲聴いてハチクロ気分は盛り上がらない。あと民生といえば木村カエラの新曲もどーなのアレ。彼女が歌って盛り上がるモノ?まぁ良いや。
内容は最初からまったく変わらない、徹底した原作トレース主義。スゴい。ココまで徹底するともう「偏愛」に近いモノを感じるね(笑)。で、絵の方も1回だけヒドい回があったけど、他は殆ど乱れてない。コレもスゴい。
原作そのままに、雰囲気を壊さずに絵が動き、音が入り、演技が入り、BGMが入り…。とても幸せな形でマンガ→アニメ変換が行われていて、マンガと同じトコロでもう条件反射的に泣かされます。ああ、良かった。
特に竹本クンの旅がイイ。寺の修復工事をしている人たちのキャラが見事に再現されてて。竹本クンのココロの迷いがウマいコト表現されてて。絵もキレイ。北海道の旅もマンガそのままにダイジェスト化。泣ける。
そしてラスト。旅から帰ってきた彼が、夏祭りではぐちゃんに告白するシーン。ここで花火の上がるタイミングが、アレだ。『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のラストみたい、と言うと言い過ぎかも知れないけど、その位よかった。グーですよ。絵も演出も声優の演技も良かったですよ。ツボつきまくりでした。で、最後だけね、ED曲が前のヤツに戻ってるの。
ああ、終わっちゃったのね。とっても幸せなアニメでした。良かった。『ハチクロ』のあの世界を大切にしてくれたアニメ化で、本当に良かった。
あとは映画だね。このアニメを見ちゃうと、何となく根拠のない安心感が湧いてくるのだけどね。どうだろ。
●mixiコミュのヒトが描いたサンボマンガ。ツボを突きまくりじゃ。
●ずっと相方に勝てなかったぷよぷよ。さっさとこおゆう攻略法を調べれば良かった。分かりやすいです。
●最近webで一番オモロかった文章→無法地帯の天皇の価値とか日本と戦争とか。
●伊藤剛のトカトントニズムの芳崎せいむ『金魚屋古書店』に唾を吐け!。オレもこのマンガ最近ジャケ買いしたんだけど、ああ失敗したなぁ〜と思いました。結婚してからおこずかい少ないからさぁ〜。初物買いの緊張感もいや増しなんだよ。現にこの『金魚屋…』の失敗のせいでさぁ、ココ2〜3ヶ月ジャケ買いとかしてないんですヨ!
●例のエントリが異様にアクセスを集め今日なんか半分くらい繋がらない。このエントリだってずっとアップできないでいる。ううむ、たかだか1日1000アクセスかそこらでこんなになっちゃうのか。まぁ動画だしね。コレはもう消さざるをえなくなっちゃうのかも。
●JTBが宇宙旅行を公式に開始。
・月裏旅行:110億円
・宇宙ステーション1週間滞在:22億円
・高度100km弾道飛行:1,100万円
・ジェットで30秒ゼロG体験:88万円
・Mig25等で高度25km飛行体験:209万円〜
いよいよシロツグになれる日が…。
●TVで『世界の中心で、愛をさけぶ(映画)』を観る。web上では何だかんだ言って「思ったより悪くないよ」的な感想ばかり読んでいたので。こおゆう場合って、意外と感動したりするモンだ。
結果。タダでさえものすごく涙もろいお年頃のshiroであるが。最後までひとっつもグっとくるシーンがなかった。未来クンも柴崎コウもその魅力をまったく出さないまま終わった(ルックスはカワイイけど長澤まさみは元々あんなモンだろう)。
絵もキレイだしストーリーだってどうとでもオモロくできそうなのに…。なんであんなに感情移入できないんだ。演出か?34歳のオヤジを高校生同士の恋愛に入り込ませるには、やはりそれなりの普遍的な演出ルールとかオヤジ共通の思い入れプロットみたいのがあって、ソレがこの映画ではタマタマ入っていなかったとか?だから、オレ的にはあっちゅうまに忘れちまいそうなほど印象の薄い映画だったけど、現役高校生とか大学生が観たらぐっとクるのかもね。期待はずれ。
●TVで『Dr.コトー診療所(再放送)』を全部観終わった。最後までオモロかったなー!当初ウンザリ感のあった泉谷しげるも、終わる頃にはもう慣れちゃってた。最後までキビシかったのは大塚寧々だけで、あとのキャストはみんな素晴らしい。脇役もみんなイイ。漁師役の時任三郎もアリガチな役回りだったのだけど、ちょっとした台詞の違いや演出の違いで(でもコレが重要なんだ!)ぐっとリアルが増している。
そもそも過疎の離島にやって来た物好きな超天才医師ってゆう、その設定だけでタマらないのだ。今までどんな医者が来ても定着しなかった離島に、一人で何でも(手術さえ)できちゃう医師がやってくる。彼は過去の自分のミスを悔やみ、自分の医師としての人生をやり直そうとして、先端医療への道を捨て、この南の島へとやって来たのだった…。
ロケ地の美しさは勿論なんだけど、全体を通して絵作りがセンスいい。OP&EDも好き。最終回に出て来た、助手の和田の撮ったライカの写真とか、そんなトコまで気を配られてるのにはビックリ。TVドラマって結構こおゆう小道具でガクっとシラケちゃう事、あるじゃない。コトーや彩華さんと、島の住人達を映したこのスチル、すっげぇイイの。写真集欲しいくらい。
●Wikipedia
●ロケ地一覧。今もある診療所。台風にも堪えられるように、2,000万円をかけて建てられた建物らしいです。
●はてなキーワード『Dr.コトー診療所』
→C↓C←C↑Cの感想を読んで以来観たくてみたくてタマらなかったのだけど、残念ながら地元で上映しなかった映画。やっとレンタルDVDが出たので借りてきました。公式サイトはコチラ。
かなりオススメです。タイムパラドックスモノという先入観を持って観ましたが、そのアリガチな思い込みとはちょっと雰囲気が違ってました。あまりないタイプの映画かも。冒頭20分くらいの、ただ単にビビらせるために見える編集とか演出とか痛い描写とかあんまし好みじゃなかったんだけど、中盤「刑務所に入った」あたりから俄然のめり込んじゃいます。
で、そのイヤぁなカンジの序盤のイメージも、後半になるにつれて全部チャラになっちゃうので、オレみたいに「痛いの嫌い・気分悪いの嫌い」ってタイプも、最初さえガマンすれば見れるレベル。途中からサブキャラの魅力もどんどん増してくるし。(「隣人」カルロス、イイ!!)
とにかく脚本が良くできてて、まったく飽きさせないまま、2時間ぎっしり。お腹いっぱいになります。「映画には人生が詰め込まれてる」なんて陳腐な言葉も、この映画に関して言えばその通りだと思う。最後もすっきりしていて気分良し。なんだか一気に5本くらい観た気分だ〜!!
満腹。
●だけど映画の冒頭で出てくる「バタフライ・エフェクト」の由来
「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」。
初期条件のわすかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論の一つ。
(公式サイトより)
に関してだけは、ちょっと期待はずれ。つかね、ペンを倒したら彼女が死んじゃう的なお話って、もう我々には『バック・トゥ・ザ・フューチャー」なんかで完全に刷り込まれちゃってて、ある意味タイムパラドックスの常識なワケじゃない。その上でこおゆう前フリをされちゃったら色んな期待をしちゃうでしょ。その割には、タイムパラドックスに関しての新しいアイデアって別に見れなかった。時間軸の関係しない世界でならバタフライ・エフェクトってオモロい理論なんだろうけど、タイムスリップが絡んだ四次元の世界では珍しくも何でもないのでは?という話。その分脚本の練り込みが十分なんで問題ナシ、ですけども。
よしながふみの描く横顔って、アレじゃないすか。あの口がへの字になってるトコが特徴ですよね。ちょっと大げさなカンジで。男も女も。まだ男ならむすっとしてる雰囲気で分かる気もするんだけど、女性だとちょっと、キツいカンジもします。あのななめクチビルに対する美意識はとても共感できるんだけど、マンガ的に少し大げさになっちゃったとゆうか。

だからこんな顔の女性って実際にはいねぇよ、って世界なんだけど。そう思ってたんだけど、こないだ『Dr.コトー診療所』の再放送を観ていて発見しました。柴崎コウです。あのツンとした横顔とクチビルの下がり具合。まさによしながワールドの具現化。写真を探したのですが実際並べるとイマイチ似てないので、想像してみてください。
…
ね?そっくりでしょ?柴崎コウは、よしながキャラなんです(強引)。
●つか『Dr.コトー診療所』オモロいよねぇ。コレ全部保存したいな。泉谷しげるだけは個人的にウンザリなんだけど。何かねぇ、演出とかあんましクドくなくて、ある程度のリアル感は保たれてて、ロケ地は美しくて、OP&EDがセンス良くて。再放送はOPカットされてるから市販のDVD-boxとか欲しい位。
↑ホントはコレが書きたかっただけ。
●地下鉄で女の子のサイフを拾った前スレ1の話し(襖からサムライより)
ごくつまらない電車男インスパイヤwスレかと思いきや、主人公の昔語りから意外な展開を見せる。「最後の約束」には泣けた。ウマいなぁ。短いからさくっと読めるよ。
●mixiマンガ先輩後輩大先輩。関係ないヒトにはまったく関係ないmixiの一面。さらに関係ないけど最近笑った「始めまして、外人です。」(mixiトピ)
●カエラちゃんついにTopRunner出演。予想通りsakusakuハマってます。あとナガオカケンメイ氏が多分1ヶ月後くらいに登場か。毒吐くぞ〜的な事をwebで書いていたんでちょっと楽しみ。
●ETV特集『オレを覚えていてほしい 〜ガン漂流・作家と読者の850日〜』が凄かった。31歳で肺ガンに罹り余命2年と宣告された、フリーライター奥山貴宏のドキュメンタリー。
彼が亡くなる前日まで書き続けた(最後の方は口述筆記)ブログはコチラ。番組内容はコチラ。彼へのインタビュー(2004年8月)はコチラ。勝っちゃんも彼についての記事を書いてた。コチラ。
最後まで分からなかったのが、彼のこのスタイルはどこまで強がりだったのか、という点。「ガンも自分の生活の一要素でしかない。一日中病気の事ばかり考えてるワケじゃない」
そうなのか。何年というスパンで余命宣告を受けた場合って、そうなのか。
結局、どんなシチュエーションでもそうなんですけど、人間が凄く立派だと思うのは、慣れてしまうということなんです。例えばイラクに行った人というのは、最初はすごく脅えていると思うんですが、1週間もたつと、銃声が聞こえても何とも思わなくなるんじゃないでしょうか。だからどんな状況でも、人間というものは、慣れるものなんですよ。僕もこの状況にすごく慣れちゃってます。だからそういうメカニズムが人間の中に組み込まれているんだと思いますよ。
ある種、すごい極限状態じゃないですか。余命1年とかになってるわけだから。でも『あと1年もあるの?』っていう感じになってまして、良くも悪くも麻痺しちゃってます。そうしないとたぶん正気ではいられないんでしょうけど。
A WAY OF LIFE(上記リンク)より
いずれにしても初めて聞くような事ばかりの「闘病記(奥山氏はこう書くのさえ嫌がってる)」。いろいろ考えさせられたが、結局自分のコトとなると、「なってみなくちゃ分かんねぇな」。
●今日の『志村どうぶつ園』は例の石ちゃん&パンダに加え最強最カワイ動物ウォンバットまで登場!!感激!!パンダは前回ほどにプリティポーズがなかったけど来週も続くようですっげぇ楽しみです。
【お断り】
このたび、ついに!待ち望んでいたピタゴラ装置のDVDが発売されます。
ピタゴラ装置 DVDブック2posted with amazlet on 07.01.31ポニーキャニオン (2007/04/18)
売り上げランキング: 4いままでずっと熱望しつづけてきた、その日がやってまいりました。という事で、これまでサーバに置いていたムービーはすべて削除します。これからはDVDを買って楽しみましょう!!
【2007.01.31追記】
以前アップした、ピタゴラ装置動画の続きです。
●その17(1MB)
●その18(0.5MB)
●その19(6MB)
●その20(0.8MB)
●その21(1.3MB)
●その22(6.1MB)
●その23(1.6MB)
●その24(6.3MB)
●その25(0.6MB)
●その26(4.2MB)
●『ドラゴン桜』のアベちゃんはモーレツに良かったねぇ〜(3回くらいしか観てないけど)。萌えた!この人、色んなヘンな役柄を与えられるその度に、新しい魅力を発揮してくるよね。なんかドキドキする。あと最近はやっぱりツマブキ君。男性版深津絵里!たとえ端役でも、出てるだけで全体が底上げされるカンジ。安心できる。今好きなオトコ二人。
●なんかの拍子で見つけた、昔WEB日記で書いた「人造人間マモー」の感想文。自分で読んで思い出して、ヤケに盛り上がったので再掲。ああ観たくなった。名セリフも多いなぁ。
●「我々の住んでいるこの場所は、実は○○の中だった」というシチュエーションが、大好きだということに今さら気付いた。このジャンルでNo.1だと思うのが『メガゾーン23』。傑作でした。そして現代ならやはり『マトリックス』。あと書籍『リング』の続編『ループ』もそう。アレには驚いた。こないだ書いた萩尾望都『マージナル』も。比較的ネタバレが早いけど。「実は…」じゃないけど『マクロス』なんかも好き。変型すると街がボコボコに崩れて死人続出、みたいな。アホだね〜。その他にも今思い出せない傑作がいくつもあった気がする。

この「実は○○の中だった」ジャンルが好きなのは、何となくなんだけど、自分が子供の頃考えてた世界観から来てるんだと思う。確か小学生の頃自分のアタマの中で構築されてた世界観、いわゆる「世界とは何ぞや」に対する答、なんだけど。
我々のいるこの宇宙は、他の宇宙に存在する原子の中に入っている。例えばオレのワイシャツの袖の糸くずの繊維の木綿の原子の中に、他の宇宙がいくつも入っている。その小さな宇宙の中に住むサラリーマンの、髪の毛のフケのタンパク質の原子の中にもまた、いくつもの宇宙が入っている。
この繰り返しが入れ子となって延々と続いているのが「宇宙の構造」。だけどそのままじゃ、オレが腕を動かしただけでその中の宇宙があっという間に崩壊しちゃうことになるので、考えたのが「時間の動き方が違う」とゆう理屈。小さい宇宙はその小ささに反比例して、時間の進み方が遅いというもの。オレが手を動かすその2秒の間に、そのワイシャツの原子の中の宇宙では、何十億年と進んでいる。この限りない時間の進み方の差が、その永遠がまた「宇宙の構造」だというもの。
今でもきっとその通りだなぁって思う。
自分の見ているこの世界が、他の誰か知らない所から包括されまったく別モノとして見られている可能性、このドンデン返しのドキドキが、オレをして「実は○○の中だった」ジャンルに夢中にさせているんだよなぁと思った。そおゆう話でした。
今晩のメシは、超大盛りイクラ丼。激ウマ。相方が筋子からほぐし醤油漬けにしたイクラをどぼどぼどぼっとかけて、わしわしとかきこみます。まだいっぱいあるよ嬉しー!