『おかえりモネ』90話あたり

先週末から今週の『おかえりモネ』…ヤバい。というか最近は毎日2回観ている。以下忘れないうちに、Tweetしたまとめも兼ねて。


●みーちゃん(妹)の話、姉妹あるある、家族あるある。だけど忘れちゃいけないことをちゃんと描いている。長男長女である奥さんと二人で盛り上がった。

●「逃げる訳にいかないじゃん」「誰かが残らないと」
これまでずっと脚本の安達氏は、モネ達の両親に「どこへ行ったっていい」「自分の好きな仕事をやればいい」としつこい位に言わせてきた。その上での、みーちゃんのこのセリフ。

「強制されたんじゃないでしょ、自分で望んで地元に残ったんでしょ」そんな簡単な話じゃない。周りの人、特に家族は忘れちゃいけない気持ちがそこにある。

みーちゃんもりょーちんの跡継ぎに関して感じていることがあるから、自分は分かると言いたかったけど、そこまで心を許せるのは、やっぱり幼馴染みで「自分を恋愛の対象にしていない」モネなんだな。喫茶店の「(オムライス)好きだけどね」みたいな会話、ヤバい。

●みーちゃんに服を投げつけられた後、少し払うモネのあの感じ。素晴らしい。ここ最高だよねって盛り上がった。(90話)

この写真は後日の「あさイチ」から

●「ズルい」って言われがちな長男長女。お互い分かってるんだけどなって話。分かってるけど言っちゃうのが家族。姉妹の独特の感じ。だからって流していいものでもなくて(流しちゃいがちなんだけど)。

●おっさんとしてはもちろん「両親達のドラマ」は一番親身に迫るところでな。もう隅から隅まで名優たちの力が存分に味わえる名シーンばかり。

●火曜のさ、新次(りょーちん親父)の家の冷蔵庫の中で作ったあのおにぎり。あの海苔の安っぽさな。スタイリストさん最高。いかにも新次らしい、スーパーで一番安い海苔。ここも盛り上がったポイント

●月曜朝冒頭の喫茶店シーン。りょーちんにほんの1分位で「東京」の居心地の良さの本質を語らせるところ。脚本秀逸。そしてこの2人の醸す空気感たるや。

●期待に応えるのは楽なんだよ。最初はね。段々つらくなる。もいいなぁ。りょーちんここまで静かでいて、満を持して言わす感じ。

●東京と地元で親子がそれぞれ周りの人達に救われるあの同時進行の巧みさ。

●みーちゃんの辛さね。ここ数日で何度「みーちゃん!」って叫んだことか。おれたち長男長女だからもうなんつか、妹が可愛さ余ってもう、というか。でも社会人なんだからさ、とか。いやいや。あーだこーだ。

●友人のすーちゃん、この数日すごい。見せ場沢山。みーちゃんよりも色々経験してきたからこそ、幼馴染みで二人を見てきたからこそのセリフの数々。
でもモネをりょーちんところに一人で送った後の、無言の表情もすごいから。

●菅波先生は反面、サメからこっち大きな活躍はなかったけど…多分水曜からいろいろぶっ込まれる筈(予告より)。

「そういうときにこっちのことを忘れてしまう人のほうが僕は信頼できます」の電話で、ちょっとキュンとでしょ。モネは。

健太郎のアゴのラインは本当に素晴らしい。そして今回「菅波先生」というあり得ないほど素晴らしいキャラを生んでくれたことに感謝。

もうまだまだ1シーンことに言いたいことが沢山あるのだけども…。語りきれん。

珍しく奥さんも一緒にハマってるので(もちろん菅波先生がいるからだ)見たあとあーだこーだ言えるのがいい。

ホント気が滅入る日々だけど、毎朝の朝ドラに救われています。朝ドラがちゃんとしてるかどうかって、めちゃくちゃ重要なんだから!特にこんな時は!

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