メモ。
『ブリッジ・オブ・スパイ』2D字幕・シネコン
ひたすらに地味な映画だったが好み。ソ連のスパイ役好き。たまに流れる音楽の使い方。バーでトムハンクスがCIAに啖呵を切るところ、ゾクゾクした。トムハンクスってほんと、「特別感」がないじゃない?彼を観に行くような俳優じゃないし、アップでポスターに出てくるとめちゃくちゃ既視感ありまくりでなかなか映画館に足を運びにくいんだけど、町山さんのたまむすび評をきっかけに行っていたら、やっぱり良かった。
トムはなんだかんだでいつも裏切らないのだ。
★★★1/2☆
『怪盗グルーの月泥棒』吹替・iTunes
年末『ミニオンズ』から立て続けにシリーズを制覇しどれも傑作だったけど、1作目のこれが1番好きかな。シリーズみんなキチガイ映画(褒め言葉)だけど、これは子供達とのほんわかエピソードもあり、好み。
★★★☆☆
『カンフーパンダ』吹替・iTunes
完全になめてた。何コレ大傑作じゃない。モーションキャプチャーを一切使わなかったというカンフーアクションは、これまで観たことのないクオリティ。これはアレだ、宮崎駿が昔にやっていた「漫画映画」、あのスピリッツを引き継ぐ作品ですよ。ストーリーも、語ろうとしているテーマにも共感。子供と観るにもすごくオススメの良作。
★★★★☆
『カンフーパンダ2』吹替・iTunes
1作目がすごかったのでさぁ2は…と思ったら…予想以上にすごかった。「1」プラス、ロードオブザリングといった感じで世界観が広がっている。相変わらずのオススメ。
★★★★☆
『ピクセル』吹替・iTunes
期待外れ。ゲームのカタルシスもリスペクトも感じられない。アクションとは関係ないところで延々と続くしょーもないギャグにうんざり。半分位はそんな感じ。展開には驚きも全然ない。ドンキーコングが25mで終わるって何よ。(しかも普通速効でワープする面だし)語ろうとしているテーマにも、ちっとも共感できない。ナムコ黄金期にアーケードゲーマーだった自分にとっても、ひじょーに残念。
★1/2☆☆☆
『マイ・インターン』字幕・iTunes
期待通りのハッピーハッピー映画。誰も悪い人は出てこず(出てきても改心し)、イヤな気持ちになる箇所も殆どない。アン・ハサウェイとデ・ニーロを存分に堪能できる。ストーリーも想像通り。だけど、こういうありきたりの物語を、そのままちゃんと作って引っ掛かりもなく気持ち良く見せるのって相当な技術だと思う。だって希有だもの。
★★★☆☆
『駆け込み女と駆け出し男』iTunes
すごく好き。1/3位は聞き取れない江戸言葉で分からないままどんどん物語は進む。やけにリアルな美術と相まってぐいぐいと引き込まれる。女性達が気持ちいい。
最後の侍女子と鉄鋼女子のバディ感は特にぞくぞく。洋ちゃん見事なハマり役。原作も読みたくなる。ちょっと不思議なぶつ切り編集がたまに気になるけど、それも含めて個性かな。所作が粋で気持ち良い。樹木希林も見事。
★★★★☆
『オデッセイ』吹替4DX・シネコン
原作からあちこちカットされているのはしょうがないといえどうしても気になった。それと(自分のミスでそうなっちゃった)4DXにあちこち気をとられてしまった。キャストは文句つけようのないベスト配役。『アポロ13』+ギャグ、といった全体の方向性も見事。ただひたすら問題に向き合って、考えて、解決する登場人物達。美術、演出、すべて圧倒的に見事。映画化に際して(ドラマをアツくするための)余計なエッセンスを追加していない。だからこそ、アツくならずにはいられない。早くもう1回、2D字幕で観たい。
★★★★☆<今のところ