今期の冬は、12月中旬に1回ドカ雪が降った後は降雪が異常に少ない。1月に長岡や魚沼に行っても、信じられない位の積雪の少なさ。20cmとか。
そして2月に入ってから快晴の週末が続きこれは嬉しい!と思っていたのだけど
2/17土-18日-19月は、軒並み最高気温が18〜20℃超え。
しかも快晴。本当に新潟かと。
今後冬はどうなるのかしらね。
今期の冬は、12月中旬に1回ドカ雪が降った後は降雪が異常に少ない。1月に長岡や魚沼に行っても、信じられない位の積雪の少なさ。20cmとか。
そして2月に入ってから快晴の週末が続きこれは嬉しい!と思っていたのだけど
2/17土-18日-19月は、軒並み最高気温が18〜20℃超え。
しかも快晴。本当に新潟かと。
今後冬はどうなるのかしらね。
NHK『作りたい女と食べたい女』season2、いいなー。
今週までのメモ。
【18話】春日さんの仕事場の先輩・藤田さんが、義理の母の介護の関係で、シフトを減らす相談をしている。その後定食屋さんで偶然ランチを一緒にする春日さん。そこで藤田さんは自分の状況を語りつつ、親と離れたいという春日さんを、優しい言葉で後押しする。
この先輩・藤田さんの定食屋での演技。
ほんの短い1シーンなのだけど、自分にとっては神がかって見えた。藤田さんの表情だけで何故か泣きそうになってしまって驚いた。こんな一言で、どれだけ救われる人がいることだろう。
先輩・藤田さん役の俳優さんがどーーーっかて見たことあるなぁーって気になって調べると、島田桃依さんという方で。
検索すると…なんと『MONDAYS』の…あの!最後に話す事務方の女性じゃん!うわー鳥肌立っちゃった。
名優だわー。今後おっかけていきたい!
【20話】
野本さんへの想いと、これからについての戸惑いについて、隣部屋の(会食恐怖症の)南雲さんにzoomで相談する春日さん。ここの南雲さんがいい。最初タメ口から始まってちょっと驚くのだけど、その後の敬語とタメ口の微妙な入り交じり具合で、距離の取り方を図っている南雲さんのキャラクターが繊細に表現されてる。やっぱこの藤吉夏鈴さん、合ってる。春日さんにしろヤコさんにしろ、このドラマのキャスティング好き。
【22話〜23話】
バレンタインの夜、引越の予定を打ち明けられた野本さんが、泣きながら自分の思いを伝え、春日さんが応える。
まー2seasonかけてやってきたいよいよの告白ですから盛り上がるしかない。2人にきゅんきゅんしっぱなし。野本さんが翌日会社で報告した時の、同僚(森田望智さん:おかえりモネの気象会社の方)の反応も良かったな〜。この人も好き。
season2はあと7話で、どこまでいくのだろう。連載は追ってないけど原作は5巻が出たばかりでこっちも大盛り上がり。
あー今から終わるのが寂しい。連載はいつまでも続けられそうだから、ドラマももっと観たい〜!というのは『きのう何食べた?』と同じ寂しさだ。残りを味わいます。
※今作はNHKプラスで放映後1週間程度、AmazonプライムのNHKオンデマンドチャンネル(月990円)ならずっと全部観ることができます。
━−━−━−━−━−━−━
NHKよるドラでハマったのは今作と『5)#あなたのブツがここに 』『14)#わたしの一番最悪なともだち』です。全17作のうち3作しか観てない。きっと他にも面白い作品あるんだろうな〜。俺が好きそうなのあったら教えてください。
『不適切にもほどがある!』4話。
今回は色々ひっかかるところがあったな〜。
もともと本当にデリケートな素材だと思うから、こんな風になる危険も当然あった訳だけど。
細かいところも色々あれど、一番ひっかかるのはインティマシーコーディネイター(IC)の扱い。
それなりに周知されてるモラル問題=「やり過ぎじゃない?」と議論が出るような事象を茶化すならまだしもですよ。
地デジドラマでは未だ数本しか取り入れられていない、全然周知されてるとは言えない考証問題ですよ。その意味をまず正確に伝えることが、このテーマを選んだドラマの責任じゃない?
茶化すのはその後で。
その考証セクションを採り入れた人の苦労も、採り入れた仕方ない背景(演出のパワハラを始めとした「空気」)も、日本では地盤がないので海外で資格を取らざるを得ない背景も、その他まったく見せないまま、あんな風に「小うるさいキャラ化」されちゃったら、そもそもインティマシーコーディネイターを知らない人から見たら
→海外の最近のトレンドを真っ先に採り入れた「意識高い帰国子女」みたいなもん?
→とにかく問題を回避したいので、女性の濡れ場や肌の露出についてマネージャーと交渉する役?
って、思っちゃうよね。というか知らない人にとってはただの笑いネタ。とんねるずのゲイキャラみたいなもんで。
そういうことにならないように、今後の普及や周知を目指してWEBメディアを使い丁寧に説明してきた、同業の先人たちに、あまりに失礼。
やっと始められたって段階なのに。茶化すならもっと一般化してからでしょうよ。
というか、そもそもこのドラマ、インティマシーコーディネイターが入って無いじゃん。それで茶化すってかっこ悪くないすか。サダヲがそのまま最後に突っ込むべきだろ。
ICとは…
「俳優の安全・安心を身体的にも精神的にも守りながら、監督が望む演出を最大限実現するための仕事」
肌を見せる・見せないだけではなく、俳優「本人が」守られていると実感し、よりよい演技を行い、よりより良い作品をつくるためにコーディネイトするお仕事、でしょ。
「女優に限らず、すべての俳優が対象となります。一番近いのはアクション・コーディネーターかもしれません。監督が見せたいアクションシーンについて、殺陣や振付を考えながら、安全に撮影できるよう現場を作っていく。それと同じことをインティマシー・シーンについて行うわけです。」
以上「」引用:「「濡れ場で女優を守る仕事」ではない!ドラマ『エルピス』でインティマシー・コーディネーターが果たした重要な役割」
after6junctionのこの回もすごく分かりやすいので是非
▶『インティマシー・コーディネーター』って今どうなってますか?特集2024 by西山ももこさん
※他にも検索すると良く分かる取材記事出て来ます。つまりすぐ記事に辿り着ける位、数が少ない。まだまだ知られていない話だと思う。
まぁこういうもやもやっとする部分も、一旦落として上げることで、何だか良いように収めてしまえるのがクドカンの凄さなだなー。
とは言え全体として素晴らしいドラマ。大好きなところばかりなので、今後の展開に期待しています!!LINEの承知してます連打とか、あのくだりめちゃ笑ったわ。
当アカウントの映画TV感想は→#movie_tv_dsm
NHK『作りたい女と食べたい女』待望のseason2。
会食恐怖症を演じる藤吉夏鈴(南雲さん)、
主人公の恋愛相談に乗るネット知り合いのともさかりえ(矢子さん)が、どちらもすばらしい!
単行本がちょっと遅れている中で、TV版はいったいどこまで進むのだろう。
あと直前座談会が、素の春日さん(というか西野恵未さん)が見られて楽しかった〜
Netflix映画『ニモーナ』をTVで。
監督:ニック・ブルーノ&トロイ・クエイン
【あらすじ】
孤児出身でありながら騎士学校を主席で卒業したバリスターは、騎士任命式の最中に起こった女王殺しの犯人に仕立てあげられ、追われる身となってしまう。隠れ家に身を潜めて汚名をそそぐ機会をうかがう彼は、さまざまな生き物に自在に姿を変えることのできるいたずら好きの少女ニモーナと出会い、一緒に真犯人探しを始めるが……。(映画.com)
【感想】
アトロクの2023ベスト映画特集で絶賛されてたのをきっかけに鑑賞。
舞台は騎士の世界でありながらスマホや最先端の機器が使われているどこか架空の近世。主役のバリスターは孤児出身では初の騎士で、彼の同性の恋人はいわゆる「貴族」のような身分。身分違いで同性の恋人同士だがその点は劇中でまったく問われることはなく、当たり前に扱われる。
そんな世界で現れるニモーナは自在に変身できる、一見「人ならざるもの」。主役バリスターは最初彼女が一体何者なのかを問い続けるが「I’m Nimona.」としか答えず、昔の言い伝えにある「世の中を滅ぼすモンスター」ではないか、と疑う世間には極端な拒否反応を示す。
観ている自分も「モンスターなのでは?」と頭の中の疑念と戦いながら見続けることになるのだが…
「モンスター」という概念を利用し、誰しも心の中にある「普通じゃない」事への偏見を、見事に暴き出す傑作だった、バリスターと一緒にちょっと自分が恥ずかしくなるが最後の爽快感も素晴らしい。
ありそでなさそなストーリー展開に最後まで気が抜けず、主人公二人ともストーリーを作り出す為のステレオタイプではなくて、とっても新鮮。気持ちいい。劇伴もめちゃカッコイイ。
そして…
とにかく一番自分がぐっとキたのが、ニモーナ役クロエ・グレース・モレッツのとんでもない演技だ。破天荒かつデリケートな彼女の声がまー魅力的!見事な声優ぷり。
吹替版は観てないし、それはそれで良いのかも知れないけど、字幕お薦めです。
あとクライマックスがちょっと細田守的既視感が抜けなくて余計なところで残念だった。マイナスはそれ位。
アクロスザスパイダーバースがずば抜けてとんでもなくて、ライオン少年にビビって、その直後にまたこんな傑作が出て。いやー1年にこれだけ傑作アニメが出るモンなのか。
と思ってたらアカデミーにノミネートされた。然るべきだと思います。いやーすんごい。
『アフターサン』をAmazonレンタルで。
監督/脚本:シャーロット・ウェルズ(長編初監督)
ついに『アフターサン』を観た側の人になった。
イヤしかし…なんちう作品だ。
【あらすじ】
11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。
【感想】
表面上はこのストーリー通りなんだけど、そのうちに
「?」
「…??」
「ええ…」
「なにそれ…」
カット尻がやたら長くて、最初「新ツイン・ピークス」思い出す位だった。すごく淡々としてる。
観終わった時点ではそこまでのインパクトはなくて、え?あれどういう意味だったんだろうって、まさかって…
ちゃんと知りたくなって、考察サイト見て、ええーやっぱり!ってなって。
そう、観た直後はインパクトはないのに、2日経った今、思い出して書こうとすると泣けて泣けて…という。
こんな映画体験は数えるほどしかない。
これは、「観終わった後の映画」でもあるんだな。
お父さんと娘がテーマという先入観とは、少し違うモノが得られた。
映像とスタイリングも、とても好き。
切ない。
『ラジオ下神白』を新潟市ほんぽーとの上映会(監督トーク有)で。
監督:小森はるか
【あらすじ】
いわき市にある福島県復興公営住宅・下神白(しもかじろ)団地には、2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故によって、浪江・双葉・大熊・富岡町から避難してきた方々が暮らしている。
2016年から、まちの思い出と、当時の馴染み深い曲について話を伺い、それをラジオ番組風のCDとして届けてきたプロジェクト「ラジオ下神白」。2019年には、住民さんの思い出の曲を演奏する「伴奏型支援バンド」を結成。バンドの生演奏による歌声喫茶やミュージックビデオの制作など、音楽を通じた、ちょっと変わった被災地支援活動をカメラが追いかけた。(公式サイト)
【感想】
もう避難ではなく、日常になっている下神白団地の皆さんの暮らしを、ラジオ下神白プロジェクトを通して描く。
震災から12年も経ち、あの時の気持ちを忘れかけていた中での能登半島地震。自分の住む西区も家が傾いたり損壊して避難や建替・修復を余儀なくされている方々がいる。自分は「たまたま」逃れただけ。避難生活はこの国の、もう1つの日常だと思った方がいい。想いの丈を詰め込んで家を建て、考えられないくらい長期のローンを組んで、なんとかギリギリで生活していても、明日にはすべてを失い、何の備蓄もない寒い体育館や知らない団地で住むことになるかも知れない。
そうなった時の幸せや喜びってなんだろう。
「話を聞いてもらうこと」「音楽を共に楽しむこと」の大切さを、この映画で改めて実感する。
自分には一番できない「傾聴」「ただ寄り添う」ことを続けるラジオ下神白のメンバー(恐らく20代くらいの若者ばかり)。ラジオもそうだが、その前の「ただ聞く」映像を見ていて、住民の皆さんがどれだけ救われているかが伝わってくる。若者たち本当にありがとう、と思う。このプロジェクトがアーツカウンシル東京による「アートプロジェクト」の一環として行われているのも嬉しい。
原発避難の方達が住む下神白団地、その向かいにある永崎団地は、津波避難の方達が住む。放射能から逃れる避難と、津波や地震で被災したケースでは賠償額が違い、そのことで大きな分断を生んでいるという。
このことに限らず、原発は本来不要でしかも決定的な分断を生む。その分断の様子は数字には表せないから政府や公務上では大きく捉えられず無視される。原発の一番許しがたい作用がこの、あらゆる分野での「分断」だと自分は思っている。だから反対する。
映画ではこの分断は直接描かれないが、最後に永崎団地の集会所で合同のカラオケ大会が開催される。
避難して団地に住む住民、という代名詞のような括りではない、ひとりひとりの暮らしが、歴史が、豊かな人柄がスクリーンに映され、淡々と続いていく。そのことがかえって、この映画を忘れられなくさせている。上映後にトークでも話されていた『阿賀に生きる』にも通じる手法。今作もこれからずっと上映され続け、今は亡くなった方々に想いを馳せ未来へ繋ぎ続ける、依り代になって欲しい。
映画はコロナ禍の冒頭で終わる。高齢者の多い団地に東京からの若者が来訪するなぞあり得ないという世界に急に変わってしまう。あの年の様子、自分は特に2021に父を亡くした経験も含め「やっぱzoomじゃだめなんだよ」の気持ちを思い出させる。メンバーも住民の皆も、さぞかし辛かったと思う。
この10数年で大震災と、津波と、放射能と、コロナと。1つだけでも信じられないような厄災が立て続けに襲ってきたんだよな…今後もきっとそうなんだろう。
自分の両親への至らなさを思い出し苦しくもなるが、自分にできることをやっていこう。
映画の読後?感は『ワンダーウォール』を思い出した。見えない壁。
あれも最後は皆で踊っていた。
上映後のトークでは小森監督の次回作の構想も少しだけ語られた。これもすごく楽しみ。
『ラジオ下神白』、上映の機会があればぜひ。
『SHE SAID』をAmazonプライムで。
監督はマリア・シュラーダー
【あらすじ】
ハリウッドの大物映画プロデューサー・ハーヴェイ・ワインスタインの長年にわたる性暴行と陰湿な口封じについて地道に取材を続け記事を公開し、あの世界を揺るがす#metoo 運動のきっかけを作った、NYタイムズの記者2人の実話。殆ど実名で描かれていて、実際に被害に遭い告発していたアシュレイ・ジャッドが本人役で出演している。
【感想】
今さらです。今さら。そしてやっぱりすごく良かった。
辛いのは分かっているので少しずつ後回しにしてたのがこのざまだ。ばかやろうだ。もっともっと早く観ておけば良かった。
辛いのだけど、最後にはこの動きが#metoo に繋がり、本当に世界を動かしたことを存分に知ってるからもう、ぞわぞわ〜のカタルシスがすごい。
派手な画面はまったくなく、全編がほぼ地味な取材シーン。なのにこの緊張感。ハーヴェイを映さず(おまえなんかは映す価値なんざねーんだという意気込みが素晴らしい)、実際の性暴力シーンは一切なく(決して性的に消費させないという意気込みが素晴らしい)、被害者の話や音声録音だけでそのおぞましさを表現する手法、最後に至るまで小気味良いテンポの脚本(なのに決してぞんざいにしない、取りこぼさないという意気込みが細部に感じられて)なにもかも上手くいってると思う。後半はもう(感動の)涙でした…。
上司がかっこよい。主役二人のヘアやファッションもすっごくいい。
キャリー・マリガン、ドライヴとか未来を花束にしてとかドクターフーの名作回とかでめっちゃ好きだった女優さん。でも今作でまたもっと好きになった。見た目はそんなに変わらないのに、ベテラン記者の貫禄がその目からにじみ出てる。良かった。
こんな映画が製作・発表されること自体すごいことなのに、エンタメとしてもとんでもなく良い出来で、ちょっと日本とは別惑星にある国なのかしらと思った。だけどアカデミー総スカンは納得いかんわなぁ。
製作に入ってるブラッドピットが以前ワインスタインに噛みついた話とか、どこかで聴いてへぇーとか、他にも裏話は山ほどあるのでしょうね。原作読んでみたい。
そしてこの映画、冒頭はトランプの性被害を記事にしたにも拘わらず当選を許し、嫌がらせを受けたキャリー・マリガン演じる記者の挫折・絶望体験から始まっている。
全編通してトランプの失敗を繰り返すなというNYタイムズの記者たちの気合いを感じるし。
彼がふたたび台頭しつつある今、改めて広く知られるべき!映画だと思う。
面白かった〜!『スポットライト』とか好きな人ぜひ。
『雄獅少年/ライオン少年』をAmazonレンタルで。
監督:孫海鵬(ソン・ハイポン)
伝統芸能である獅子舞の演者を夢見る少年たちの姿を描いた、中国のアニメ。
【あらすじ】
片田舎で出稼ぎをしている父母の帰りを待つ貧しい少年チュンは、ある日、華麗な獅子舞バトルで屈強な男を倒した、同じ名前の少女チュンから、獅子頭を譲り受けた。チュンは、ちょっぴり情けない仲間のマオやワン公と獅子舞バトル全国大会を目指すことを決意する。
飲んだくれの元獅子舞選手チアンを口説き落として師匠に迎え、その妻アジェンの励ましを受け、特訓の日々を送る。しかし、大会目前でチュンの父が病に倒れてしまう。一家を支えるためにはチュンが出稼ぎに行くしかない。大都市での労働は夢を追う時間もないほどに過酷だった。疲れ果てたチュンの前に、あの少女が再び現れた――。(公式サイト)
【感想】
正統派少年マンガそのままのようなストーリー。なのに全く飽きさせず、古くささが気になる箇所もない。細部までアップデートが行き届いているのだと思う。
クライマックスは空前のカッコ良さ。どっかーん!最高!カタルシスに身体が痺れてしまう。
アニメの描写技術が凄い。獅子舞や伝統衣裳の細かい装飾、大量の房のそれぞれが実写としか思えないクオリティで跳ね回る。
2023年のベストで良く見たタイトルで、観た人が皆絶賛していたのがきっかけだった。イヤー良かった!
もうすぐ高3になる娘が「1日1万歩歩く!お父さんつきあって!」という、例のごとくな三日坊主宣言をはじめたので、この週末に一緒に散歩した。
土曜は夜23時から近所で1万歩。お店に寄るでもないのでずっと話をしていた。
日曜は15時から会社に車を止めて近隣を歩き、BlueCafeで一服。その後新潟市美のギャラリーショップのカンダさんの展示などを見て、帰る。街中は意外と歩数が伸びず7000歩くらい。
妻とは秋までしょっちゅう家の近所を散歩していたが(夜)、娘と2人はあまりない。たまに走るのを自転車でついていったこともある。
娘は高校でもほぼ友達はいなくて、休みに映画に行くのも美術館に行くのも、父を誘うくらいだ。
普段はまともに会話もできず、相変わらず妻とはギスギスしてばかりだけど、こういう時間が持てるだけでもありがたい。卒業したらまた違う関係になるだろうし。
昨年、一昨年と2人で行った大地の芸術祭は本当に楽しかった。人生で3本の指に入る良き思い出だ。
『帰れない山』をAmazonレンタルで。
監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
【あらすじ】
都会育ちで繊細な少年ピエトロは、山を愛する両親と休暇を過ごしていた山麓の小さな村で、同い年で牛飼いをする、 野性味たっぷりのブルーノに出会う。まるで対照的な二人だったが、大自然の中を駆け回り、濃密な時間を過ごし、たちまち親交を深めてゆく。やがて思春期のピエトロは父親に反抗し、家族や山からも距離を置いてしまう。時は流れ、 父の悲報を受け、村に戻ったピエトロは、ブルーノと再会を果たし…(公式サイトより)
隅から隅まで、大好き。
北イタリアのひたすらに美しい山岳地帯はどこか懐かしく、キャンプしかなかった子供時代やA.ランサムのツバメ号シリーズの興奮を思い出す。しかも主役の男性2人はちょうど自分と同年代の設定。
夏の別荘で地元の少年ブルーノと過ごす美しい夏が描かれる冒頭は、とにかくすべてが完璧。夢の中の世界のよう。シェーディングも巧みで、とても現代に撮られた映像に見えない。(そもそもこの映画は不思議な画角で、ビスタよりも縦長の、昔のTVサイズのようだになってる)
2人がとある理由で10年以上の時を経て再会してから、大人の物語が動き始める。舞台は過酷な山岳地帯だが、描かれる主題は多くの人が思い当たる、人としての生き方の問題。多くの山登りが語る、山が教えてくれるアレやコレやの話が、本当に「これどうやって撮ったの」と思わせる凄いロケーションで説得力を持って描かれている。役者は全員素晴らしく、特に子役は超絶。どうやって演出してるんだろう。すごい。 ピエトロとブルーノ、そしてピエトロの父との関係に胸を締め付けられる思い。舞台は北イタリアでも、皆どこかに自分の周りの人間を思わせたり、山に対する思いが通じている人が何人も思い当たって、まるで自分がそこにいるかのように入り込んでいた。
痺れました。大好きな映画だ。
これはきっと原作で多くが語られているのだろうなと思いすぐに近所の本屋で購入。すぐ買えるなんて素晴らしい環境。この雪が降る週末に読みたかった。嬉しい。
映画は @ninnymoa の年間ベストから教えてもらった。ありがとう。 山好きの人なら有無を言わずに観るべき。
撮影裏話やプロダクション・ノート的なものがめちゃくちゃ読みたいのだが見つからない…パンフ買うしかないかな
『林檎とポラロイド』をHuluで。
監督:クリストス・ニク(長編初監督作)
【あらすじ】記憶喪失になる病が蔓延している時代。周りと同じくバスの中で記憶のないまま目覚めた主人公の男は、病院の勧めるままに新しい自分として歩み始めるプロジェクトに参加する。送られたカセットテープに録音された、たわいもない日常の課題。「自転車に乗る」「ホラー映画を見る」「バーで女を誘う」などをこなし、証拠としてその都度ポラロイドで写真を撮りながら「新しい自分」の記憶を重ねていく。そんな中で出会った女性と触れあううちに男の過去が垣間見える瞬間が訪れるようになる。
画作りが全編、さりげなく美しいのでずっと観ていられる。ひたすら映される主人公男性の「目」が印象的。
見た目からはほとんど感情が見えない、彼の過去のヒントが、時たま、ほんのちょっとだけ出てくるが、特に大きなことは起こらないまま映画は淡々と進む。
少し間延びするところも感じられるけど、意外とあっという間に終わってしまう。1時間30分と実際に時間も短い。
過去なのか未来なのか分からない、スマホはなく、カセットテープが使われるような、アナログで不思議な世界感がとても好みだった。
映画祭でこの映画を観て惚れ込んだケイト・ブランシェットが完成後にも拘わらずプロデュースに入っている。
監督の次回作に出たかったのだけどその時点で配役が決まっていたらしく、いずれも製作にまわったそうだ。その次回作がAppleTV映画の『フィンガーネイルズ』。残念ながらAppleTV+に入ってないのでまずこっちを観たのだけど、これもHuluしかないというなかなかハードルの高い状況。
映画館で観たかった…
すごーく久し振りの、リアル映画部会。
こうやって集まれることが何よりの幸運。
よくぞここまで、たどりつきました。
覚えてることメモ
ブギウギのこと。もったいない
家族問題
TARのこと。女優陣が皆凄すぎ
わやまやまと野木亜紀子
バビロンとワンス・アポン・ア・タイム…のこと。ブラピとマーゴットロビーとチャゼルの映画愛
MONDAYSとカメ止め
実家問題まじキツい
Iryのペンネ美味しい
BTSと兵役
私の解放日誌と安達茉莉子さんと川内有緒さんと白鳥さんとバウル
別れる決心とお嬢さん
らんまん愛
昔tenetが分からない話で盛り上がったこと
エブエブは単館じゃろう
エブエブは今の俺達にはまだ理解できないのでは
吉沢亮と横浜流星
そういえばこの部屋で何回も映画会やってたな
舞妓さんちのまかないさん最高。是枝監督は少女漫画を映画化してくれ
宮さんと庵野、それぞれのプロフェッショナル。パクさんゆってるだけだった。
あと何かあったっけかな
またこうやって会って話せる日を、楽しみにいているよ〜
2023年1月1日16時頃、能登半島地震発生。
地震メモ。
【その時】
部屋の中が殆ど戸のない棚置き収納な事もあり、大きな地震は怖いだろうなぁ、と常々思っていたのだけど、実際に震度5強がはじまると、その揺れ方は完全に今まで経験したことのないレベルで、そうなるともう、どこか映画を観ているような気分だった。(でも不思議と落ちるものはなかった)
こんな時に自分は気持ちが切り替わるようで、怖いという気持ちは殆どなく、ただ対処するだけの「緊急モード」になる。問題は焦っちゃうのをなんとか抑えること位。
直後に津波警報がアナウンスされ、とにかく1秒でも早く移動することを考えて家族を急かす。
【避難】
そこからおよそ5分程度だろうか、とにかく猛烈に急ぎで準備をして、すべて詰め込んだクルマで家族全員動き出す。自分達の住まいは新潟市名物の巨大な砂丘の影なので、余程でない限り津波の心配はない。どっちにしても練習になるよと二人で子供達に声をかけながら、頭の中では常にもしもを考え準備した。海岸側の人たちはどうだったんだろう。津波に対しては正常化バイアスが一番怖い。NHKのアナウンサーの叫ぶような口調は何度も練習したところをなんにしても人口密度が低いのは(渋滞度が全然違うので)ありがたい。
【イオンは大渋滞】
ゆくゆくを考えて少しでも便利そうなイオンの屋上にまず向かったが、そこに向かう通路が大渋滞しているのが遠くから見えたので早々に諦め、もっと近くにあるパチンコ屋の立体駐車場へ入る。
ここはまったく人が来ていない。自分達のあと15分程度経ってからかなりクルマが増えてきたけど、最終的にもキャパの四割程度しか入ってなかったように思う。改めてこの場所を我が家の避難場所として、全員で再確認する。
周辺道路は10分経ったら道路渋滞が始まっていた。これは避難するというより店に来ていたお客さんが急いで家に帰る車だろう。
イオンなどは、少し離れている場所だと通路が渋滞して避難には厳しいように思う。数分を争う津波避難では致命的じゃないだろうか。
なんにしても1月1日の明るいうちに起こったのは不幸中の幸いに思える。家族が揃い、出掛けている人も少ない。働いている人も普段に比べ少ないとは思うが、こんな時に勤務されていた方の気持ちはいかばかりか。ご苦労様でした…。
避難道具は普段から備えているものを屋外物置からすぐに持ってこれたが、これも地震が収まったから、だろうな…。あとガスコンロのボンベを買い忘れていたのが痛かった。今日明日にでも買おう。
【トイレに困る】
避難時に早速困るのがトイレ。もちろん災害時携帯トイレは常備しているが、今回のような事態だと近所のお店はすべてクローズしているので、避難した後の当面のトイレにとても困る。地震後すぐに家で娘達にトイレを済ませた奥さんの英断。
今回はパチンコ屋の復帰がすごく早かったので、尿意の近い自分は助かった。パチンコ店は恐らく勝ち分の玉やコインの扱いがあるので、一旦全員が店外退避した後、第一波の津波警報がガンガン流れる中でも入り口の前で再開店を待っているお客がとても多かった。つまり「パチンコ屋は復旧時の一時開店が早い」のかも知れない。
しかし断水しちゃったら、お店が押し寄せるお客さんにトイレを使わせることはできないし、やはりトイレが一番の問題になるのかも。最近の公園は下水マンホールのような臨時トイレスペースを確保しているが、近所ではあるのだろうか…これも調べておこう。
地震メモ、その2
【新潟市西区の被害】
一夜明けて色々被害も明らかになってきた。新潟市西区は新潟県の中では一番メディア登場が多い。避難先との往復しかしていないので全体的な状況はまったく分からないが、砂丘のふもと近辺(旧116号そば)で、液状化や地面割れの被害が多かったようだ。
大学の先生がコメントしていたが、プレートというより砂丘の砂が問題らしい。家が傾いているところも数軒あるようだ。新潟市全体が砂地のせいで液状化に弱く、今回被害の多かった場所はその中でも特に弱い場所だった、ということ。
【災害時のメディア】
●SNSの中ではやはりXを見る。しかし時系列に並んでいないので本当に不便。結果たまにしか見なかった。公共とも連携していて情報収集に便利だった10年前とは全然違う。
●車はガソリン節約で極力エンジンを止めていたから、緊急時の手回しラジオがとてもありがたかった。簡単に使える。ずっとNHKラジオを流していた。
●しかしNHKメディアだけではローカルニュースに弱い。地デジが見られる環境では地元局のニュースが細かい情報を流していてありがたかった(だから何だという訳ではないけど、知らないと不安だ)。
●TVでは、数時間経つと全局が震災情報ばかりというのに疲れてくる。子供だけでなく大人も。当たり前のことだけど震災情報はほぼ被害のことを報告している訳だから…。結局当日の夜は、全員1階リビングに布団を移しいつでも出られる状況で、紅白歌合戦の録画を流しながら寝た。震災情報以外のチャンネルが欲しい。新年のお笑い番組でも何でもいい。
【明けて、今日】
2(火)は感じられる余震がなくて、そのおかげで気持ちはすぐに通常モードに戻った。すぐに出られる準備はそのままキープしつつ、箱根駅伝を楽しんだり何となくの正月を楽しんでいます。
もともと正月期の我が家は家族が一番バラバラに好きなことをしていい日で、正月料理どころか料理自体もほとんどなく、あるもので好きに過ごすのが恒例になってる。いつ地震が起こるか分からない中で外出できないのが不便な位だが、映画観たり読書したり寝たりしてます。
報道がアレなので新潟市西区在住というとご心配いただいていましたが、我が家はこんな感じでした。
せめてこれから大きな余震がないよう、現地の方のご無事をお祈りします。
2023年映画・ドラマ振り返り
2023年、劇場で観た映画は8本、自宅鑑賞が33本、計41本。多分。
例年に比べると劇場鑑賞がとても少ない(昨年を除き通常は20本程度?)。自宅分はまぁ、平均的な本数。
9月以降はずっと、何も観る気が起こらないというか動ける気がしない期間が続いた。なので年間ベストは上半期ベストと殆ど変わっていない。いくつか次点が追加されただけ。映画館に行く気力も自宅で観る気も起こらなかったけど、TVドラマは、特に地デジをいくつか追っかけていた。
あと特に後半、なぜか韓ドラがピタっと止まってしまった。気力がない。『D.P.』S1は例外的に完走したがこれは1シーズン6話という前情報があったから、だった。
それぞれの感想は #movie_tv_dsm に書いてある、のだけど今のインスタの仕様では10数本しか遡れないんだよな〜。残念。インスタ感想文は自分自身が読み返すため、というのが大きなモチベーションなので、この仕様変更をきっかけに映画感想zineをつくることを決心。したのだけど、未だ全然進んでいない。
映画よりもドラマの方がインパクトあった年かも…
よしながふみ原作『#大奥』『#きのう何食べた?』2作の奇跡的な実写ドラマ化については先日書いたばかり。
見返すとこのアカウントでの露出が一番多かったのは朝ドラ『らんまん』だった。観るたびに「黙ってられない!」て感じだったのだろう笑。久しぶりに毎朝が楽しみだった!心より感謝。
Netflix『#舞妓さんちのまかないさん』はたしか3回観た。色々メンタルが低空飛行している時期で、その頃一番助けられた覚えがある。サントラは今でも会社BGMリストに入っている。大傑作。
NHK『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』主演の河合優実が本当に素晴らしい。ダウン症当事者の弟役の吉田葵も。そうそう福地桃子も最高だった。このドラマは前半が特に素晴らしかったように思う。
Netflix『ONI 』は、『トトロ』の後継、新しい日本のスタンダードじゃん。と観てる間思っていた。日本とハリウッド(ピクサーOB)の融合。#トンコハウス の今後に大きく期待しています。
掲載していない作品で記憶に残っているのは
『君たちはどう生きるか』面白かったとは単純に言えないけど、絶対に映画館で観る価値があった。
『FALL』強烈なホラー。
とか、かな〜
今年は正直メモもあやしくて、落ちてる作品もありそうだけど、まぁいいや。
このブログに掲載している作品を見て、結構気が合いそう…と思った人はぜひ2024年一緒に「あれ良かったよね〜」話でお茶しましょう。そういう時間が好きなんです。
タイムリープ邦画×2作。
どちらも面白かったが、特に『MONDAYS』大好き!
●『MONDAYS 〜このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
監督:竹林亮
○『リバー、流れないでよ』
監督:上田誠(ヨーロッパ企画)
■MONDAYSでは、小さな広告制作会社を舞台に1週間おきにタイムリープが起きて月曜に戻り、繰り返される。だがそのことに全員が気付いている訳ではなくて、少しずつその認知を広げていくことで繰り返しを止められるのではないかと考え、次第に皆が団結していく。その様子が爽快。最後に「気付かせる」べき上司がマキタスポーツ。彼がまた本当に良い。
普段から毎日が繰り返しのように感じてしまうハードワークを皮肉ったような設定。劇中の制作物も考証がちゃんとしていて(プレゼン段階というのもあるが)、広告業界モノにありがち、というか殆どそうなんだけど、できあがった完成物があまりに酷すぎてドラマに入り込めない、あの症状も起こらない。
最後にはオフィスの全員のことを、隅々まで全員好きになる。主人公は日々の仕事に疲れモチベーションを失い、当初は退職も考えている。彼女の最初の登場時と最後までの変化がいい。演じる #円井わん さん素晴らしいです!
皆が繰り返しにより少しずつスキルを積み重ねていって、上司に気付かせることを目的に団結していき通じ合っていく様子が、最後ちょっと泣いてしまうくらいぐっときた。この感動はアレだ『カメラを止めるな!』に似ている。あんな気持ちを味わいたいなーって人にお薦めしたい。
自分が以前からインスタをフォローしていた #夏生さえり さんが脚本というのも驚いた。
個人的に、歴代「広告業界モノ邦画&ドラマ」のナンバーワンです。
2023/11/10
○『リバー、流れないでよ』のタイムリープはなんと2分。舞台は京都・貴船の老舗旅館で、こちらは全員が最初からタイムリープに気付いている。だから繰り返しというよりもずっと続いているドラマのよう。手持カメラでずっと追っかけるスタイルで(ひょっとしてノーカット?)、旅館が舞台の演劇を観に来ているかのよう。MONDAYSよりもずっとコミカルでリアリティライン(そもそもだけど笑)も低い。2分でできることは限られている訳で、それをなんとか実現しようと皆が経験値を貯めて団結していく様子が心地良い。
こちらも良い脚本なのだけど、キャストを好きになる度、入り込み度はMONDAYSほどではなかった。シチュエーションもあるだろうしね。
でも最後のハッピー感はこちらもひけを取らず。演劇系演出とコメディ好き、ハッピーエンドを求める向きにお薦め。しかしこの舞台の旅館、聖地巡りで大変になっちゃうのでは…。自分も泊まりたいよう…!
●そういえば雪が降るターンと降らないターンがあったんだけど、何か意味があったのだろうか。結局分からなかった。誰か知ってる人教えてください!
2023/12/23
シロさんが、ケンジのお母さんお姉さんたちと会食するこのエピソード、原作でもすごく印象的だったけど、ドラマも見事だった。そして原作イメージそのままの、このお母さん。
見るたびに、いつまでも静かに続いて欲しい…終わらないで欲しいなぁ…と思うのだけど、マンガと違ってドラマはあっという間にお別れが訪れる。寂しい。
同世代としてどうしてもシロさんに憧れがち。でも自分が見習うべきはケンジの「話す姿勢」だ。料理の美味しさ、パートナーへの「日々の」感謝、言葉にしなくても心の中では…と思っているのだけど、ケンジはちゃんと、言葉にして伝えられる。「思ってるだけ」と「言葉にすること」の間にある果てしない違い。そして話し方のニュアンス、伝え方など本当にケンジのあり方は勉強になる。
いつも見るたびに、俺はダメだなぁ。できてないなぁ。と痛感する。だからずっと続いて、気付かせていて欲しい。
Netflixに『MONDAYS 〜このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』が入っている!
前評判が異様に高いのでちょっとハードルを上げて観たのだけど、それでも予想以上の面白さ。
広告制作会社を舞台に、ある1週間が繰り返されていることに気付いた一部の社員が、そこから抜け出すために回りの社員を説得していく…というタイムリープもの。
うんざりするような制作会社の毎日が、タイムリープを抜け出す作戦を進める中で次第にすこしずつ変わっていく。自然と仕事のスキルも増していく様子が可笑しくて、気持ちいい。
広告業界ドラマは数あれど、自分は本作をいままでの歴代ナンバーワンとしたい!
という位に、仕事の描写もちゃんとしている。
最後には登場人物皆のことを好きになっているこの感じ、『カメラを止めるな!』にも似てる。あれが好きな人はきっと観た方がいい。最後じーんとしますよ。
主役の丸井わん、いいなー。『だから私は推しました』の桜井ユキ並みの素晴らしさ。
マキタスポーツは本当すごいね。最後にまとまるのも彼の演技あってこそ。
さくっと観れる快作です。オススメ!
Amazonレンタルで『バビロン』を。
監督:デイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』『ファースト・マン』)
酒池肉林の乱痴気騒ぎには興味を持てず辟易しちゃうのだけど、それ以外は面白かった。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』とセットで観るべき!というかまた観たくなるー!
マーゴット・ロビー、ブラピ、ディエゴ・カルバが素晴らし過ぎ。メキシコ人でアシからプロデューサーまでのしあがるディエゴ・カルバを観ていると何故か『映画大好きポンポさん』を思い出して幸せを祈るのだが、当然こっちはそんなに甘くないのであった…。
ドラマ10大奥 幕末編、スタート。
医療編が終わって、強力に引っ張っていけるキャラも、赤面疱瘡という吸引力もなくなり「さすがにこれまでのクオリティを維持するのは難しいんじゃ…」と不安になりつつ、見始めた第1話。
結果、season2で一番感動する回だった。すごいよ。
阿部正弘(瀧内公美)の演技が、これまでの大奥から外れた、ちょっとぎょっとするような、ある意味わざとらしい、まるで現代人がタイムスリップして演じているみたいで、これはヤバいんじゃないかと思っていたのだけど…何故か節々で引き寄せられてしまう。この魅力、謎。脚本力が大きいと思う。
高嶋政伸も見事でした。
そして家定(愛希れいか)がとにかくめちゃくちゃ素晴らしい。元宝塚の方なんだね。いやーこの後楽しみ!そしてWEBの記事を見てたら、ええー!岸井ゆきの出るんだ!
相変わらず展開が急過ぎて、ちょっとはしょり過ぎのところはどうしても気になるけど。
もう脳内補完がすごいからね笑。
大奥ドラマ版のカタルシスは、時にLotRと通じるところがある。主君と家臣の忠義の美しさ。
どこまでも裏切らないなー。2023年日本キャスティング大賞は、映画ドラマ含めて『大奥』に決定でしょう。