2020年春の花粉症メモ
今年はまず、3〜4月の杉花粉に対する反応がゼロだった。
周りでもあまり酷かったという話は聞かない。記録的な小雪(というか「無雪」)が影響しているのだろうか。
ただ、COVID-19のせいでマスクは誰であれ常時装着しなければいけないし、くしゃみなどは本当に忌避される中で、杉花粉症の人はさぞかし大変だったろうと思う。
GWもまったく花粉症の気配はなかった。天気もずっと良好だったし、こんな経験はなかなか無い。何度も書いているけど、GW前後は本当に天国のようだった。
始まったのは5/15から。
5/18くらいから少しキツくなったかな…と思いきやそうでもない。薬は飲んでいるけど。
(ジェネリックの「ベポタスチン」。皮膚科で処方してもらっている薬)
COVID-19で人に会う機会が激減しているのも助かる。
●5/24絶好調。町内の屋外作業が半日以上あったので朝ベポタスチンを2錠、夜にもたまらず1錠。夜は鼻水が流れ落ちる。
Netflix映画『ハーフ・オブ・イット』感想
基本はベタベタのラブコメなのに、なんでよ。
出てくる皆が愛おしい。
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【あらすじ】
お父さんと貧しい2人暮らしをしている中国系移民の女子高生、エリーは頭脳明晰で、同級生のレポート代行でお小遣いを稼いでいる。ある日筋肉バカだが憎めないアメフト部のポールから、美女アスターへのラブレター代筆を頼まれる。しかしアスターはエリーにとっても心に想う大切な存在だった。誰とも話が通じない文学や映画の話を、ポールのふりをしながらアスターとやり取りするエリー。一方で代筆を通し男女の友情を深めるエリーとポール。代筆ラブレターやメールのおかげでポールとアスターが近づいていくのだが…
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いわゆるNetflixクオリティでスクールラブなお話だけど、最初から最後までもう好き過ぎて…。登場人物の愛らしさなんだろうな。お父さんや先生などの脇役までみんな好き。全体に軽くさらっとしている所がかえって価値を高めてる。ちなみに「The half of it」は前世で1人だったが今生で分かれてしまった自分の片割れのこと。運命のパートナーを指すような言葉らしいが、この映画は題名そのままの物語ではない。ああ大好き。
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※観たきっかけは町山さんの『たまむすび』情報だったけど、彼の微妙なミスディレクションはちょっとな…ていつも思う。その代わりただ観ただけでは分からない情報も得られるし良いのですけど。特に今回は文学や映画からの引用が多くて、その意味を知っていると更に楽しめる。
あと字幕訳がちょっと…な気がしたのでできればあの場面だけでも英文字幕で見直したい。
最初から最後まで泣きすぎて脱水症状になりそうだ。
2020年のGW
相変わらず
【COVID-19や仕事や今後のお金をことをすべて忘れていれば】
我が家史上最高に幸せで楽しい、お籠もり生活が続いている。
友人にNintendo Wiiを借りて一層お籠もりが充実した。ちなみにWiiの販売年を調べたら2006年だった。14年前のゲーム!専用のオンラインサービスは勿論軒並み終了しているけど、我が家にとっては初のTVゲームだし、両親にとってはGAMECUBE(2001〜)以来だから、全員にとって「めちゃくちゃ新しいゲーム機」だ。マリオカートなんて4人で遊べて超盛り上がっている。
ちなみに5/2(土)連休初日の1日。
朝:父は外で一人朝御飯/母次女と長女は別々に好きな時に好きなものを
午前:ほぼ外で読書のみ/母パズル/次女パズル・外・他/長女ネット・読書
昼:皆でテキトーにざるラーメン
午後:父と次女は延々と「スーパーマリオ」/母パズルと読書(海街diary)/長女WiiやったりLINEしたり読書したり
夜:いつものご飯・両親は夕方頃からお酒とつまみをぼちぼちと。
学校は2週間前から休校(その数日前から自己判断で自主休校してた)。そのおかげで「時間」に関して怒る機会がほぼなくなるのだが、これが一番助かる。時間のことで怒るって本当に無駄。馬鹿らしい。
次に習い事(バレエ)がなくなることによって、殆どの時間が空きとなった。これだけ空きになるとさすがに「1日くらいは皆好きなことやってOK」になるし、さらにGWとなるともう時間が余るのは目に見えているので、普段色んなことに目くじらを立てる妻も、もういいやね…となっている。
全員がお籠もり大好きだし、他との交流を必須にしていないので、これだけ長い期間(3月の休校からだと2ヶ月になる)でも殆ど不満は出ていない。むしろやりたいことをできている面もあるし。
もともと経済的な理由で、家族旅行(お出かけ)なんて1年に1回行ければ良いほう、外食は数ヶ月に1回程度だから、「COVID-19のせいで外に行けない」という前提は、それらに行きたいという気持ちを全員でハナから抑えることができるし、我が家にとってはとても有り難いことだったのだ。
こんな日々はもう、二度と来ることはないでしょう。
新型コロナウイルス・その7
毎日の新聞はこんな感じ。
↑新潟「1施設」で「態勢を整備」って、さぁ…
いつも聴いているTBSラジオ(ホントに心から思う。自分の最後の砦はTBSラジオだ。ここが無くなったら心が砕ける)では、スタジオに2人以上入ること無くすべてリモートで放映されている。そんな状態にももう1週間で慣れてきた。
テレビは勿論再放送が多くなってきている。ドラマの収録ができないので旧作の簡易編集版などを良く見るようになった。
ミニシアターを救うエイド、本屋さんを救う基金、ライブハウスを救う、劇場を救う、とにかくさまざまな業種を救うための寄付や署名が乱立している。片っ端から寄付したいが、普段そもそも行ってない所まで心を寄せている余裕は正直ない。あまりにも見通しがつかないので、そういった業界のことを考えていると心が挫けてしまう。自分の会社がそもそも危ういのに、だ。
挫けるといえば有名人のコロナ死もキツい。自分の心のダメージが大きいので敢えてシャットアウトしている。思いを寄せていると自分がダメになる。
反面、すべてを忘れて家族と籠もりっきりのマイホーム生活は最高に快適。極楽。
この感じはアレだ、2018年1月中旬の、あの大豪雪お籠もり連休を思い出す。普段なんやかやの用事で埋まってしまい「何もない時間」が持てなかったのに、今年は違う。学校の休校はもう2ヶ月近くになろうとしている。外のことを完全に忘れられるなら、こんな極楽生活はない。
普通こういう生活が長く続くと、お互いギスギスしてくるような気がするのだけど、我が家はきっと逆みたい。
社会との関係性がそれぞれ違ってて、そのギャップがすれ違いやストレスの原因となる。
だからその「外部との関係性」がなくなった今は、ストレスの原因がほとんどないのだ。しかも共通のCOVID-19という仮想敵までいる。家庭の中は、至極うまくいっている。今のところ。(逆に外に出たり一緒にいないことでかろうじて保っていた家庭なんて、まさに今もこれからも地獄だと思う。離婚は増えるぞ〜)
ただ我が家だって、ずっとこのままではいれないだろうな。そもそも仕事が危うい。食っていけるかが危うい。
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こんな時だからこそ生まれる、素晴らしいエンタメも。
新型コロナウイルス・その6
緊急事態宣言の範囲が全都道府県に広がるらしい。何の具体的な補償もないまま外出禁止。どっちにしろ崩壊だ。
仕事で1日一緒だった人が、陽性者との濃厚接触していた可能性があったと連絡。今その後の調査待ち。その日に一緒だったクライアントなどさまざまな人に連絡。キツい。
さっさと検査をすれば良いのに何らかの理由(濃厚接触には当たらない)をつけて検査を拒む例を多く聞く。医療機関は崩壊をはじめた。現場から流れるTweetはあまりにもせつなく、悔しい。しかも、2ヶ月前にはこうなることがぜーんぶ分かっていたのに、だ。
あの時
何で今!今!準備を始めないんだ!と海外のニュースを見ている人は誰でも思っていた。それから2ヶ月。何1つ有効な準備はされていない。マスクも医療器具も医療着さえ足りない? 当たり前だ。海外の経験者が皆言ってたじゃんか。
あの時はまだ、政府も東京都もオリンピック開催にやっきになっていたよな…。
調査の結果次第では自分も濃厚接触者となる。陽性の可能性だってある。
大事を取り、今晩から会社に泊まることにした。
ラジオからはついに「家族であっても2m離れて食事をするように」とアナウンスがはじまった。
新型コロナウイルス・その5
日々は続く。相変わらず国の発表する政策は誰が見ても愚かで後手後手で殺意すら覚えるほど。
テレビのトーク番組は、最初のうちはお互い2m離れてスタジオ収録するというシュールな姿が見られたが、そのうちNHKが新規スタジオ収録とドラマの制作を中止すると発表。『あさイチ』はリモート出演、ラジオも電話出演が多くなってきた。テレビはこれから再放送ラッシュになる予定。
ただ日本は1週間経っても万単位の爆発的な感染者・死者の増加が「まだ」見られない。
これには、2019年末の大量の中国からの入国者が最初にウイルスを持ち込んで、日本人には既に抗体が出来ている説、BCGハンコ注射が重傷化を抑えている説、などが出ている。本当だったら涙が出るほどありがたいが、現時点ですがる訳にも楽観視する訳にもいかない。
会社はリモートワークへ移る真っ最中。古いマシンでTV会議ができない、NASが遅すぎる、色校や打ち合わせの問題、タイムカードと残業の再定義など問題は山積みで日々こなしていくしかない。
4/11-12の週末は最高の好天だった。
家で、地獄に至る前の、最後のわずかな平和を噛み締めていた。
新型コロナウイルス・その4
日々状況が変化していて、投稿はとても追いつかない。SNSの投稿でさえおぼつかない状況だ。
911や311の際に「現実がフィクションを超える」現場を見てきたが、今回もまさにそれ。
しかも地域限定ではない。全世界もれなく危険が及んでいる。
志村けんがなくなり、今日クドカンの感染が発表された。今後芸能人・有名人の死者もどんどん出てくるんだろうな。
事態が普通に進んだ場合、あと2週間ほどで日本でも外出禁止令が発令されるだろう。いや、そこに至っても「自粛の要請」なのかもしれない。糞だ。
ウイルスに感染しなくても、日本の無政策の下では、周りの飲食店・小売店・イベント業者などはどんどん倒産していくだろう。
ウチだって例外ではない。
どっちに転んでも、というやつだ。国の政策には、まったく期待できない。信じていたら殺される。
これぞまさにサバイバル。なう。
新型コロナウィルス・その3
よりによって
一番国民を守ることのできない(そのつもりがない)政権の時に
最悪のことが起きてしまった。
我が国に絶望している。政府はもちろん、国民の多くにも。
一日一日と状況は変わり、まずは外国からとんでもない状況に。
日本は、東京は、あと何日でイタリアのように、NYのようになってしまうのだろう。
数日で「どこか他人事」どころではなくなった。
2020.3.23 新潟三越閉店
新型コロナウイルス禍の中、「閉店」セレモニーは行いません」と事前アナウンスされていたけど、結局大量のひとたちが集まったようだ。自分はと言えば、昨年夏に最後の屋上ビアホールに行こうと思えば予約が取れず、今年はどこかでアフタヌーンティーのアップルパイを食べに行きたかったのだけど、柾谷小路まで繋がる駐車場待ちの列を見てうんざりし、結局行けてない。最後に行ったのはもう何ヶ月前のことだろう。
三越の一番の思い出は、小林デパート時代に新潟で初めてのマクドナルドが出来た時かな。
イートインはなく、歩道に面した煙草屋のようなお店で、確かハンバーガーが180円だったような気がする。それが美味しかったこと!
三越時代に隣にあった大きなマクドナルドもかなり行った。いや一番思い出深いのは隣のツモリレコードかも知れない。結局三越じゃないじゃん!
新型コロナウィルス・その2
WHOが数日前、新型コロナウィルスはパンデミックの状態にあると宣言。
昨日今日と世界で発表が相次ぐ。
アメリカでは飲食諸施設・映画館など少なくとも15日間はすべて閉鎖。小規模なものを含め自粛を要請。
海外渡航や入国を禁止。
ヨーロッパの多くの国が同様。フランスではすべての外食業が閉店することに。(テイクアウトのみ営業可)
英国首相は「今は戦争中だ」と宣言。
つまり、この2〜3週間を何とか少数感染でやり過ごすことができれば、その後の爆発的な拡大を抑えられるとの見込みなのだろう。
自分で書いていても、TVの発表を見ていても、映画の中のようだ。
911や311の時とも違う、初めての体験。
諸外国では飲食業が閉まっているけど日本は未だそこまでではない(何の保障もされないままそんなことをしたら、それこそコロナの前に皆食べていけなくなってしまう)こともあって、未だ少し他人事。
そもそもほとんどの人は罹っても風邪程度の病気。インフルエンザよりもずっと死者数は少ない(世界レベルでは分からないが)。
この気持ちが今後どう変わっていくのか、気付いたらメモしていきたい。
少なくとも今のTwitterは311後を思わせる騒々しさだ。しばらく離れていたいが、情報の遅れで結構な致命傷を負うこともあるので、そうもいかないんだな…
新型コロナウィルスが世界を席巻
2020年3月、人の集まるイベントは、数十人単位の町内のイベントから、数千人のライブまですべからく中止。
経済は完全に停滞した。先行きは見えない。
2019年に観た映画、ドラマベスト
歴代ベスト映画の記事は→こちら。
2019年「に観た」映画・ドラマのベスト記事です。
以前から順位はあってないようなものだったので、今回は3グループに分けました。
映画館で観た映画は17本。家で観た映画は66本。劇場鑑賞が少なかった…。
※( )内は旧作の作品公開年
リンク先は、当ブログ内の感想ページへ飛びます。
【最高!】
ROMA
若おかみは小学生(2018)
フロリダ・プロジェクト(2018)
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
【めっちゃ良い!】
15時17分、パリ行き(2018)
ライオン 25年目のただいま(2017)
恋は雨上がりのように(2018)
クレイジー・リッチ!(2018)
マリッジ・ストーリー
JOKER
ファースト・マン
【良い!】
ONCE ダブリンの街角で(2007)
ビフォア・サンライズ/サンセット/ミッドナイト(1995〜2014)
はじまりへの旅(2017)
スパイダーマン・スパイダーバース
スモールフット(2018)
道蜂と遠雷(→原作との比較)
キャプテン・マーベル
アベンジャーズエンドゲーム
グリーンブック
【これはないよ!映画】
モータルエンジン
台風家族
【ドラマ】
だから私は推しました(感想→1→2→3)
いだてん
The Boys
THE CHEF SHOW(感想→1→2)
スカーレット
クィア・アイin Japan
異常に暖かい2月(2019→2020)
バレンタイン前のここ数日は、連日最高気温が11℃から15℃くらいで、冬コートの不要な日が続く。晴天の日もここ10年ほど覚えがないくらいに多い。
雪は相変わらず降らない。新潟市に限らず県内全域、全国的に雪は全然ない。
少し前の週末にやっと山間部で二日ほど降り、積もったそうだ。恵みの雪。
つい2年前の2月の状況が↓これ。半月ずっと積もっていたらしい。この違い!これからどう備えればいいんだろう。
2020年:2月でやっと雪おろしの雷?会社のエアコン壊れる
2月になってほぼ初めての降雪。積雪はゼロ。今日(2/5)やっと雪おろしの雷っぽいのが鳴っている。
1週間ほど前に会社のエアコンが壊れ、それぞれの補助暖房だけでやっているのだが、さほど問題がない。それくらい暖かい。
今週末に取替工事。約64万円。
とんでもない異常気象なのか、これからもちょくちょくあることなのか。
2019-20まったく雪の無い冬
1月も下旬になるがまったく雪が降らず、それどころか青空の日が通算でこれまで1週間くらいはあったと思う。全県的に記録的な小雪暖冬。魚沼にも雪は無い。出張で北海道に来て今期初めての積雪を見た。新鮮!
映画『A Ghost Story』感想
『A Ghost Story』をAmazonレンタルで。
たしかぷらすとで松崎健夫さんかタツオさんが激推ししていてずっと気になっていた。A24製作。すごく静かで、相当変わった映画だけど、好きだわ〜。
仲の良い夫婦(ケイシー・アフレックとルーニー・マーラ)のうち、旦那がいきなり冒頭で死亡。直後にシーツを被った幽霊になって、妻を見守っていく…という話なのだが、後で結構予想もつかない展開になる。見終わった後の解釈も観客それぞれだろう。SFではないけどSF好きなら尚オススメしたい。すごく美しくて忘れられない夢、のような映画だった。
個人的にルーニー・マーラは勿論ケイシーも大好きで二人の魅力も存分に味わえる。
ずっと出ている幽霊のシルエットが本当に美しい。冒頭少ししか出ていなかった夫ケイシーの人柄が、その後少しずつ分かっていく構成も好み。
特に前半はカットが異常に長くて、好き嫌いは別れそうだけど、何か気になる要素が必ず画面の中にある。夫を亡くしたルーニーがただパイを食っているだけの超長い(多分10分位?)1カットがあるのだけど、ルーニーの様子は勿論、とある光の変化がずっと気になってたり、とか。たまたまだったのかも知れないけど自分はまったく飽きずに観れた。映画館だと尚良かったかも。最後も印象的で記憶に残りそう。
『スカーレット』息子の子役が…
この子サイコーだった