.
表紙をホめておいてから何だけど、真鍋かおりって写真うつりが悪いと思う。オレが彼女を最初に知ったのは例のココログからなんだけど(遅)、あすこの写真見ても、ネットでちょっと写真探してみても、その人気の理由が全然分からなかった。特別カワイくもない凡百グラビアアイドル?みたいな。
だけどTVで彼女を初めて観た時に理解しました。あの表情が、動きが、話し方のナチュラルさがスゴくカワイいですね。ファッションとかも含めて、外観から予想されるのとホンのちょっとだけ違う動きをするトコが、いかにもオトコ受けしそう。だから、スチルのカメラマンはこぞって彼女の魅力を撮りきれてないなぁと思いました。もしくはもともと「写真うつりが悪い」のか、ね。
萌え話はこの位にして、『CONTINUE』の話。『CONTINUE SPECIAL(別冊) 特集:ハチミツとクローバー』は、ハチクロ目当てとして考えると、正直イマイチでした。その原因。
●1冊丸ごとハチクロ、ではなかった。60Pだけの特集(最初と名前が変わっちゃったし)。ソレ以外の記事は、さすがにCONTINUEらしくオモロいモノばかりなのだけど、そもそもCONTINUEの「別冊」って企画自体が初めてなのに、「ハチクロのために作りました」ってゆうポイントが薄まっちゃうと、この別冊全体の盛り上がりがちょっと薄れちゃうんですよね。買い手としてね。
●アニメ関係の記事が多い。どーも『CONTINUE』のハチクロ関係記事はそうなんだけど、アニメありきなんだよね〜。こっちで放映してないこともあるし、最初観たカンジだと「アニメなりの素晴らしさ」がど〜も感じられないので…。アニメスタッフとか声優のインタビューを延々とやられても、「いいアニメを作ったスタッフ」とゆう前提がコッチ側には無いもんですから、正直それほど興味ないんです。放映してない地域、多いでしょ。はぐちゃんの声のヒト、カワイイねー。
●「ハチクロ用語集」にかなりのページ割いてるんだけど、コレが写真無し。内容にもよるんだけど、今回のような「重箱の隅を突く系」用語集では、ビジュアルが伴ってて、ソレを見て雰囲気を思い出してこそナンボ、だと思うのですね。まぁ理屈は別としても、大ハチクロファンのオレがイマイチ楽しめなかったのは事実。ああ、写真ってのはこの場合マンガのスキャン画像なんだけど。権利が面倒なのかしら。そんなコトないよねぇ。
しか〜し!羽海野チカのロングインタビューは非常に良かった!!!!これまでに読んだ事のないウラ話がぽろぽろ。彼女の人間像がまた少しハッキリしてきたカンジです。ファンはココだけでも必読!
*****************************
次は本誌の『CONTINUE vol.22』、真鍋ちゃんの表紙の方ね。コッチは相変わらずドコもかしこもオモロいです。恒例ロングロングインタビューはなんと元スクウェアの坂口博信氏。FFの映画が大ゴケして責任を取らされ、スクウェア(現スクエニ)はクビ…云々のエエカゲンな噂だけを聞いていたんで、「うわーインタビューやりずらそー」とまず心配しました(笑)。最初に、冒頭のリードコピー
国民的RPG『ファイナルファンタジー』を生み出し、フルCG映画『FINAL FANTASY THE MOVIE』で世界に躍り出た男が、数年間の沈黙を破り、ついに新作を発表
で笑かしてもらえます。ある意味「躍り出た」のかも知れないけど。
肝心の噂の真偽についてはこの記事を読むだけでは分かりません。FFムービー公開後は、ハワイで遊び三昧の生活を送っていたと答えています。
このインタビューでは、オレだけでなく誰もが一度は思うであろう「年老いてヨイヨイにもなっていないうちから遊びだけの生活が成り立つか」とゆう疑問に対して、一つの実例が挙げられています。
(映画完成後、そのままハワイで悠々自適な生活を送っていた坂口氏が、なぜゲーム製作を再開したのか、との質問に)
坂口:2年間、それこそ完全に休んでいたんです。企画書も書かずに、ずっとのんびりと過ごしていて。「人生ってなんてすばらしいんだ」と思っていました。ところがね、1年半くらい経って、ふとハワイの海を見ていたら、自然と涙が溢れてきたんですよ。それは、もうぽっかりと胸に穴が開いたような感覚でした。すべてが空虚に感じられて、寂しくなってきたんですね。次第に、みんなで必死になって『FF1』を作った時の達成感をもう一度味わいたくなった。それで、「もう一度、たったひとりで一からゲームを作ってみよう」と思って、仕事を再開したんです。
『CONTINUE vol.22 〜「ファイナルファンタジーを作った男 坂口博信インタビュー」』
でも一度はやってみて〜。ハワイで遊び三昧2年間。