チャリ買いました。

以前アレコレ書いた自転車なんですが、臨時収入(交通事故の慰謝料)が入ったこともあって、ついに買っちゃいました。コレです。購入までの成り行きをつらつらと書いていきます。

※これ以降、チャリに興味の無い人はつまらんカモ、あしからず。


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●まず初心者なんで機能とかスペックとかはサッパリ分かりません。とにかく見た目重視で選んでいくと、ルイガノ以外は選択肢から消えました。色は以前から決めていた通り、白。

●臨時収入のおかげで予算は6〜7万円まで倍増!

●オフを走りたかった。山道のツーリングに行きたかったので、ある程度その用途に耐えうる車種を、と訊くとクロスバイクではダメだと言う事が判明。この時点でマウンテンバイクに変更。

●前回書いた「上フレームが水平」なマウンテンバイクはどのメーカ−でも殆ど皆無。実はひとっつだけ見つかったんだけど、その他の要素が全然好みじゃないんで没。「水平は無い」という目で改めてルイガノのMTBを見てみると、アレ?段々かっこ良く思えてきた。まず最初に目をつけたのはXC CASPER(→何故か2005のままの公式サイト)。価格もお手頃だ。しかしこのCASPER、2006年モデルからサスペンションが銀色になっちゃった(コレ)。この銀サスが、どーしても、どーしても許せない。なんで白のママにしとかないんだよ〜。

●ってことでネットから2005年CASPERホワイトを徹底的に探した(2〜3時間かかった)。しかし在庫見つからず。次に地元のチャリ屋を回ったら何と二軒目で発見!と思ったらフレームサイズが400mm。このフレームサイズってのは主にサドルとハンドルの距離に関わってくるモノで、身長によって選ぶんだけど、オレの場合は450mmもしくは500mmだったのだ。小さ過ぎた。泣く泣く断念。旧モデルだから価格だって安くなってたのにさー。話を聞くと旧年モデルってのは年末までで結構なくなっちゃうみたいです。おトクな旧モデルを買うのは年内までに。覚えておこう。しかしココでCASPERの実物を見ていよいよルイガノが欲しくなる。

●CASPERをあきらめ、次候補を検討。次に気になったのはヤフオクでもしょっちゅう見かけるDW3。前後にサスペンションがついたいわゆる「Wサス」と言われるタイプ。定価では手の出ないモデルなんだけど、何故かドコでも出てる上に、価格もぐっと安くなってる。しかもタマが多い。ルイガノ2005モデルが殆ど無くなってるショップでも、このDW-3だけは何故か全サイズ揃ってたりする。何だろコレ。しかも2006のラインナップには入ってないのだ。つまり廃盤になったらしい。このタマ余り→廃盤の理由は結局分からなかったんだけど、最終的にはやっぱりスタイルの問題で除外。どーしてもWサスって独特の形状になっちゃうんだよね。

06init3.jpg●次に良いと思ったのは最初予算オーバーだったXC INIT(イナイト?と読むみたい)。これまで候補にあがっていた二台はどちらもメジャーなアルミフレームだったけど、INITはクロモリという鉄鋼のフレーム。少し重くなる代わりにフレームが細身になり、乗り心地が柔らかくなるらしい。どちらかとゆうと「通」向けの奴なんだって。だけどスタイルがイイ。懸念のサスも白じゃないけどロックショックス(メジャーなサスメーカー)の黒。イイ。

●心配なのは、クロモリの細いフレームの現物を見てない事。機能は全然分からないけど見た目はテッテー的に好きなものを選びたい自分としては、この「現物(or現物に近いモノ)を見ずに買う」という行為がとっても怖い。しかし地元の店にはドコにも、置いてなかった。カタログの写真で判断するしかないのだ。

●ここで「地元のチャリ屋で買うか、ネット通販で買うか」という悩みが出てくる。チャリ屋は(現行モデルは)定価販売が基本。ネットだと20%OFFが平均だ(サイトによっては送料やキーチェーンなんかのオマケまで込みになってる)。しかし地元チャリ屋の魅力はアフターサービス。「馴染みのお店」ってのも憧れる。部品にしろカスタマイズにしろ、アドバイスを聞きながら悩むのも楽しそうじゃないか。休日にSHOP主催のツーリングで山に行くのもイイじゃないか。

●現物を見ないで買わなきゃいけないのは地元チャリ屋もネットも一緒。次に納期。ネットと言っても殆どはどこかのチャリ屋な訳で、在庫があればすぐ納品されるし、なければメーカーに注文する。その場合は大体3月後半〜4月の納品で、この期日は地元チャリ屋も一緒。

●つまり、ネットで在庫アリの店を探せばすぐ納品されるけども、地元チャリ屋では3月〜4月まで待たなきゃいけないのだ。3月といえばいかに雪国とはいえ春はあけぼのちりぬるをなんである。注文してるのに納品されないチャリを待つ身には、余りに長い一ヶ月であろう。想像に難くない。

●さて、この「納期の違い約二ヶ月」「価格差約15,000円」のデメリットを埋めるに足る魅力が、地元チャリ屋にあったか。残念ながら、ない。それどころか5〜6店回ったうちの殆どは「オマエ売る気あんのかよ」と言いたくなる接客レベルの低さ。

●「これこれこーゆーのが欲しいんですよ」「ここは白がイイんですけど」と言えば「あーそれは無理だね」で終わり。
「無理」はイイんだよ。その次に「だったらこのタイプはどう?予算はちょっと高くなるけど○○が××で絶対気に入るよ〜!」とかさぁ、そうやって接客って繋がってく訳じゃない。「いかにも冷やかし」の客に見えたんならまだしも、やる気満々で、ある程度下調べまでしてきてる客に対して、ソレはないんじゃないかな。

●この時点でネット通販にほぼ決定。しかしいざINITの在庫を調べてみると、実は結構少ない。つかホワイト450/500mmが見つかったのは自転車館びーくるだけだった。このままボヤボヤしてるとなくなっちゃいそうなのでココで決断。20%OFFの上送料まで込みである。イイ。

●注文の翌日、電話が来た。web上で「1/28付在庫表/有り」となっていた500mm在庫が、実は無かったと言うのである。サクッとキレかけたが、身長の話をすると実は450mmの方が良いらしいとの話。それも最近の同じような身長の客の具体例をいくつも出して説明してくれたので、スンナリと納得できた。そして450mmの在庫はあったのだ。

●ついでに忘れてたオプション類の相談をしてみる。ココでも簡潔丁寧にオススメパーツとその要不要を説明してもらったので、翌日また電話で注文することにして一回電話を切る。こんな風にアドバイスを電話で聞きながら電話で注文できるんなら、通販のデメリットも結構解消されるなぁ、などと思う。ライト、マッドガード(SKSワンタッチ着脱式)、スタンドを翌日注文。結局スタンドは付けられる/付けられないが分からないので色だけ好みを言ってあとはおまかせにした。

●電話の際に「できるだけ早く欲しい」と言った甲斐もあってか、パーツ注文の翌々日に発送のお知らせが。

●日曜日朝、到着。佐川急便に起こされて玄関を開けたら、目の前にそびえ立つのような段ボール箱。「(家の中に)入れますか?」と言われたってねぇ。無理だって。そのままにしてもらって屋外で梱包解体。「完全組み立て済み。すぐ乗れます」とはサイトに書いてあったけど、ほんとにその言葉通りでした。前輪さえも外してない。

●さっそく家の中に運び込んで眺める。初めて見るクロモリフレームのINIT。実物を見たら一目で気に入ってしまった。こうして見ると太めのアルミフレームよりずっとスマートで、オレ好み。大満足だ。おまかせのスタンドも全然目立たなくてイイカンジ。DSC00842.jpg
しかしマッドガードは黒で目立たないとは言え、やっぱり無い方がカッコいい。さっそく外しちゃった。付けるのもスゴく簡単のなのがこのワンタッチ式の良い所だ。

そんな経緯でついに我が家に届いたルイガノチャリなんですが、いかんせんちょっとばかし雪が降っちゃってて、日曜日には初乗りはできませんでした。今は部屋の中に置いて眺めているばかり。あー早く乗りたいなぁー!!眺めるのもイイけどね、やっぱしチャリは乗ってナンボだよ〜!!

早く春になれ〜い!!

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好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。

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