めでたく当ブログの「マイブーム」カテゴリに入ったTBSラジオ『キラ☆キラ』ですが。この3月で終了します。
寂しいです。特に吉田豪さんと町山智浩さんの日は心待ちだった。西寺郷太さんも。堀井さんは正直…言ってることは分かるんですけど。もっとゆっくり冷静に話してくれたら「そうだよね〜」と思うんだけど、例えば直近の回は
「坂本龍馬がいかに何も成し遂げていないか。そんなことも知らずに「尊敬する人」として龍馬を挙げる政治家の、なんと信用できないことか」
って話で、でも彼の「ばっかじゃねーのそんなことも知らねーの」オーラがびしばしの早口すぎるテンポであれなんですよ。言ってることは分かるけどあなたの言い方は嫌い、ってことなんですよね。同じような思いを聴いてて何度も感じた。
そうそう、早口つながりで言うとタマフルこと『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』で以前書いたオモシロ回「アンディの車特集」のアンディこと安東弘樹アナが、先日満を持しての再登場。テーマは「銃映画特集」！イヤが応にも期待は高まったのですが…
宇多さんの突っ込みのタイミングで、台無しなんですよ。
もともとこのお二人、同じようにかなり早口で喋るタイプ。アンディの早口の説明の合間に宇多さんが無理やり入り込んで「それってこういうことですよね、○○みたいな」という「善かれと思って言い換える差し込み」を入れるんだけど、コレが邪魔すぎる！！アンディまだ喋ってる途中じゃん！
この差し込みのせいで、アンディの喋りのメリハリが決定的になくなってしまってる。早口でためてためて…どばー！！ってゆうカタルシスが欲しいのに、宇多さんが途中で自分解説入れるもんだから、ただ早口が延々続くだけ。嗚呼残念。宇多さん一人で喋ってる時はそれでいいんですけどね、こうゆう早口の人とやるときは、それやめてほしいなぁ。
話を戻し。
『キラ☆キラ』終了は小島慶子アナの降板によるもの。で、その降板のきっかけはものすごく端折って書くと、昨年小島アナが制作側から言われた「これからもっと40代50代自営業男性向けに内容を考えてくれ」と言われたことにカチンときたことから、らしい。すべて小島アナはラジオで話している。
理由としては、2011年は3月の震災もあり、放送とは何か、ということを考えることが多かった。そして、「どこかにいるかも知れない『あなた』に届けばいいな、誰かが喜んでくれたら嬉しいな」という気持ちで、自分が話したいことを話すしかない、という結論に至った。
同時にラジオが再び注目されている、と世間で言われ始め、局側からも「せっかくラジオに注目が集まっているので、番組としては是非聴いて欲しいお客さんがいる。まだラジオを聴いていない、40代、50代の男性の自営業の人を意識したしゃべりをしてください」と言われたのだという。
小島さんは、「ラジオはリスナーとの会話。今聴いている人に話しかけながら、その肩越しに聴いていない人を呼び込むしゃべりをしろ、と言われたら、それは絶対できない」。局側には、もう自分の出番ではないということを繰り返し伝えてきた。「じゃあ降りてください」とは言われなかったが、年末に自分から降板を申し入れたと説明している。
小島慶子、「キラキラ」降板を激白 「自営業男性を意識して話して」と言われた : J-CASTニュース
この回も全部聴いていたし、上記のニュアンスとも少し違ってた印象だけど、聴く限りでは、正直プロで仕事してりゃよくある話じゃないかと思ったし、たとえそれが原因でやめることを決意したとしても、公表するタイプの話ではないと感じた。折り合いなんていくらでもつくじゃん、って思っちゃうんだよね。あすこまでしか話さないんだったらさ。
勿論オフレコの事情が、色んなことがいっぱいあって、辞めるところまで行ったのだろうとは、思う。だったら話さない方がマシだと思いました。だって制作側にもリスナーにもパートナーの人達にも、誰にもいいことないんだもん。ちょっと残念だった。せめてもう少し「折り合いがつかなかった。つけたくなかった」理由も聞きたい。
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ってなっちゃうんだよね。でも話せない、だったら最初から話題を出さない方が良いのではと思う。まぁでも、そんなとこが小島さんらしいわな。つかうーん。このブログ記事自体も書かなきゃよかったと今後悔の真っ最中。『キラ☆キラ』、とっても面白かったんですよ！40代自営業男性より！
寂しいけど、でもまたTBSさんのことだから、またまた面白い昼オビやってくれるかな。期待してます！
タマフルの名画座特集（→このページの2012年2月18日）、良かったなぁ！あれは久しぶりに東京がすっごくうらやましくなった放送でした。
