東京オリンピックの地獄

書きたいこと・本来は書き残さねばいけないことが有り過ぎるのだけど、あまりに多すぎて、あまりに気力が削がれて、記録できない。

どう考えてもやるべきではない東京オリンピックが、いよいよ開催された。

と同時にとんでもない感染者数の増加。昨年6月は東京1日30人程度で「東京アラート」なんて言っていたのに、今は東京1日3000人オーバー。これも有症状者のみの検査結果だから、一概に他国とは比べられない、実際の状況を表しているとは言えない数字だろう。

インド由来・デルタ株の発生でことは大きく変わった。空気感染の可能性が出てきた。
ひとたびCOVID-19収束を宣言しマスクなしで大規模イベントを開催しはじめ、GDPも感染以前まで回復した筈のアメリカでさえも…このデルタ株のせいで急転直下。

今年の夏秋、世界がどうなってしまうのか分からない。恐ろしい。
でもこの恐ろしい世の中にあっても、その実感は人によって極端で、罹患していない人は気にしなければいつもの日常だ。一旦罹患するといつ死ぬか分からない(病気が殺すのではない。医療崩壊が殺す)恐怖に突き落とされる。
人によって症状が天地ほど違うのがCOVID-19の特徴なんだけど、これはきっと戦争とかでも言えるんだろうな。そう思ってないと自分達はきっと生きていくことができない。

「感染は明らかに広がるだろうけど、一旦始めてしまえばもう国民は金メダルの喜びであらゆることを忘れる。政権の感染対策の愚かさも、失敗しかないこの数ヶ月のことも。」
そういう意図で完全に政治利用のために(公言もしている)開催されたオリンピック。

いざ開催されてみると、想像以上の心理的作用があった。

オリンピックは見ていて楽しい。盛り上がる。やっている間はCOVID-19のことなんでおくびにも出てこない。
つまり画面の中でだけはユートピアが繰り広げられているのだ。

このことが、もう心配などをとっくに通り超して、癒やしや「救い」となっている。

我々の危機的状況を導いた、運営としては本当に糞のようなオリンピックだけど
その内容が、頑張るアスリート達の姿が今、心の救いとなっている。

何しろ今このオリンピックが終わったら、目の前には地獄しかないのだ。

オリンピックで盛り上がって政治の失策を忘れるとか、そんなレベルではない。そんな訳はない。

今はただ、この夢の世界に浸っていたい。そう思わせる。それ位、世界に救いがない。我が国に救いがない。
そんな今。2021年夏。

映画『野球少女』感想

『野球少女』をAmazonレンタルで。
2019年・韓国。監督:チェ・ユンテ

大好き。今年のベスト作品に入る。

なんでこんな邦題付けたのか最初分からないけど、タイトルの印象とは180度違う。まず、全体的に暗いし(褒め言葉)。「○○少女」映画のだとありがちな突っ込みドコロもない。脚本が素晴らしい。

【あらすじ】
青春の日々をすべて野球に捧げ、〈天才野球少女〉と称えられてきたチュ・スイン(イ・ジュヨン)。高校卒業を控えたスインは、プロ野球選手になる夢をかなえようとするが、〈女子〉という理由でテストさえ受けさせてもらえない。母や友だち、野球部の監督からも、夢を諦めて現実を見るようにと忠告されてしまう。「わたしにも分らないわたしの未来が、なぜ他人に分かるのか」──自分を信じて突き進むスインの姿に、新しく就任したコーチ、チェ・ジンテ(イ・ジュニョク)が心を動かされる。同じくプロになる夢に破れたジンテは、スインをスカウトの目に留まらせるための作戦を練り、特訓を開始する。次々と立ちふさがる壁を乗り越えたスインは、遂にテストを受けるチャンスを掴むのだが──。(公式サイトより)

原題は『Baseball girl』なので邦題は直訳か。問題は邦画や邦題に於いて『○○少女』という言葉が使われてきたこれまでの映画の内容、そこからくるイメージの方なんだろうな。

つまり、このイメージを逆手にとったタイトルなのかも知れない。

つまり、『○○Girl』『○○少女』と銘打たれるエンタメ特有の、男子社会の中で頑張っている女性「だから」取り上げる、女性特有の苦労やエピソードをクローズアップする、そのような取り上げ方に皮肉を呈する意味なのかも。

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後半少しスポ根風味のところはあるにせよ、これは決して「スポ根映画」じゃないし、そういう向きを期待してもアテが外れる。
これは、ジェンダーと社会と、それでも男女関係なく「自分であることについて」を貫いていく映画だ。

主人公のコーチが『秘密の森』のソ・ドンジュ検事(チェ・ジンテ)!
最初分からなかった位別人(まぁソ検事が独特だからね…)。嬉しいわ〜。

あとお母さんヨム・ヘランは色んなところで観るけど『カウンターズ』のおばちゃん!
最後の方では『秘密の森』『マイ・ディア・ミスター』でお馴染みのあの人も。
主人公スインのお父さんも、歌をやめた親友もいい。とにかく脇の俳優が良い仕事するからドラマが締まる。

もちろん主人公のスインを演じるイ・ジュヨンが最高。クールと熱っぽさの表現が素晴らしい。これからも追っていきたい。

映画では良く取り上げられそうな設定だと思うけど
脳内ツッコミをしなくて良い脚本の見事さ、演出、大好物です。
タイトルに違和感を感じた人にこそ、観て欲しい。

体中がぼろぼろ

●1か月ほど前から唇のぴりぴりが直らない。皮膚科に行っても原因不明。歯科治療と同時期に始まったので関連を疑ったが、明らかに違っていた。

●右の二の腕が、手を伸ばすと激痛。これは2ヶ月ほど前から。ほぼ変わらない。

●昨日の昼から、左の脇の下が痛い。声を上げるほど痛い。保冷材を挟むと良くなるが、外すと元通り。

●顔の皮膚がピリピリと痛い。お湯を掛けただけで痛い。

2日にいっぺん位は何らかの体調不良で仕事のやる気が起こらない。これが年をとることかと思うとげんなりする。

『秘密の森』『秘密の森2』

Netflixで『秘密の森』『秘密の森2』完走。
堪能しました。素晴らしい時間だった。

●過去の脳手術により、あらゆる感情の起伏が乏しくなった検事ファン・シモク(チョ・スンウ)が主人公の刑事・検事ドラマ。だから彼はいかなる場合でも感情に流されず、地道に下調べをして理性的な判断を淡々と下せるプロフェッショナルである。

見始めた時は、この手術の理由などが後でドラマに関わってくるのかと思いきや、一切関係ない。つまりこれは、主人公の冷静沈着な性格の、裏付&言い訳の為だけに存在する設定だった。

感情に流されない冷静なプロとしての判断力。そこに感じるカッコ良さやカタルシス。これは自分が刑事ドラマに求める一番の要素だ。
(NHK版『64』や映画版『クライマーズ・ハイ』みたいなアレ)

要するに秘密の森は、
最初の設定時点で、自分的に「おっっけぇーーー!!サイコーー!!」だった。
どんなにキツいことが起こっても、この主人公の冷静さで救われる。自分にとって一つの究極刑事ドラマだった。

●ベスト・オブ・ペドゥナ。
最高。元から大好きだった役者さんだけど、このドラマでのペ・ドゥナ=ハン・ヨジンは本当に良い。感情のないシモクとのペアなので、その分気持ちの表現が豊かで楽しくなっている。

ちょっと唇噛んだりとか、頬膨らましたりとか、目とかまばたきの時間とか、要するに演技スキルってことなんだけど、本当に上手いなぁと改めて感服した。世界的大女優に何を今さらですが。

で、感情表現豊かなクセに、現場で取り乱して(凡百のドラマならストーリーを動かすために必要な)おかしなヘマをやらかすこともない。だからもう、この二人だけで安心して見ていられる。
(逆に言うとこの二人以外は誰であったとて、完全に信用できる人がいない。そういうドラマ)

●悪役含め登場人物たちは皆好きだけど、特にお気に入りは…ハンの元同僚、刑事チームの面々かな。


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〜以下ネタバレあります〜
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●2の最後の終わり方も良かった。最大級の感動でフィナーレ、などでは全然なくて、仕事に対して純粋に真摯な二人はやっぱり生きづらさを感じる職場なのだけど、その中で少しだけ、希望が見える。自分たちがやってきたことが間違いじゃなかった証拠が、少しだけ見えて終わる。その瞬間瞬間に、号泣。

●ラス前、挫けそうになるハン・ジヨンの携帯に、元の同僚たちから呑み会の誘いがかかってくる、あそこね。一番泣いた。この2シーズンを締めくくる嗚咽。

●シモクとジヨンの間に一切男女のアレコレが発生しなかったのも最高に好み。途中ひょっとして?と思わせる箇所もあったが、お互い踏み込まず。最高。

●2のウ・テハ検事がやっぱりどうしようもなく鬼畜だったのはちょっと残念だったかな。その代わりキム・サヒョンへの疑いとその結果には少し救われた。

●2でのハンジュの関わりも、結局そうか…というところでウ・テハのスキャンダルに収束された感あって、もうちょっとあっても良かったかな。だって結局会長の兄さん出てこなかったじゃない。ユンボムも…ひと目見たかった。

●最後2話は、あの二人を差し置いてウ・テハとチェ・ビッが主役かってくらいの話だった。でもこんな感じも秘密の森っぽくていい。「ドラマっぽいことが主線じゃないんだよ」ってゆうのか。

●個人的にはペ・ドゥナにとにかくやられてしまった全32話でした。ファッションも、いいよね。チェ・ビッのあの感じも。関係ないけど最近やってた刑事ドラマ、最初の見始めで広末涼子の衣裳があまりにもあまりで、すぐに見るのをやめてしまった記憶がある笑。

さてさて、次は何を見ようかな。
絶対に面白いだろう韓ドラが目白推し。観るのが遅いので全然総数が少ないけど、今までのベスト韓ドラは

1)シグナル
2)マイ・ディア・ミスター
3)愛の不時着

かな。でも完走できたドラマはどれも本当に面白かったです。

『らんまん』

ここ数週間の『らんまん』にはずっと釘付けだし、そのセリフの説得力にブンブン頷いたり鳥肌立ったり涙したり。

この水木曜日、すごかったね。ぞくぞくっとした。溜めに溜めた大久保がここに来てクワーっと!!くわーっと!なんか今週は映画を観ているようだったよ。

この調子で最後まで行ったらとんでもない傑作になるんじゃないか。末恐ろしい子。

毎朝助かって本当に嬉しい。だから生きていける。朝ドラが面白いかどうかって、本当大事なんだから。

朝ドラ『おかえりモネ』序盤

おかえりモネ。いいなー。

平温、というのも少し違う。
ずっと、静か。
だけどキャスト皆が、それぞれの感情を、
その静かな中で表現してて。

モネの性格もそう。朝ドラヒロインには珍しい、受けの姿勢。受けて、考える。

仕事に対する真摯な脚本がいい。自分は日本のドラマだとまずここでひっかかることが多い。仕事がちゃんと描かれていること。視聴者を馬鹿にせず、おかしな「分かりやすさ」で本質を歪めないこと。

真摯に、大きな嘘をつかず、でも分かりやすい。この折り合いを付けるのはきっと難しい。

演出がいい。いつもの朝ドラならここで主人公が一言「○○…」と入れちゃいそうなところを、唇のちょっとした演技だけで見せる。間も見事。

劇伴もいい。たまにパイプオルガン入ったりするよね。ちょっとずるい。劇伴で泣かされたりする。

根底に流れるテーマもいい。西島演じる朝岡の、「何にもできなかったと思っているのは、あなただけではないです」というセリフ(ウロ覚え)。このセリフが出るまでの逡巡の演技演出が見事で、泣かされた…

キャストがいい。ああもうこれについてはキリがないので後で…

毎朝楽しみです。

映画『ファーザー』感想

ユナイテッド・シネマ新潟で。

アンソニー・ホプキンス&オリヴィア・コールマン出演。
戯曲家フローリアン・ゼレールの初長編監督作。

認知症の老人「アンソニー」から見た、娘との暮らしを描く。

アンソニーの目を通した世界、といっても主観視点ではないので、これは現実なのか、妄想なのか。これは誰なのか、ここはどこなのか、さえ確信が持てず物語は進む。

日本版のポスターを見て「末期老人と娘の関係を描いたハートウォーミングもの」とか勘違いする人もいそうだけど、まったく違う。

映画自体はサイコスリラーの面白さもある位。舞台の殆どが一つのフラット(階段のない共同住宅)内で進む。同じ部屋…のように見えるのに「??…なんか違う?」とか、ドアの向こうは…ええ?とか、驚くような使い方。

映画的な仕組みがそんな風にとっても優れていることに加えて、アンソニー・ホプキンスとオリヴィア・コールマンですよ。圧倒的演技。アンソニーは自分の今までの印象とはかなり違っていた。主演男優賞も当然。オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』のクイーン)も目立たないけど、これだって助演女優賞ものじゃん。

いつも冷静なアンソニー・ホプキンスが、今作だけは(自分の父親を思い出し)感極まって撮影を少し中断したことがあるそうだ。(パンフレット町山さんの解説より)

全体を通して説明は一切ないけど、こだわった背景と、登場人物の表情だけでも、すごく情報量が多い。

認知症が中後期にさしかかった自分の父のことを思った。だけどそれ以上に、自分自身をアンソニーに反映させて考えてしまう。容易に想像がつく。
で、最後はすべてが無に帰す。当たり前のことが、リアルに、しかし美しく語られる。

スクリーンを出た瞬間から何故か涙が溢れた映画。今までにない体験。

※写真の女性は、オリヴィア・「ウィリアムズ」の方。こちらも大変に重要な役。なにしろ俳優が全部で6人しか出てない。

映画『佐々木、イン、マイマイン』感想

Amazonレンタルで。
すごく好き。
新潟市出身:内山拓也監督。

時代は相当違うと思うけど、自分の高校時代とか、浪人時代とか、大学で日雇いバイト通ってた時とか、色んなこと思い出しちゃった。

詰まっている「空気」を強烈に感じる。むせそうなくらい。撮影が美しい。劇場で観れたらもっと良かったのに。

主役:悠二役の藤原季節(めっちゃ美人の男性)、ちょっと追っかけたくなるくらい良い演技。

その友人、多田役の遊屋慎太郎。こういう奴、イタ〜!!!!てゆう、彼の存在感が映画全体にもたらすリアリティがすごい。長身でスタイルも見た目もよく2ブロック、どこか世間が見え過ぎちゃうせいか斜に構えた姿勢。彼の表情がめちゃいい。

佐々木役の細川岳。
彼のしばしば見せる真剣な眼差し。悲くて胸に迫る。

彼らの圧倒的な実在感。そして自分の周りにいた友人達との、煙ってた日々。

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パチプロのくだりを見たら東京や新潟の日雇い労働で出会った何人かの人達のことまで思い出した。
彼らの抱えるどうしようもない空虚を。会話したその中身を、30年経った今でも覚えている。

美術のお仕事がまた素晴らしい。佐々木の部屋とかお店とか。
ああ、末井昭さん自伝の映画化『素敵なダイナマイトスキャンダル』、アレを見た時の感じに似てる。

https://www.instagram.com/p/Bt4o7hVBVMi/
自分が過ごしてきた「あの時の空気」が、そのまま映画に封じ込められてる感。

部屋を真っ暗にして入り込んで見ると良いと思う。
CFやって出来た映画なんだね。知らなくて申し訳なかったなぁ。

『大豆田とわ子と三人の元夫』7話

娘が出て行く際のセリフ
「勘違いしないで。ママがきちんと育ててくれたから、私は自立しようと思ったんだよ。大丈夫」
とかさ、
(これまでの「離婚3回の親に対する世間のアレコレ」的な伏線が効いてて…涙)

かごめちゃんのこと、オダギリの話とか

買収交渉に毅然と対応するとわ子さん(かっこいい!)とか

あちこちで泣かされたかと思いきや

なんなん!

また最後になって「ええええ〜!!!」
坂元氏のなすがまま。翻弄されてる。

前回のセクハラパワハラ社長なんて、ほんの序章、飾り、雑魚キャラ、ミスリードじゃんか。
いやーまいった。楽しい。

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同クールに楽しみなドラマが何本もあって、それぞれ全然別の魅力があって、個人的にちょっとここ数年ないくらい地デジ見てるなー。
積ん読も多くて、Netflixとアマプラのドラマは少しお休み。

『コントが始まる』6話

なんて優しい物語なんだ…。
隅から隅まで好き。

また太賀がイイところもっていったな〜。
神木君の女神カワイイな〜。
菅田将暉と有村架純の安心感。
古川琴音もいいねぇ。芳根京子も今回良かった〜。
あの高校時代の砂浜のエピソードとか、凡百のドラマだったらどっちらけになるシーン。
成り立たせてるのはあの3人の見事な演技と演出。

あとこのドラマ、衣裳がいい。太賀がいつも着ているあの紅白のヤッケみたいのとか、神木君の変な模様の部屋着とか!
あれでちゃーんと暮らしぶりとか生活とか性格が分かるよね。調べてみたら衣裳は伊賀大介さんだった。さすが!のいい仕事ぷりでした。

もう一つ褒めたい、美術さん。
このドラマ、出てくるお酒やドリンクの殆どが、スポンサーの関係か架空の製品、架空のラベルだ。(人気俳優が沢山出てると大変ね)
こういう架空製品のデザインがあまりにしょぼくてドラマを邪魔することって結構あるんですよ。こんなこと気にするのデザイン業界の人だけかも知れないけども。

いつもマクベスの3人が呑んでるあの緑の発泡酒缶のラベル!最初に見た時から、その「馴染み感」に感心してた。
まち中華の壁に貼ってあるビールポスター!メニュー!皆めっちゃ自然。気にならない。絶妙な「アルアル感」。すごい。

マクベスの公演フライヤー!wordですごく頑張ったか、Illustratorで素人さんが作ったくらいの。マクベスだとプロのデザイナーには頼めないかな、知り合いの誰かが作ったのかな?じゅんぺーが作ったのかな?という、そのあたりの絶妙な頃合いを、実にちゃんと再現している。

(確認できないけど、太賀の実家の酒屋さんに並んでいる日本酒や焼酎も、結構な割合でオリジナルじゃない?)

こういう風にキチンとデザイナーが仕事を果たしているのを目の当たりにすると、じんわりと嬉しい。

そんなことは置いといてて、毎回最高に幸せになるドラマだな。好き〜

『今ここにある危機とぼくの好感度について』4話

いやー今回も凄い。

前回の学長会見は、まんま今の首相の「同じフレーズ繰り返すだけ国会」のパロディだったし、今回と次回は、やめるに止められるぬオリンピックをそのまま思わせる切り込み方。

野木亜紀子さんがずっと地道に生活レベルの話題でやってきたことを、渡辺あやさんは今回もっと政治的に、明確に批判してみせている。そのオブラートの包み方がまた絶妙。

自分は色々な意味でここしばらくずっと日本人を恥じている部分があるけど、その恥じている部分を逆手にとって「ほら、これだったら問題ないでしょう?」「たしかに!」となるようなニュアンス…とでも言えば良いのか。敵の武器をうまくオブラートに使っているというか。ああこれは見事だ。拍手です。あやさん大好きだ。

前回から変わった学長(松重豊)、やっぱりこの人が演じると悪人じゃなくなるんだな。好き。古舘寛治もまたいい役だね〜。

それはともかく、2話ほどで舞台から退き、恐らく次回最終回で再登場する鈴木杏の、ショートでメガネのあの感じ…。デジャブだよね。知り合いならきっと彼女を思い出すよね。そう。▲フラスコの彼女。似てる。

家業を継ごうかと子供に言われた時の反応について

中3長女が何かのきっかけで「お父さんの会社継ごうか」的な話をした時。

(そもそも会社があるか分からないし、死んで借金やっと返せるかどうかみたいな状況に娘を巻き込みたくないので)
「それはオススメしない」
と即答したところ妻から
「親にそう言われるのって結構ショックだからやめた方がいいよ」って
その場で言われた。

もちろん子供だって本気で言っている訳でもないのだけど、対する親の反応、言葉が結構なショックとなって、後に残る、そういう意味だ。

何でも自分が経験したそうで。
確かに義父の商売は、妻にピッタリの職種だったと思う。

申し訳なく思いすぐ長女に話した。
「君はデザイン業に向いているしぜひやった方がいいと思うけど、今お父さんの会社はコロナもあって色々大変だからついつい言ってしまっただけだよ」

でも一番大切なことを言ってない。
もし会社をちゃんと経営できていたら、その言葉はすごく嬉しかったっていうこと。

後でちゃんと言おう。

2021年の花粉症

5月GW中に一度、すごい時があって「あ、これで始まるのかな?」と思いきや、
その後はパタリと来ない。

●17日現在までほぼゼロに近い状態。いったい今年はどうなっているんだ?

長女、落ち着く。平和期訪れる。

半年位前までは、いつ明けるとも分からない妻と長女の100年戦争状態だった。いや戦争にもなってないのか。妻が一方的にダメージを喰らってた。

それがここ数か月変わった。最初に多分長女が変わって、それにつれ妻も自分も少しずつ変わってきた。

おかげで今は、時たまの衝突を除けば至って平和。どころか本当に家族皆がお互いを好きになっていて、素晴らしい期間だと思う。

こんな状況は、どんなに願っても宝くじで1億円当たったって、そうそうできるものではない。奇跡のように恵まれた境遇だと思う。

じっくりと味わなければ。

仕事は何もなく最悪で後のことを考えたくもないが、まぁ会社が潰れない限りはまだマシだろう。

ひたすら土日を楽しみに待つ日々。

こないだの日曜は、会社に娘二人が来て勉強をしていた。その間自分は雑務と読書、弁当用の買い物など。こんなに勉強ができる長女が素直にすごいと思う(次女はそこまで保たない)。何も外出はないけども、本当に幸せな休日。

とにかくすべておかしいまますすんでいく

風呂上がり日記

ブログを更新する気にならない。

今、COVID-19のせいで世間を覆っている、地獄のような様のことは特に。

皆、しょうがないと思ってやっている。

次女の松葉杖がなくなった。家族は皆元気で、妻と長女の恐ろしいガチンコはしばらく起こっていない。小康期。

と、ここまできて、何を書くためにMacBookを開いたのか忘れてしまった。

いつもやってる、バギングワインをトニックウォーターで割って呑むやつが「スプリッツァー」という名前で存在していることを、高山なおみさんの『帰って来た日々ごはん』で知った。ことかな。

いや、妻の紹介で行った美容室がとても良くてウン十年ぶりに「行って良かった」と思えたことか。こんなの人生で何回もない。部分パーマをあててもらって、えらく具合がいい。

このことだったかな。

いや
この「色々細かく言えばあるけども、特にはない」という平穏状態がどれだけありがたいことか。値千万円なのか、ということを、3.11が近づかなくとも日々実感できることが、中学生以来の自分の悲願です。

齢50を越え、いよいよ自分が何者にもなれそうにないことを知った今、理想のこんなスキル、あんなスキルも身につけることはできず、死ぬまで学びつづけ精進するような人間ではないために大幅な進歩も期待できないだろう自分に、時折絶望したりもするけども、肝心なのは「今ある」ものごとの実感。今ある幸せへの実感。

その点では、自分は本自分の幸せを噛み締めていると思う。自分的にやるべきことをやっている。
だからと言って「明日死ぬ」と言われて納得できる訳はないのだけれど。

映画『スペース・スウィーパーズ』感想

Netflixオリジナル映画『スペース・スウィーパーズ』

宇宙のデブリ屋達が主役のスペースオペラ。韓国版の『カウボーイ・ビバップ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』といった体で、全体がベタベタな設定とストーリーなんだけど、これが良かった!爽快。最近SF欲を満たしてくれる作品がなかったので嬉しい。インテリの女船長が好き。

もともと好きなジャンルだとは言え、何が良かったんだろう。演技?演出?撮影?美術?多分そのどれもだ。さすがの韓国映画力。

実は「韓国初の宇宙SF」らしい。満を持した最初の宇宙SFがギャグタッチのスペースオペラだなんて、その抜き具合もセンスいいなぁ。今後も楽しみ。

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