もはやMacユーザはコレなしに考えられないMightyMouseですが、このブログで何回も書いてきた通り、致命的な欠陥があります。使い始めて半年もすると、Mighty Mouseで一番大切な乳首くりくりボタン(別名スクロールボール)が動かなくなってしまうのです。原因はゴミ。
その対策について書いたエントリ
(1)MightyMouseの掃除法
(2)MightyMouse、分解。
(3)MightyMouse問題、再び。
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読んでもらえば分かるのですが、まず初期の段階ではZIPPOオイルを使った清掃、それで直らなくなったら分解して清掃すれば、ほぼ完全復帰します。なのですが、Mighty Mouseは分解を前提としていない作りで、接着材やボンドを使わないとマウスが元通りにならない。それが唯一最大の弱点。
そして今日の本題。
これまで書いていたMighty Mouseは「しっぽつき」つまり有線だったのですけど、ワイヤレスのMighty Mouseはさらに分解が厄介だということが分かりました。結論から言えば、昨日その分解で失敗して1つダメにしてしまったのです。
壊してから見つけた(笑)ワイヤレス分解の解説サイトはこちら。
●Apple Wireless Mighty Mouseの分解、掃除方法
その構造自体はほとんどすべて有線マウスと同じなのですが、1つだけ決定的に違うのが、分解過程の最初のステップ。上記サイトでも
デザインナイフを隙間からいれ、慎重に分割しようとしたが、簡単には取れず、いくらかマウス表面に傷を付ける。
結局、この部品を完全に取り去ることに、(テレビを見ながら)1時間ばかり要した。
この説明を見ずに分解を始めた自分は、この最初のパーツがあまりにも固いので「これは、もう外せないパーツなのだ」と決めつけ、その内側の復帰不能なパーツ(蹄鉄のようになっている丸いパーツ)を外したのですね。これだけなからまだ瞬間接着材でなんとかなるのですが、さらにその先の過程で、電池蓋を止める大切なツメを折ってしまいました。これが決定打。
この最初のパーツの固さが、有線と無線マウスの決定的な違いです。本当に固く、傷つけずに剥がすのは至難の業。
そして、その先のローラーの掃除も、細かい作業が苦手な人(オレ)にはちょっと難関なのです。難関というか、いらいらします。4つのローラー全ては磁石になっていて、ピンセットにひっついてしまう。なので自分は手で扱っています。
10年前のローラーマウスの掃除が懐かしいです。しょっちゅうやらないといけなかったけど、アレは簡単だった。いずれにしても必ずメインテナンスを必要とするのに、分解を前提としていない作りっておかしいよね。ソニータイマーじゃないけど、ゴミ溜まったら買い替え?そりゃないんじゃないAppleさん。
で、ワイヤレスマウスをダメにしたので、今度は有線Mighty Mouseを買いました。そしたらですね、ショックなことに有線と無線ではセンサーの質が違うのです。
無線マウスは白いテーブルの上でも難なく使えてマウスパッドいらず*だったのですが、有線は未だこのセンサーを採用していないことが買ってから分かった。白い机の上では使いモノになりません。実は買う前にも気になってネットで調べたのですが、見つからなかったのです。
またマウスパッドの時代に逆戻りです。ショック!!こういう情報は分かりやすく出しておいて欲しいですねAppleさん。この情報があれば有線より2,000円も高い無線マウスの価格も、納得できたのになぁ。
*そのかわりに、細かい挙動の質は有線より若干落ちます。このソフトなど使うと少しは改善されるのかも。
順調な時にはこれ以上ないほど便利なMighty Mouseですが、以降いっそうの改善を望みます。切実に。
※自分のMighty Mouseは、この2年ですでに3台目です。
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