絶賛ハマっております。『あさが来た』

『カーネーション』『あまちゃん』に並ぶ傑作!今放映中の朝ドラ『あさが来た』。
どうせブログの更新はしないのでしょうけど、取り急ぎカテゴリ作っておきました。
今回の『あさが来た』は、これまでの2傑作以上に、「役者の力」を感じさせる気がするのだけど、どうでしょう。脚本があまり目立つことをしていないから、なのかな。主役(だった)2つの夫婦を演ずる4人の男女は、どれをとっても選び難くすばらしい役者さんばかり。

そしてあさ役の波留。すばらしい。特にシリアスシーンの啖呵がすばらしい。勿論旦那はんに甘えるところもむちゃくちゃカワイイ。朝ドラのヒロインとしては、今までで一番惚れてしまっているのは、間違いないです。夏目雅子に似てるなぁ〜と思ったのだけど、以前TVドラマでまさに夏目雅子役を演ったことがあるらしいです。へえ〜。

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久し振りに毎日楽しみにしています。

朝ドラに求められるのはね、何だかんだ言っても「多幸感」!これですよ。コレなくしてはダメなんです。

納戸の床上げ

我が家は玄関を入るとまず6帖ほどの三和土(たたき)土間があり、そこから廊下に上がる形になっています。その土間から脇に入る形で納戸があり、この納戸は同時に廊下からも入れるようになっていますが、廊下の方がかなり高くなっており、今までは踏み台経由で納戸に「降りる」形になっていました。

納戸の収納整理もあまり上手ではなく、この納戸の使い方がイマイチ放ったらかしだったので、妻が一念発起。
納戸の一部の床上げをして廊下からのアクセスをたやすくし、その分、キッチン備品をこちらに持ってきて、キッチンの在庫を減らそうという作戦を実行しました。とはいっても至極簡単な方法

まずはブロックを敷き、
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その上に、サイズを測ってホームセンターであらかじめ切ってもらったコンパネ(12mm)を載せる。あ、間にゴム製のクッションも敷きました。これはホームセンターのスタッフさんに訊いて選んだもの。

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至極快適。廊下から入るとまるで廊下の一部のように使えるので、これまで気持ち的に遠かった納戸がより使いやすくなり、リビングダイニングの無駄な在庫も捌けるようになりました。

※赤いトレーの敷いてある蛇口は灯油タンクからひかれているもの。タンクとの段差をつけて、コックをひねると流れるようにしています。

  

『重版出来!』

やっぱりちゃんとしてる。取材を自分モノにしている。息が通ってる。今回はなんと校閲マン。出てくる人があれ〜と思ったらモデルはやっぱりかもめbooksの方だそうな。

引き続き応援プッシュします。

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『火星の人』

アンディ・ウィアー『火星の人(ハヤカワ文庫SF)』読了。
他のすべての予定をなげうってでも、ひたすら読みふけりたいと思わせる、久しぶりの読書体験だった。大傑作!!サイコー!!

このレビューを書いている今日現在、アメリカのAmazon.comでは原作本『The Martian』に5000人超がレビューをし、そのうち3650人が5つ星の評価をしているSF長編です。
Amazonレビューより

日本では2016年2月に劇場公開される映画『オデッセイ(邦題)』の原作小説。
トラブルに見舞われ中止&途中帰還となった有人火星探査ミッション。脱出時に死亡したと思われ、火星に只一人取り残された植物学者でエンジニアのワトニー。彼がなんとか地球に帰還しようとしてあがく、底辺サバイバル生活を描く。

どうしたって暗く息が詰まるような状況の連続なんだけど、主人公の常にユーモアを忘れないモノローグのおかげで、最後まで楽しく読めるという不思議な小説。

以下多少ネタバレあります。
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同時代のヨロコビ/銀の匙(10)他

『銀の匙(10)』再読。最後、家の酪農業が倒産して、野球を諦め学校を辞めていった(8巻。超名巻!)駒場と、主人公達の交わるところとかほんとすげえ。イヤもう全部すごいんだけど。

『海街diary』『3月のライオン』『銀の匙』
これだけとんでもない漫画が同時期に連載しててリアルタイムで読めることの幸せ感ったらないな。しかも3冊ともめっちゃ売れてるという。日本すげえよ!

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そうそう、『銀の匙』のアニメもかなり出来が良くて、長女と観るのも楽しい。原作忠実系で、おれが全然忘れてるのに彼女が先読みして見事当たったりするのとか、新鮮ですよ。(ノイタミナ枠・hulu)

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『チャッピー』

iTunesレンタルで、字幕。

観終った後の気持ちは、『第9地区』と似ている。手放しで「面白かった〜!」と言える映画ではなかった。
ただきっと後で、もう一度二度、観たくなる。色々な暗喩が(それと気付かなくとも)魅力に昇華している映画の特徴なのかも。理由は分からないけど、観直したくなる。

でも後半のさ、

人の意識(これ攻殻の「ゴースト」だね)をUSBに入れて移動とか、そりゃさすがにないんじゃないかと。その設定はなかなかに呑めない。もともとのAIであるチャッピーと、「人」の意識はちゃうだろうし。「脳波」を伝える機械で意識がコピーできるってのもひっかかる。
↑ネタバレ。

ブリアレオスそっくりのヒューマノイドがほんと普通にスムースに動いているのはちょっと感慨深かった。

★★1/2☆☆

夢メモ

自分が死ぬ時の夢を見た。(来た…)と思った次の瞬間、一瞬で死神?がさらっていって大空に浮かんでいた。「苦痛を取り除いてやる」と言われて「ほんとかよ」と半信半疑だったけど、次の瞬間、すべてが晴れやかに、クリヤになった。本当だった。死ぬ前はとても怖く別れが本当に寂しかったが(そして別れを言い損ねてしまったせいで、さらわれた時はがく然としていたが)、死んでしまったらそんなことはどうでもよくなってしまった。清々しさだけだった。

『インターステラー』

移動中に『インターステラー』4回目の鑑賞。初めての吹替。自分は字幕の方が好きだな。

何度観ても、イヤ見れば見るほど、ミラーの星(海の星)をめぐる一連のシーンは最高だ。「何時間無駄にした?」「おそらく…数十年」この絶望。SFならではのゾクゾク感。

あと吹替だとCASEが妙にカワイイことに気がついた。

インターステラーはどうしても「地球を出なければいけない必然性」にハテナがついちゃうのだけど、それ以外は最高のSF。大好き。音楽も最高。

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ラストシーンを観たのは、翌日の朝、通勤時。
空は突き抜けるような快晴。
映画の中のことは決して絵空ごとではないと思える。
我々はあの向こうにある月に行くのさえやっとで、その先のことは何も知らない。

火星も木星も惑星は勿論、恒星なんて、銀河なんて…
自分たちが今存在しているこの空間のことさえ(自分たちが考えた理屈以外に)何一つ「知って」いないんだなぁと思うと、すうーっと意識が平らになる。
そして校了10日前なのに内容決まってないとか、そんなちょろいことはどうでも良くなってくる。
これぞSFの楽しみだよな。

★★★★1/2

  

最近観た映画メモ

たまってきたので後で書く。星は暫定。

『スライ・ストーン』劇場で。★★★☆☆
『インサイド・ヘッド』劇場で。★★★★☆
『ターミネーター4』huluで。★★1/2☆☆
『小さいおうち』huluで。★★★☆☆
『ジェラシック・ワールド』劇場で。★★★☆☆
『バードマン或いは何たらかんたら』iTunesレンタルで。★★☆☆☆
『学校』huluで★★★☆☆
『学校II』huluで★★★1/2☆
『青天の霹靂』iTunesレンタルで再見。★★★★☆

  

1%の強欲資本主義にとって邪魔なもの。と本の大切さ

『沈みゆく大国アメリカ』『沈みゆく大国アメリカ<逃げ切れ!日本の医療>』の著書を通じて「命の沙汰も金次第」になっている「資本主義国」アメリカの現状を暴き、日本の医療の市場経済化自由化に警鐘を鳴らすジャーナリストの堤未果さんのインタビューより。

市民の関心の大切さ、特に平時において自分たちが今持っているものや制度について「守られるが当たり前でしょ」という無関心が、やがては取り返しのつかない事態に繋がってしまうことや、日本とアメリカのそれぞれの良さ(おたがいさまの精神と、1人でも躊躇無く立ち上がる力強さ)などを語ったあとに。

先々週に書店員さんを対象に講演したときにも聞いたんですが、1%の強欲資本主義が、あらゆるものを「商品」にして最も効率良く儲けを出す為に、一番邪魔なものって何だと思いますか?
—–うーん……。
「想像力」です。想像力があって自分の頭で考える市民より、情報を鵜呑みにする消費者のほうがものを売りやすいんです。本は映像と違って主体的になれる媒体です。想像力を奪わないどころか、むしろ想像力を深く大きくしてくれます。アメリカと比べると、日本にはまだ活字文化が生きていて、本を読む人がたくさんいることに私は大きな希望を感じますね。

『みんなのミシマガジン(紙のミシマガジン)2015.7月号』より

新潟県知事と規制委員長対談30分面会

知事は原発事故時にSPEEDIを活用するよう求めたのに対し、田中委員長は「混乱のもとになる。各地域の特性に応じた(避難)計画を策定していただければと思う」と応じるにとどまった。
(中略)
 泉田知事は事故時に甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤について、放射性物質の放出前に配る必要があることを強調し、SPEEDIによる予測ができない場合、「どう対応していいか。自治体としては困ってしまう」と述べた。
 これに対し田中委員長は「自治体がSPEEDIを使うのであれば構わない。否定するつもりはない」とした上で「福島事故の経験を踏まえ、避難に伴う(被ばくによる)二次的な被害を出さないよう、屋内退避や待避所を準備してもらいたい」などと応じた。

3.11が存在しないパラレルワールドに迷い込んだのかと思った。
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