あまちゃん第72回。岩手編最終回。

久し振りに「マイブーム」カテゴリに「あまちゃん」を追加。
『カーネーション』も本当にすごかったけど、この『あまちゃん』の毎回のテンション・濃密度・書き込み度たるや本当にとんでもないレベル。毎回2〜3回観てもその度に細かい発見があって。何より明るいのがいい。日本中があまちゃんのおかげできっと従来比5%位は平和になっている筈だ。

さてさて折り返し地点、岩手編の最終回:第72回についてメモしておきたい。これまでクライマックスは何回もあれど、これがやはり一応の区切りだろうか。神回と呼ぶにふさわしい。

●あ、その前に71回の最後。出発の朝に夏ばっぱがワカメを採りに家から出るところ。それを探しにアキが外を見にいくところ。あすこにいきなり入るスローモーション。あれ勘弁してよ。悲しい予感でもう胸がはちきれんばかりになる。ついつい忘れがち、いや忘れたくなるけど、この別れは…何かの意味を持つものなんだろうか。いやだ。

【第72回】

15分の中でなんと4回もクライマックスが訪れる

1)北鉄に乗ったアキを見送る春子のセリフ。「あんたは変わっていない。だけどみんなに好かれたね。みんなに好かれた。あんたじゃなくて、皆が変わったんだよ。自信を持ちなさい。それはね、案外すごいことなんだからね!」あの表情。あの顔。お母さんなんだよ。完全に。そしてキョンキョンの、あの凄さをもった、実在している、アキのお母さん。決意を持って、娘を見送るあの表情。その気持ちを思って号泣。

2)25年前の、春子の出発シーンの回想。北鉄の開通日。浜で大漁旗を振って春子を送る夏ばっぱ。大吉に電車の中で語りかけられたせいで、それを見ることがなかった春子。25年間恨み続けたそのことを、今勉さんの告白によって知る。

同じシーンを何回も流して、その度に新しい意味が加わって、同じシーンなのにどんどん意味が違って見えてくるという手法を『あまちゃん』では本当に上手に使ってるが。中でもこのシーンが一番多く流れていると思う。その都度裏の意味が見えて来るんだけど、今回ついに…
春子を見送る夏の思いを、25年たって初めて知る春子。旗を振って「ばんざーい!」と叫んでいた若い夏さん。最高の演技。
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3)現在。また車掌に話しかけられてあやうく同じことの繰り返しになりそうなところを、他の乗客に救われる。今度は夏ばっぱの見送りをちゃんと見届けることができたアキ。春子の思いも、春子ができなかったことも、1つ1つ実現していくアキ。25年前と同じく、また大漁旗を振る、ばあちゃんになった夏ばっぱ。同じく「ばんざーい!」で見送るばっぱ。海女のてぬぐいで応えるアキ。そこにかぶさる、オープニングのメインテーマ曲。岩手を去ることになり観ている人がどうしても寂しくなりがちな岩手編の最後を、期待とともに新たなスタートを切ることになる、いわば東京編のオープニングでもある。満面の笑顔で旗を振って見送る夏ばっぱの表情。観てるこっちは笑い泣き。
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4)間髪入れず、ユイの父が倒れ一緒に行けないという衝撃の展開。観ているこっちの気持ちはもう大波のように揺れています。ココは本当に前もってストーリーを知らなくて良かった。「じぇじぇじぇーー!」だったよ。心の底から。
自分も東京行きをやめるというアキを、泣きながら説得するユイ。
2人を隔てる北鉄のドア。たたみかける哀愁のBGM。絶叫しながら電車にすがりつき見送るユイ。呆然として見るアキ。電車はアキ一人だけを乗せて、出発する。

そして次回。東京編へ「つづく」。

これが15分ですよ。なんだなんだもう。すごすぎる。

そして駄目押しに次週予告。これまで宮本信子が担当していたナレーションが、アキちゃんに代わる。
東京でのイキナリの厳しい状況をダイジェストで伝えるその口調も探偵物語やら山田太一風やらこれまた色んなパロディと思われ…。
また最後に笑わせるというこの緩急具合!

「上京したアキは、初日から過酷な試練を受けまくります。
帰りたい。不意打ちの自己紹介。揺るぎない階級制度。
キレイな劇場。奈落と呼ばれる吹き溜まり。
自己紹介、自己紹介に次ぐ自己紹介。
ユイちゃん、大事件です。以上。」

東京編についてはまたメモを書こうと思います。
とにか目が離せない。あまちゃん。以上。

  

『姉の結婚(5)』

これまでイマイチ乗り切れない感があったのだけど(やっぱ恋愛メインはキツいとか、かな)、ここに来てお仕事漫画的要素が加わり、うじうじやってた2人がキッパリ別れた後の話になったもので、何故か自分的にはぐっとノれるようになってきたよ。
仕事中、久し振りに少女漫画で現実逃避できた。ああコレだ。コレがあるからおれは少女漫画が好きなんだ。夢想があれば生きていける感(笑)。コレなんだよ。
とは言っても感情移入しているのは主人公の女性の方です。オトコの方にはたまーに入り込むだけ。こうゆう微妙なバランスで読んでいるのってどうなんでしょうね。とふと思った。

  

2013GWのこと。

GW総括。前半は吉祥寺ORGANIC BASEの「種市」へ。恐らく日本では初めてという在来種のファーマーズマーケット。F!問題のみならず食全般や生き方について考えさせられる良い機会だった。新潟でも違う形で開催したい。福島市から札幌に移住したあんざい果樹園の安斎さんの話、そのスタンスが特に印象的だった。やることはやるしかない。その上で明るい方を向き、絶対に幸せになる、というね。
翌日は新潟F/styleにいわき(現在は茨城にお店があるようだ)のゼリーのイエが来ていた。絶品。

後半。二日かけて家の掃除。45リットル×11袋のゴミを出す。定期的にやっているのに何処にこんなゴミがあるのかと感心する。かなりすっきり。恒例の食事会はいつものような大人数ではなかったので落ち着いてゆっくり話せた。こうゆうのもいい。元TRUCK(大阪)の方がいらっしゃって話を聞けた。行ったことないけどあこがれの場所。今年のイベントの相談。ビルの再開発の話、続き。楽しみ。

最終日はでかけずダラダラ。次女が階段の入り口柵を無視し裏から上れるようになったので、入り口柵をなんと5年ぶりくらいに外し、次女用の手すりを追加。すごく久しぶりに(というか新築時以来くらいの気持ち)階段がちゃんと階段ぽくなった。

天気は最終日以外はおしなべて晴れ。GWらしい、すばらしい日和だったと思う。

『シュガー・ラッシュ』

映画館で(2D吹替)。評判通りの快作。
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ゲームセンター閉店後にはじまる、人間たちの知らない「ゲームの裏の世界」。そこでは「仕事」を終えたゲーム・キャラクターたちが、それぞれに交流しながら生活していた。
アクションゲームの悪役「ラルフ」の願いは、皆に愛されるヒーローになること。ある日我慢ができなくなり飛び出したラルフが入り込んだのはお菓子の国のレースゲーム『シュガー・ラッシュ』。そこで出会った少女ヴァネロペは不良プログラムと呼ばれ、レースにも出れず孤独な生活を送る、でもとっても元気でカワイイ女の子。彼女がレースに出るのを手伝い、自分も「ヒーロー」になるためのメダルを得ようとするラルフ。しかしヴァベロペがレースで優勝すると彼女の存在が消滅してしまうと『シュガー・ラッシュ』の王様から聞き苦悩する。また、逃げ出したラルフのせいでゲーム世界全体に危機が訪れていた。ラルフを追うアクションゲームの主役フェリックスと3Dゲームの主役カルホーン。ヴァネロペに隠されていた秘密とは…そしてゲーム界の危機を救うことはできるのか?

冒頭10分くらいの説明ブロックが少しダレ気味なんだけど、その後はラストに至るまでずっと笑い・涙・笑い・涙…盛り上がりっぱなしの最高エンターテインメント作でした。70年代の8bitゲームから現在のリアル3Dゲームまでが、何故かシームレスに同居する、これだけで夢のようなゲームセンターが舞台。現実世界では既には消滅してしまった、オレら世代のユートピア。

いやいや、そんなところが主題じゃなくて…。この映画はレトロゲーム世代向けにニヤニヤするポイントがあちこちにあって勿論とってもオススメなのだけど、そういう思い入れのまったくない、ゲーム自体殆どやったことのない人でもさほど問題なく楽しめる、少女とおっさんの物語です。shiroは特に自分の長女と重なってしまってしょうがなかった。小さい女の子の小生意気でイキイキとした姿がよく映し出されている。子供と観るのもオススメします。早くDVD買って一緒に観たい。

以下お気に入りポイント。ネタバレ含みます。
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『クラウド アトラス』

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映画館で、2度目の鑑賞を終えた。映画館で2度観るなんてことは数年に一度くらいしかないと思う。しかも今は『シュガー・ラッシュ』やら『ジャンゴ』やら他にも未だ観たいものが控えている中で、敢えての再見だから。

何しろ一回目は、中盤位まで話全体の構成がさっぱり分からず、でも一つ一つのエピソードは結構吸引力があって、つか好みなので、映画を観ている途中ですでに「これは2回目必ず観たい。ちゃんと理解した上でまた楽しみたい」と決心しての再見。結論は、やっぱり観に行って良かった。

映画は、時代を超えた6つの物語が同時進行し、それぞれが相互に影響しあって、それぞれに結末を迎えるというもの。すべてが折り重なった一つの壮大なオチがある訳ではないけど、でも編集の妙で6つの物語がそれぞれにクライマックスに向かう様が見事に絡み合っていて、ある程度のカタルシスを感じることができる。

6つの物語(6つの時代)の主要人物をキャストが一人何役もこなしていて(最高6役!)魂の輪廻転生的なテーマを暗示させる展開なんだけど、その「一人何役」が特殊メイクにより人種はもちろん男女さえも超えながら演じられているので、最初説明無しに観ちゃうとさっぱり気付かないところも多い(←再見を心に決めた大きな理由)。

1回目もそうだったけど、2回目を観てもやっぱりそうだ。輪廻転生の物語と言ってしまうと、特に我々日本人には食い足りない話になってしまう。どちらかというとパラレルワールド的な楽しみの方が強い。2回目鑑賞は直前にアンチョコ観てまで「誰と誰が同じ役者か」を頭に叩き込んで臨んだのだけど、正直そっち(答え合せ)の方が気になって、時にはストーリーを楽しむ邪魔をしちゃう程だった。

輪廻転生的にぐっとくることはあまりない。つまり「魂が引き継がれる故にぐっとくる」というプロットが殆どない。そういう意味でのカタルシスや感動は生まれない。

複数のパラレルワールドが相互に干渉しあい、でもその中で主人公達は基本、「良きもの」に向かおうと努力をする。その努力の結果はやっぱり報われる(といいなぁ)。でも、そうでもないこともやっぱりあるのかなぁ。そういう話。世界とは何ぞや?セカイ系?
時代を超えて同じように体制に立ち向かっていくレジスタンスの姿にぐっときます。1つ1つの物語もいい。お気に入りの物語を選ぼうとしたけど、ありゃりゃ。全部好きだってことに気がついた!

「アダム・ユーイングの太平洋航海記」
主人公がなんってもキュート。
CLOUD ATLAS
「セデルゲムからの手紙」
主人公がなんってもキュート。
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「半減記 ルイサ・レイ最初の事件」
老齢のシックススミスとレイとの、冒頭のエレベーターでのやり取りがたまらない。
「ティモシー・キャヴェンデッシュのおぞましい試練」
老人ホームからの脱出劇。まったく他の物語とはトーンが違うこの話が難なく溶け込んでいる、この編集の妙!
「ソンミ451のオリゾン」
チャンがなんってもキュート。ペ・ドゥナは言うまでもなく最高。
「ノルーシャの渡しとその後のすべて」
トム・ハンクスの安定感。人食い族のおぞましさ。蓮の花アンテナのカッコ良さ。

こうやって振り返ると、オトコノコがキュートな映画だったようだね。腐女子あつまれ!!

★★★★☆
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↓↓この人物相関図(同じ役者が演じている登場人物が線で繋がれている)はアンチョコとして一番役に立ちます。初見前に見るのかどうかはおまかせしますが。おれは事前予習しておいてもイイと思うけどなぁ。そうしなければ一度観ただけではさっぱり分からないのは確かです。元画像は「人物相関図」で検索するとすぐ見つかります。

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↓↓この予告編、本編未見の人は観ない方が良いですよ。めっちゃネタバレしてる。

休日の朝、ふと目が覚めると、枕元の窓から朝日が差しこんでいて、その光の中で2才の次女が絵本を読んでいる。まだ家族全員がギリギリで同じベッドに寝ていられる。今日は青空のようだ。見つめている父に気付いて「はよー」と笑顔で朝の挨拶をする次女。その声で、隣に寝ている6才の長女も目を開け始める。次女が声をかける。「はよー」「……はよー」まだ半分夢の中にいる長女。

次女「ぴっきー?(長女を呼ぶときの名前)」
長女「………んーーーー?」

次にいきなり母を呼び始める次女。母は先に起きて1階で食事を作っている。

次女「かかーー?」
母「(階下から)はーい?」

「ぴっきー?」「はーい」

「とと?」「はーい」

繰り返して家族全員を呼ぶ次女。笑いながら答える家族。窓から差し込む朝日がまぶしい。皆笑っている。
あり得ないほどの幸福感に満たされる。自分は今、一番求めているものの中にいる。これ以上求めるものは何もない。家族との穏やかな毎日。これに勝るものは、オレにとって何もありえない。

2月中旬三連休。iTMSで映画初レンタル『レミーのおいしいレストラン』

長女の卒園アルバムで撮影したり作ったり、仕事も入ったりでこもりガチな三連休。だけど、出掛けもせずに家族の時間も充分に取れて、いつも通り、だからこそとっても有り難い、シヤワセな週末でした。明日から2週間ほどは殆ど会社にいないという、最近はあまりない事態。年度末に向けてプロジェクトが同時進行で何本も進んでいきます。ちゃんと把握できるのかどうか、逆に自分に興味アリ。

ちょっと空いた時間、子供と観ようと思ってiTunesMusicStoreで『レミーのおいしいレストラン』をレンタル(自分は再見)。いやー2回観るとさらに良く分かる脚本の良さ。あまり残るものはない映画だけど、間違いなしの秀作。特にレストランの美術がもう、たまんないね。子供には内緒でちょっと涙ぐんでいました。(初見時の一言感想は→コチラ

初めてチャレンジしたiTMSのレンタルはHD画質で400円〜500円。30日間の期間中、再生を始めたら48時間以内に見終わる必要がある。48時間経ったらファイルが消えるのかな?ダウンロード時間は50分とか出ていたけど、再生はDL開始後3分くらいでできるようになりました(光回線+n無線)。止まることはなし。再生が始まったら「ファイルをダウンロードしている」という実感はまったくありません。画質は21inchのiMacで観ていたので勿論問題なし。リビングのAVアンプに繋いでDOLBY STEREOで観賞(AirPlayは音がズレるので直接繋いでいます)。

借りに行くガソリン代や時間考えたら価格は問題ないんだけど、まぁstoreを見てみてください。ラインナップが少な過ぎます…。光回線とパソコンが手元にあって、古めの超大作を今すぐ見たい、って時だけだねこりゃ…

卒乳と夜泣き

次女2歳。先月半ばより卒乳。長女より1年近く早いんじゃないか。妻の「未練」が全然ないことも早めるきっかけに。どうした考えの変化なんだろう。今度聞いてみよう。

次女は以前からだけど夜泣きをする。卒乳前は一晩に4〜5回起きては泣き、乳を飲んでは寝る。
卒乳後は一晩に2〜3回泣き、乳がないのでモーレツにうるさく泣き、ずっと泣いた後にやっと寝る。声もすんごくでかい。
長女は夜泣きに悩まされた記憶があまりないので新鮮だ。どーせしばらくしたらなくなるんだし。(そして他の問題が出てくる)

言葉はまだまだだけど、意味は完全に通じているし、本人はちゃんと喋っているつもりのようだ。言葉をマスターする前の最後の期間。愛おしい。ずっとずっと遅くなってからでいいよ。

  

SNSに

義務感を感じることはやめよう。書かなきゃ、と思うのは明らかに間違いだからやめよう。書くのは自分が書きたいと思うのだから書くのであって、他の誰に強制されたことでもない。書く義務はない。

TBSラジオ『Dig』が素晴らしい

車に乗っている間は常にTBSラジオのPodcastを聞いている。

映画評論コーナー「シネマハスラー」をきっかけに、もう2年位前から聞いている
『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』

『キラ☆キラ』の後番組。最初はイマイチのれなかったが、最近はすっかりタマちゃん(赤江珠緒アナ)大好きになっちゃってる
『たまむすび』
(ただしほぼ火〜木曜日のみ)

そして、平日毎日一時間オーバーという放送時間のため、実質聴いている時間の一番長い
『Dig』
毎日毎日テーマを決めて、そのジャンルの専門家をゲストに呼び、女子アナと日替わりのメインパーソナリティーの2人が質問をしたり意見を述べたりして、そのニューステーマを掘り下げる(Dig)番組。日替わりパーソナリティーはほとんどがフリーのジャーナリスト。

今この番組が一番好き。これだけあれば、もうニュースは他にいらない。
一つのテーマで一時間というボリュームも良いが、一番好きなのは聞き手の2人のスタンス。
「普通」なのだ。

世の中のニュースを聞いて、「それってどうなの?」と普通に疑問に思うことを、ほぼ聞いてくれる。答えてくれる。その答えがいつも納得いくものとは限らないが、少なくともスタンスは「こちら側」と一緒だと思える。これだけでもマスコミのなかではどれだけ希有なことだろうかと思う。余計な話題で脇道の議論に逸れることもあまりない(呼んだゲストによってタマにとんでもない回があるが、それに対して「あーあ」と思っているのは恐らくメインの2人も一緒なので、まぁ少しマシ。そもそもそういう回は途中で飛ばして聴かないけどね。)

分かりやすく言えば『TVタックル』を観ている間のあのイライラが、殆どない!ということです。(あの番組を一時間みたらまず9割方イライラしています)

掘り下げる内容も深く、方向性も鋭くて、きっとマスコミにはあんまり出ないだろう人の解説もゆっくり聞けて、だから永久保存しておきたい回もしょっちゅうなんだけど、基本WEBからは1週間したら消されてしまう。だからiTunesに入っているデータも消せなくて、どんどん溜まっていく。

ちなみに今保存しているデータをちょっとだけ。

「石原慎太郎の人物像に迫る」
「未決拘禁者の処遇について考える」
「ディズニー帝国」
「デモを行う権利と民主主義」
「大臣と官僚」
「ストーカー殺人は何故繰り返される?」
「解散と総選挙」
「パレスチナとイスラエル」
「震災関連倒産」
「日本の司法制度と死刑」
「介護と仕事の両立」
「原発導入の歴史」
「原発政策」

もう一つ一つに解説付けてオススメしたいくらいなんだけど。平日毎日なんで全然おっつかない。
つか聴くのも追っつかない。そのボリュームも嬉しい。

今のおれにとって、すっごく、すっごくありがたい番組。というかメディアに接してる時間の半分以上はTBSラジオだな。趣味を聞かれたら「TBSラジオ」とでも答えればいいか。

テレビや新聞のニュース関係でいつも「いらッ」としている方は、是非一度『Dig』を聴いてみてください。

  

SNSについて

TwitterとFacebook。特にFacebookなどは仕事の絡みという言い訳もあり、どんどん時間を侵食する。これはアカンと思い会社のMacから完全にブックマークを外した。

アカウントを消すかと言えば、功罪あるけども功績がまさっているかなぁ、という印象。だからそこまではできないんだろうな、自分。

うーん。どこかの広告代理店の方が書いてた「Facebookやめよーぜ!」記事にあったけども、なんか嫉み的なイヤーな感情をしょっちゅう呼び起こすんだよね。「あー楽しそうでいいわね〜」みたいな』(笑)。これがもう最悪。やめたい気持ちも結構大きい。Twitterと違ってこっちを止めるのは色々と難アリだが。
結局付きあい方を変えるしかないんだな、きっと。

  

『乙嫁語り(5)』『吉田秋生 master pieces -夜明け-』

モーレツ大好きな作品だけど、前巻の双子登場のあたりからがらっと雰囲気が変わり、ノリが軽過ぎて自分的には急激にテンションが下がっていた。この5巻、前半は双子の結婚式。双子のノリでイマイチなのは相変わらずなんだけど、結婚式の細かい描写、圧倒的な「美術」力は見どころ満載。料理も、衣裳も、すんばらしい。
で、やっと双子篇が終った!これからが楽しみだ!

自分は基本、恋愛がテーマの漫画は読めない。興味が持てない。だけど吉田秋生は、何故か違う。一緒にドキドキしてしまう。本書は殆どが既読のスピンオフや前日譚などの短編。だけど30年近くの時期に渡っているこのバラバラな短編群を改めて読んでみて、吉田秋生の才能に改めて恐れ入った次第。吉田秋生は何ものなんだ?最初にハマった高校生の時以来ずっと考えてるけど、答えは全くでない。インタビューに答えるイマドキ(その時代)の女性っぽさと、作品の繊細さも大胆さも結びつかない気がして…。思えばずっとこのインタビューに惑わされてきた、とも言えるのかな。

だから別冊のインタビュー集もご多分に漏れず既読ばかりだけど、考えてみれば掲載誌(『ぱふ』等)が殆ど手を離れてることもあり、資料的にも買っておくべきだった。だがこの新刊内で唯一の取り下ろしである編集者との対談は、どっちも遠慮?してて突っ込んだ話もなく、正直まったく面白くないぞ。そこには期待しないが吉。
これまでの吉田さんの資料を完璧にとっておいてある、という人以外の吉田秋生ファンは買って損はなしと思う。

  

『トータル・リコール』

DVDで。全編飽きずにあっという間に終わった。でも、ただそれだけ。役者も、舞台も、内容も、それなりに良かったけど、それだけ。特に何も残っていない。

思うに、前作(シュワちゃん)の脚本のインパクトが余りに強くて、それがまた本当にうろ覚えなモンだから、「この先も何かあるんだっけ?」「もう一回ドンデン返しがあるんだっけ?」と必要以上に期待してしまい、その結果ドンデンはなく終わっちゃった、みたいな(笑)。かなり損してる。だって全編通して良くできてて、文句つけるところないもの(主人公の顔がダサいことに最後まで馴れなかったこと位、かな)。普通にオススメです。

★★★☆☆

  

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