新海誠『雲のむこう、約束の場所(→公式サイト)』をDVDで観た。むーーー、期待ハズレ。
簡単に言って、カタルシスを感じない。グっとくる場面がない。登場人物の行動や設定で「なぜ?どうして?」が多いのは前作『ほしのこえ』と一緒だし、それら沸き上る疑問に対して「まぁオタクルール的にはオッケーかな」と感じちゃうのも大体は一緒。 だけど…。
『マッスルボディは傷つかない』とTEAM NACSの魅力
ドラバラ鈴井の巣の第二弾DVD『マッスルボディは傷つかない』を相方と一緒に観賞。ちなみにオレは観るの二度目。
ボディビルを題材にしたコメディなんだけど、このボディビルの世界には我々一般人には知りえないオモロいしきたりがある。例えば自由演技の時間に、審判員へのアピールを高めるために、応援団がその選手を大声で応援するんだけど、その時の決まり文句。
ゆずが天国へ
須藤真澄さんちの「ゆず」ちゃんが亡くなりました。オレみたいな熱烈なファンでなくとも須藤さんの読者であればまるで自分の猫のように愛おしく思っていたことでしょう。それこそ、もらわれた小猫の頃からずーーっっと、彼女のマンガによってその成長を追っかけてきたのです。安らかに、須藤さんを見守っていてね。
↓オレ的NO.1ネコマンガです。特に「外ネコ」飼いしてたウチなんかは、ホントにその気持ちが良くわかります。「家ネコ」的飼い方には未だに違和感があるんです。理屈はわかるんだけど。
秋田書店 (2000/11)
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『下妻物語』をレンタルで観る
レンタルで『下妻物語』を観ました。コレまでネットで悪評を読んだコトがないくらい、皆様が絶賛されてる映画なんですが。
観てナットクです。悪口を書くトコロが無いと言えば大袈裟かも知れないけれど、ホントにそう思えちゃう位完成されてて、観たらほんのりと楽しい気分にさせてくれて、ちょっとしみじみとする部分もあって、いろんな物事の本質を実に簡単にアッサリと言い放ってて、テンポよく進むゴキゲン・コメディでした。思うに、「金髪巻き毛の極端ロリータ」「大袈裟ヤンキー娘」と、入り口がどう考えても自分の趣味とは合わないトコロから入ってるので、もうプラスばっかりに感じちゃうってのもあるカモ(笑)。加点法。別名おすもうさん理論。でも脚本がやっぱり最高だよ。コレはちょっとDVD欲しいぞ。
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新年最初の古民具買い
新年ですな。ってもうそんな気分は吹き飛んでますが。これまでの新年とはちょっと違う、伴侶を持って初めての年末年始でした。これから何十年も繰り返される年越しの、最初の1回。そう考えるとアレだけど、コレから色んな年の越し方を試していくぞう〜と考えるとナカナカに楽しみ。でも所詮全部で60回とか80回とかなんだよなぁ。結構あっと言う間なのかも知れん。
さて久しぶりだけど「今月の古民具」。むさし(無毛モルモット)関連の道具がどんどん増えてって、なんとかまとめたいと思って探してきました。いつもの古道具屋だけど、寒かったぁ〜。写真の棚(?)に直径10センチちょいの小さなケヤキのお盆(コレまためっけ物)と、微妙な白の色合いに相方が一目惚れした小皿5枚のセット、合わせて全部で7,000円。いつもながらまけてもらいましたー。
もういい加減今の部屋の大きさでは、古民具買いも限界だ。そして相方がこの部屋に住める我慢の限界(狭さと姑問題)も、あと1年かそこら、らしいから。今年中には次の家の算段を立てねばなるまいぞ。
紫堂恭子『王国の鍵(6)』/内藤泰弘『トライガン マキシマム(11)』他
最近読んだマンガ。
●島本和彦『吼えろペン(13)』★★★★☆/ひとまず完。島本氏らしく力の入りまくった終り方。名言多し
● 中村嘉宏『オーバーマン キングゲイナー(3)』★★★☆☆/ビデオじゃ意味の分からなかった部分が理解できて助かってます。一層好きになった。
●紫堂恭子『王国の鍵(6)』 ★★★★★/最終巻。世界設定からストーリー構成から、もう何もかも見事です。最後であるこの巻も、『癒しの葉』のラストのような未消化感はありません。どちらもものすごく考えられたラストだと思うのですが…。コレは最初から最後まで隙無しのシリーズとなりました。ちょっと上手さが鼻につくぐらいの(笑)。うーん、自分的に『辺境警備』の次がこの作品だろうか。お疲れさまでした。
● 内藤泰弘『トライガン マキシマム(10)(11)』★★★☆☆/『ドラゴンボール』化しちゃってウンザリだったココ何巻かの展開に、一応ケリがつく。久しぶりに良い巻だった。
●福島聡『機動旅団八福神(1)』 ★★★☆☆/今後の期待大!
●TONO『カルバニア物語(9)』今読んでるトコ。
『鉄腕バーディー』ゆうきまさみ
ゆうきまさみ『鉄腕バーディー(1)〜(7)』(小学館YSコミックス)。
ずっと昔、まだ学生の頃同じタイトルのマンガを読んだ憶えがあるのに、何故か最新刊が出てる。しかも「リメイク」とかの説明も皆無。「???」と思いながらネットで調べたら、やはり、以前中途半端で終わってた作品を作り直したモノだそうだ。何でだか知らないがリメイクだって事は、あまりおおっぴらには謳わない方針らしい。記憶の中の『鉄腕バーディー』は、決して面白かったと言えるモノではなかった。
しかし。作り直した方のコイツはオモロかった。夢中になってしまった。宇宙からテロリストを追ってやってきた巨乳刑事が、どこにでもいる男子高校生のカラダに乗り移ってしまうという、オタク向けとしてはもう3万回くらい同じような話が作られてるんじゃないか、もう設定だけならオイラ聞いただけでウンザリですよとゆうようなお話のはず、なのに。
そもそもの最初の設定が何だかその場しのぎ的で子供じみてるのに、そのテケトーに広げた(ように思える)フロシキを、一つ一つ実に丁寧に綺麗にたたんでいる。デザインから世界設定からストーリーから、かな〜り隙がないですよコレは。こおゆう話にありがちな世界観のインフレもうま〜いカンジで抑えつつその先のストーリーへと興味を繋ぐ。これスゴい。職人芸。
少し前に読んだ『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』の「競馬」といい、今回の「SF美少女取り憑きモノ」といい、自分的にはもう絶対にありえない位に読まないジャンルなのだ。ソレをこんなに夢中にさせちゃうゆうきまさみ。スゴいよ。地味にスゴい。あんましゆうきまさみブームになっちゃってブックオフで『パトレイバー』豪華本をまとめ買いしちゃった。やっぱしコレもオモロい。
そうそう、昔現役で『少年サンデー』を買ってた頃のゆうきまさみの印象が、今と結構違うのは何でかなぁって思ったら、勿論歳のせいもあるけど、やっぱりゆうきまさみのマンガって、単行本でまとめて読まないとイマイチその良さが分からないんじゃないかって思った。ストーリーの流れがかなり長期に渡って地味〜に組まれてるんだよね。
週刊誌っぽくない。『パトレイバー』もスゴいね。こんなの週刊で読んでたら(読んでる方の)テンション続かないよ。『究極超人あ〜る』は『サンデー』で読んでた頃の印象がサイアクだったんで買ってないけど、単行本で読み直したらまた違うのかね。
とにかく丁寧なんだ。脇役も全然脇役じゃない。実際にちゃんと「ソコにいるヒト」のリアル感が伝わってくるセリフ。一回出てくるだけの工事現場のおっちゃんが、ちょっとだけ喋るそのセリフが「普通」なのだ。主人公達もリアルだ。決して(「マンガ的」に)あせらない。それぞれのペースで本当に生活を続けているように感じられる。絵が嫌いじゃなければ、フツーにマンガ好きだったら、SF好きだったら、オススメします『鉄腕バーディー』。
小学館 (2005/03/04)
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映画『ハウルの動く城』
宮崎駿『ハウルの動く城』を観た。
『もののけ…』の引退宣言からこっち、宮崎氏の新作をリアルタイムで、スクリーンで観れるというその事実だけで、震えるほどに自分のシヤワセを実感している。
彼とは趣味が合うのだ。映画的に好きだってゆう事を別にしても、趣味が合う。オレは、かなり年期も入った「宮崎びいき」である。以下を読まれる方は、そこらへんちょっと含んでおいた方がイイかも。
NHKアニメ『プラネテス』
北海道テレビ放送 他『水曜どうでしょう』
最近は明けても暮れても『水曜どうでしょう』三昧。地元の再放送『リターンズ』で「むむっ?」と思い、次にLimewireで集めた20本位のmovieを見ていたら、完全にハマりました。さらには、前からオレに『どうでしょう』を奨めていた友人からDVD4本を一気借りして、今度は相方と一緒に観賞中。現在は関連グッズ全て集めたい位に愛しちゃっております。噂には聞いていたけど、まさか自分がハマるとは思わなんだ。
相方もトテモ楽しんで観ているようなのですが、観終わった後にどうも楽しいような、悲しいようなちょっとモヤモヤした気分になるそうで。ソレは何なのかと分析すると、どうも自分が学生時代にやりたかった事を、このヒト達がやっているのが悔しいみたい、なんだって。自分が学生時代にやろうとして、つまらない理由で頓挫しちゃったり中断しちゃったりしたコトを、オトナのこのヒト達が見事に実現しちゃってるのが、なんか悔しいと。
オレはもともとこんなテケトー旅なんてするタイプじゃないし、TVや小説で充分バーチャル体験して楽しんじゃう方なので、悔しいって気持ちはないなぁ。でもなるほどって思った。別のジャンルではそんな憶えがあるモノ。観てて楽しいんだけど、何だか悔しいってゆうその気持ち。そっかー、今でも悔しいか。
今のバラエティの作り方はウンザリ、ドレもコレも観る気しないよ、って方はちょっと観てみてはどうでしょう。オレは最初、電波少年とか猿岩石(あまり観てないし嫌いだった)とか、あんなイメージで『どうでしょう』を捉えていたので、かなり食わず嫌いしていた期間がありましたけど、番組の作り方が全然違うよ。
だけど、1〜2本観ただけじゃピンとこないトコロもあった。まず1シリーズを全部観て初めて、「コレは何だか違うぞ。とても楽しい気分になれるぞ。次も早く観たいぞ」と思うのだ。そう思えた頃のアナタは、もう出演者全員を好きになってるよ。きっと。
コレから10年かけて毎年1〜2枚ずつDVDを出していくそうです。う〜ん。楽しみ。DVD発売までは共有ファイルでつまみ食いしていこう〜っと。
PS2『エースコンバット5』
岩明均『ヒストリエ』
岩明均『ヒストリエ(1)(2)』(講談社モーニングコミックス)。キターー!!!前に読んだ『ヘウレーカ』は最期がちょいとガッカリだったけど、今作は途中にして既に傑作の気配。彼はアッサリとした絵柄と内容の残酷さとのアンバランス感が大きな魅力なんだけど、この描写力は中世の世界観とトテモ合っている気がする。
つまり、人間は現代と一緒なんだけど、ある部分の残酷さだけは全然違う昔の時代を、その人達を、例えばタイムマシンを通して現代から垣間見れたとしたら、その時感じるアンバランスさ、に似てる気がするんだよね。実際にタイムスリップしてその時代の人と交流してみたら、性格はそんなに変わらないし心は通じ合ったりするんだけど、ヒトを殺すことが普通に平気だとか。そんな不条理感が彼のマンガの雰囲気と実にウマくマッチしていると思うのだ。続刊が楽しみー!
講談社 (2004/10/22)
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ココログエキシビジョン『ツナガリ』展
連休3日目はTOKYO DESIGNER’S BLOCK。IDEEやメイン会場に寄った後、ココログエキシビジョン『ツナガリ』会場へ。TDB自体は、まぁいつもの評判通り「デートのネタにはイイかな」程度のモノしか見れなかったけど、この『ツナガリ』展は良かったよ。5人の方の作品がゆったりと共存していて、そのゆったりムードを、あったかくて狭い会場が包み込んでた。んでスタッフの方達の雰囲気が良かったんだよね。こゆのが大切。気持ちの良いサービスでした。
八ケ岳『犬牧場』
連休1日目は八ケ岳の犬牧場近くのコテージへ泊まりに行ってました。東京連中にとってはちょうど台風から脱出したカタチになって良かったみたい。さすがに1日目は雨降りで犬牧場は全く堪能できず、コテージの中で料理したり遊んだりして過ごす。しかしこのコテージ、webに載ってる写真からは想像もしていなかった、豪邸。もはや「別荘」。そして森の中。システムキッチンの備わったダイニングで総勢8人分の料理も難なく作れる。楽しい。夜遅くまで飲んで騒いで過ごす。結果的に(後輩の仕事ツナガリのおかげなんだけど)タダ同然の料金で貸し切りできた。実にヤバい。何としてもまた来たい。
翌日はカラッと晴れたタイミングで犬牧場へ。ゴールデンを一匹借りてアコガレのフリスビーに挑戦。やっぱし訓練してないとちゃんと持ってきてくれないんだけどね。でも楽しかった。頭がキンキンするほど走っちゃった。
その後は八ケ岳クラフトフェアに寄ったのち、東京へ。三鷹でまた飲んで歌って爆睡。遊び過ぎだっつの。
新入荷
今日の古民具自慢はコルク抜き。800円。この値段ならパッケージだけでも買っちゃうけどね。中身も素敵。まだ使ってないけど。
ブリキ鉢
今日の古民具自慢。つか全然古民具じゃないけど。いつもの古道具屋の軒先に置いてあった手作りのブリキの鉢があんましカワイイので、売り物じゃないのだけど譲ってもらっちゃった。こんなの欲しかったのだ。だけど似合う受け皿が未だ見つからなくて残念ながら室内には置けない。
スピーカーを新調
JBLになりました。中古で3万円くらいだったかしら(2本で)。
13年選手のケンウッドのスピーカーは、コーンがボロボロに破けちゃって「よく音が出るなオイ」状態だったので買い替えた。
大学入学前に一ヶ月オニのようなバイトをして、そのお金を握りしめ秋葉原を1日中廻って、値切りに値切り倒したあげく2万円で買ったスピーカーだった。同じ日に買ったAVアンプはまだギリギリで動いている。秋葉原が「電器街」だった頃のお話だ。ちょっと思い出しちゃった。あの頃は「アキバ巡り」がスンゴい楽しかったんだよな〜。
『ER 7th season』
もうカレコレ1年ぶりくらいだろーか。『ER』をふたたび観始めた。レンタルDVDで。前回は6thの終りで止めていたので、復習を兼ねて6thの最後から始めて、今はもう7thの5巻だから、18話くらいまで進んだのかな?