脱原発への…ああおれたちなにをしていたのだろう

今まで日本が何をしてきて、私達は何を知らなかったか。ポイントポイントで聞いた事はあったしそのたびに「ひどいなぁ」とは思っていたけど、これだけ隠されていたということに関して本当に驚くし、理路整然とまとめられると、本当にお金のためとは言えなぜこんなことがまかり通っていたのかと思う。以前引用した内田さんの言う、

「原子力というのはね、あれは金になるんだよ」
そう言われ、自分でもそう言い聞かせているうちに、原子力という「人外」のものに対する恐怖心が抑制されたのである。
なんだ、そうなのか。あれはただの金づるなのか。なんだ、そうか。そうなら怖いことなんか、ありゃしない。ははは。ただの金儲けの道具なんだ、原子力って。
全員がそういう語り口を採用したのである。
(中略)
どうして原子力のような危険なものを、こんなふうに「雑に」扱うのだろう・・・と海外の原子力研究者は頭を抱えたはずである。
そこまでして「コストカット」したかったのか?日本人は命より金が大事なのか?
もちろんそうではない。話は逆なのだ。
あまりに怖かったので、「あれは金儲けの道具にすぎない」という嘘を採用したのである。
原発の設備をあれほど粗雑に作ったのは、原子力に対する恐怖心をそうやってごまかそうとしたからなのである。

という理由くらいしか、当てはまらないと思う。

今見るべき動画です。

参議院USTREAM中継
脱原発への道 1/2

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参議院USTREAM中継
脱原発への道 2/2

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公開で原発推進記事を募集しています。お金出します。

政府が原発推進記事を募集してるよ!お金を出してくれるヨ!

原発の事故で、まだまだ世の中が騒然としているこのときに、国民の目を欺こうとこんな募集が行われています。
募集しているのは、財団法人日本立地センター。
 http://www.jilc.or.jp/index.html

募集の内容は、経済産業省資源エネルギー庁の委託事業で、地域のフリーペーパーやタウン誌などを発行している企業に、「福島第一原子力発電所事故による風評被害対策と放射線に関する理解促進」を目的とした企画の募集です。

要は、紙面の実質的な買い取りによる政府広報です。しかも、この場合、「政府」というのは、決して、今の民主党菅直人首相の下の政権という意味ではなく、「経済産業省資源エネルギー庁」という名の「政府」なのですね。

エネルギー政策の行方について、これから国民的な議論をしていこうという、そのときに、推進派の立場で、紙面を作ることを要請されるのだと思いますね。もともと、こういう紙面を私たちは、いかにもそのメディアが自主的に作成したかのごとく読まされてきたのですが、こういうときにやるかよ!ということです。

いやいや、反対派の意見も入れてもいいですよ、というなら、いろいろと主張のあるタウン誌さんたち、ぜひ、そういう企画で応募してみてください。国民に正しい「風評被害対策と放射線に関する理解促進」を伝える企画なら、いくらでも作れますからね。そして、もし、タウン誌の方々が、ジャーナリズムの端っこで飯を食っているという自覚があるのなら、お金をいただかなくても、そういうことを毅然としてやっていただきたいものです。

また、今まで、そういうお金をいただいてきたというのならば、この際ですから、福島の原発事故についての共犯者としての反省の上に、新しい紙面をつくられることをオススメします。いやいや、ジャーナリズムなんて、もちろん考えていませんよ、という方は、紙面販売業として頑張ってください。

それにしても、天下りのたくさんいそうな財団ですねえ。こんな仕事で飯が食えるんだから、うらやましい。

今まで、原子力発電所の立地についてしてきた仕事の反省というところから、仕事をスタートしていただきたいですね。

「最近では、エネルギー・原子力の理解促進活動を行っているNPO等団体への支援」も行っているようです。

「脱原発の理路:内田樹の研究室」

私は主観的には脱原発に賛成である。

そして、たぶん日本はこれから脱原発以外に選択肢がないだろうという客観的な見通しを持っている。

けれども、その「適切な政治的選択」を私たち日本国民は主体的に決定したわけではない。

このような決定的な国策の転換でさえも、アメリカの指示がなければ実行できない、私たちはそういう国の国民なのではないかという「疑い」を持ち続けることが重要ではないかと申し上げているのである。

引用元: 脱原発の理路 内田樹の研究室.

全文は引用元を是非お読みください。浜岡原発停止の「そりゃーもっともとだわ」な理由。しかし今回の原発事故を機に記者クラブ制度がどーにか…ならんのかなぁ。ならんのだろうなぁ。やっしーも一度敗れ去ったし。やっしーでもできなかったんだよなぁ…。

※それでも岩上安身さんのような活動が常にオンタイムで見れるのは「Twitter以後」の大いなるメリットである。

私の反省

(中略)以前、原発を取材した折(『からくり民主主義』)、耐震設計や老朽化という点で原発は非常に危険だと知り、その日常性について書かせていただきました。しかしすでに原発はあり、稼働している。一基あれば二基、三基あるものも同じことという論理で次々と増設されていく。地元で反対運動などがあっても、それは「住民は不安を抱えている」というアリバイとして機能し、むしろ誘致を支える安全弁のような役割を果たしていました。人間は既成事実に弱い。私もそうでしたが、そこに「ある」ものは日常として受け入れてしまう。今回の事故はその弱さが露呈した大惨事で、これから必要なのは「生きる」ということに対する知性だと思います。被災された方々に「頑張れ」と言うのではなく、被災をまぬがれた人間が頑張らなくてはいけない。

高橋秀実「アンケート 作家たちの『あの時』と『今、思うこと』」en-taxi vol.32

二次災害というべき原発事故について、原発をめぐる政財官の癒着構造や東電の隠蔽体質、手抜き工事、データ改竄、原発ジプシーと呼ばれる下請け労働者の存在など、現在指摘されている原発にまつわる問題の多くを、私を含めた多くの人が以前から知っていたはずだ。だが二項対立的な反対運動に身を投じることにはためらいを覚え、その危うい電力に依拠した都市生活を享受してきた。東電や政府を非難する前に、私はまずこの事実を恥じ、謝罪したい。
失われたコミュニティ、さらに未来の世代に至るまで払い続けなければならない代償はあまりにも大きいが、死者から与えられた「日本社会のあり方を根本的に変える機会」を無駄にしないことが、唯一の償いだと考えている。

※改行:shiro
橋本麻里「アンケート 作家たちの『あの時』と『今、思うこと』」en-taxi vol.32

まったく同感です。自分はいつも言葉に救われて、言葉によって方向性を見い出し、生きる明るさと拠り所を得る人間です。今後も震災に関して「いつでも見直せるようにしておきたい」言葉を引用させていただきます。

子供の書く絵

自分の子供が描く絵、というモノがどうしてこんなに嬉しいのか。嬉々として飾っちゃったりしてるのは何故か。関係ない人から観たらちょっと奇異というか、まぁ単なる「親ばか」で済まされる話なのかも知れないですけども。

ええと、アレなんですよ。この気持ちを突き詰めていくと恐らく、絵の出来栄え云々の理由ではないんです。
自分達が産んだ子供が、初めて絵を描くというのは、要するに「再生産」が始まったということなんです。それまでも自分達が産んだ子供を可愛い可愛いゆって育ててるんですけども、それはあくまで「赤ちゃん」。その赤ちゃんが筆を持って段ボールのオブジェやら意味のある絵を描き始めると、つまりそれは再生産が始まった瞬間ということなんです。モノを「生む」生物を自分達は産んだんだ。綿々と続く世代のリレーを、今、繋いだのだ。とその時初めて実感するから、なんだろうと思うのですね。とても感動します。とっても。

ええ、親ばか言い訳シリーズその1ですけれども。

銀塩へ戻る

2人目の子供が生まれてから、家族写真はほぼネガフィルムオンリーになりました。その理由は
●お金がかかるので枚数が減る。→無駄なシャッターを切らなくなる。→クオリティが上がるので見直す気になる。→クオリティが上がるので整理する気になる。→整理する。
ということです。いくら枚数撮っても、見直さなければ意味がない。見直すようなクオリティがなければ意味がない。そう思いました。

TPPが心配です。

昨日、浜岡原発の停止が決まったようです。勿論額面通り受け取れることばかりではないですが、歴史的な1日。まずは喜ぼう。
そして同時に心配な6月のTPP加盟の問題。これまでの歴史だとこういうバヤイはほぼ確定(参加)みたいだし。日本の食を、そしてすべての経済活動をがたがたにしてしまうだろう。

(管首相の「開国」宣言について)そもそも、日本は十分に開かれている。たとえば、日本の全品目の平均関税率は、韓国は勿論アメリカよりも低い。それどころか、農産物に限定しても、日本は各国やEUより平均関税率が低い。むしろ、日本の食料自給率の低さを考えると、「国を開き過ぎだ」という批判すらあってもおかしくないほどである。

それにもかかわらず「開国する」というからには論理必然的に関税以外の障壁、いわゆる「非関税障壁」を撤廃して対外開放を進めようということになるだろう。
(中略)
これは、関税の撤廃よりも深刻な自体をもたらす恐れがある。なぜなら、「非関税障壁」とは、社会的規制、安全規制、取引慣行、果ては言語や文化まで、外国企業が日本市場に参入する歳に面倒だと思うものすべてが含まれうる概念だからである。

『季刊地域 No.5』〜自ら進んで国内制度、文化を破壊する「開国の精神」〜中野剛志

WP プラグインのこと

またadminが真っ白になったのでFETCHでプラグインフォルダからいっこいっこ削除。Twitterのプラグインを消した時点で復活。
SereneBachの時も、本体のアップデートとプラグインの対応の関係が非常に面倒臭く、ヘタに本体をアップデートできなかったのだけど、それはWORDPRESSも同じようだ。というかむしろその悩みに関しては増えちゃうみたいね。

さっさとLightBoxプラグイン入れよう。あと一番の悩みは、自サイト内リンクの件。SereneBach→WORDPRESSへの移行時に、どうもパーマリンクURLを維持する方法があったらしいのだけど、手続き見たら面倒そうでやめたんです。その時点でデメリットに気づかなかった。多用している自サイト内リンクがすべてパァになるという巨大なデメリットに…。ああどうしよう。

原発への不安と、どう折り合いをつけてきたか。

何故あんなモノが、誰が考えてもおかしい仕組みが、これまで成り立っていたのか。
内田樹氏の説明は非常に腑に落ちた。

神仏習合以来、日本人は外来の「恐るべきもの」を手近にある「具体的な存在者」と同一視したり、混同したり、アマルガムを作ったりして、「現実になじませる」という手法を採ってきた。

一神教圏で人々が「恐るべきもの」を隔離し、不可蝕のものとして敬するというかたちで身を守るのに対し、日本人は「恐るべきもの」を「あまり畏れなくていいもの」と化学的に結合させ、こてこてと装飾し、なじみのデザインで彩色し、「恐るべきものだか、あまり恐れなくもいいものだか、よくわかんない」状態のものに仕上げてしまうというかたちで自分を守る。

日本人は原子力に対してまず「金」をまぶしてみせた。

これでいきなり「荒ぶる神」は滑稽なほどに通俗化した。

「原子力は金になりまっせ」
という下卑たワーディングは、日本人の卑俗さを表しているというよりは、日本人の「恐怖」のねじくれた表象だと思った方がいい。
日本人は「あ、それは金の話なのか」と思うと「ほっとする」のである。

金の話なら、マネージ可能、コントロール可能だからだ。
なんでも金の話にする人間というのがいるけれど、あれは別に人並み外れて強欲なのではなく(そういう面もあるが)、むしろ人並み外れて「恐怖心が強い」人間なのではないかと思う。

(中略)

どういうロジックで行動するのか見えない人間に対して恐怖を感じると、彼らは「それもこれも、結局は金が欲しいからなんだよ」という(自分でもあまり信じていない)説明で心を落ち着かせるのである。

その手を日本人は原子力相手に使った。
「原子力というのはね、あれは金になるんだよ」
そう言われ、自分でもそう言い聞かせているうちに、原子力という「人外」のものに対する恐怖心が抑制されたのである。
なんだ、そうなのか。あれはただの金づるなのか。なんだ、そうか。そうなら怖いことなんか、ありゃしない。ははは。ただの金儲けの道具なんだ、原子力って。
全員がそういう語り口を採用したのである。

(中略)

福島原発のふざけた書き割りを見たヨーロッパやアメリカの原発関係者はかなり衝撃を受けたのではないかと思う。
その施設の老朽ぶりや、コストの安さや、安全設備の手抜きに心底驚愕したのではないかと思う。
どうして原子力のような危険なものを、こんなふうに「雑に」扱うのだろう・・・と海外の原子力研究者は頭を抱えたはずである。
そこまでして「コストカット」したかったのか?日本人は命より金が大事なのか?
もちろんそうではない。話は逆なのだ。
あまりに怖かったので、「あれは金儲けの道具にすぎない」という嘘を採用したのである。
原発の設備をあれほど粗雑に作ったのは、原子力に対する恐怖心をそうやってごまかそうとしたからなのである。

卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ

小島慶子『キラ☆キラ』で紹介された、震災で卒業式が中止になった立教新座高校の校長先生が卒業生に向けてホームページに掲載したメッセージ。サブ情報として『キラ☆キラ』では、この学校がいわゆる私立エスカレーター式の、比較的裕福な家庭の生徒が多い高校であることであること、それ故の意味の深さについても小島アナが言及していた。

全く同感だ。私の思う「大学時代」の意義を、これだけ明確に(しかも教育者側の人間が)表現しているのを初めて見れた気がする。そしてさらに付記するなら、都会っ子大学ではない全国規模の話で言うなら「自分の生まれ育った土地から離れた場所で」自分の管理する時間を過ごすことだ、と加えたい。将来高校生になった娘に、読ませたいので全文転載する。

元のページ:「卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ)

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WORDPRESSへ移行

2005年から5年ほどお世話になりましたSereneBachにお別れし、WORDPRESSへと移行することにしました。過去ログに関してはこれを機会にかなり削除します。

http://diarism.com/

2011年3月11日を境に、世界は変わってしまいました。私達は今、世界の変わり目を歩み始めています。WEB日記を始めた10年前には、夢にも思わなかった世界になってしまいました。

この世界の変革の様子の、切れ端でもいいいから、同時代を生きる1人の人間として記録したいと思いました。イヤ、そうでもしないとやっていられません。

世界は変わるものなのだ、ということを初めて実感として知りました。
だから今後も、良い方に変わることは可能なんです。

毎日が夢のようです。夢の記録をつけようと思います。

Thunderbird mac トラブル 送信済みトレイ

いつもネットの情報にお世話になりながらトラブルを解決しているので、解決後にはその経緯をキチンと記事にして還元しなくちゃと思っているんですが、ちょっと今回時間がないのでキーワードのみ羅列します。同じトラブルで困ってる方は参考にしてください。フォローはできません。

【環境】
Mac OS10.4.11+Thunderbird3.1.4

【症状】
送信済みトレイの中身を表示するのに非常に時間がかかる。送信済みトレイをクリックしただけで全体の動きがスローになり、テキスト打ちも激重になる。

【解決策】
1)あらかじめ送信済みトレイの中身を別フォルダに移動し、空っぽにしておく。

2)ココを参考に新しいプロファイルを作成し、プロファイルをコピー。その中の
ユーザ>ライブラリ>Thunderbird>Profiles>「新しいプロファイルフォルダ」>Mail>Local Folders>

の中の「sent」と「Sent.msf」を一旦外して再起動。「送信済みトレイ」がなくなるので、アカウント設定の「送信控えと特別なフォルダ」で再度ローカルフォルダの送信済みトレイを指定すると復活した。

3)別に新しいプロファイルを作らなくても上記の「sent」と「Sent.msf」を一旦削除するだけで直るかも知れません。(中身は必ず移動してから!)

あとThunderbirdは添付ファイルを送信も受信もすべて保存しているのでめちゃくちゃな保存容量になります。添付ファイルを別保存するARENAのような機能が欲しくて探していたら見つけたプラグインが「AttachmentExtractor 1.3.5」。

しかし今のThunderbirdに対応しているのは英語版のみでかなり分かりにくい。日本語版が出ていた頃のAttachmentExtractorの解説などを参考になんとかセッティングしましたがかなり不安です。誰か解説してちょうだい!!

当事者ドットコム

新しいニュースサイトのスタイルを考えました。

世の中を騒がすニュースは色々ありますが、その全ては何らかの他者(マスコミ等)のフィルターを通した二次情報です。そのニュースの中心になった被害者や加害者は、どれだけの偏向報道や中傷による報道被害を受けても、マスメディアの中では、反論の機会は与えられません。

だけど、ブログやツィッターのおかげで一億総発信者なご時世ですから、web上ではきっと反論している被害者や加害者(とされている人達)はいると思うのです。

そんな「当事者達が直接発信している情報」を読んでみたいと我々が思っても、果たして検索で辿りつくのは非常に難しい。タイムリーなニュースほど、ニュースサイトは勿論、当事者以外の「総発信者」達のブログがノイズとなって、なかなか当事者には辿り着けません。

(今仮に「口蹄疫 農家 レポート」で検索しましたが、上位50位程度では完全な当事者のブログは見つけられませんでした)

そこで、今世の中を賑わす旬のニュース、その当事者発信のブログやツィートだけにリンクするニュースサイトがあってもいいと思うのです。
その名も「当事者ドットコム」。

ここでは、いわゆるニュースレポートも速報もありません。二次情報の一切ないサイト。リンクのみ。ニュースの当事者ブログを自動ではなく人力で探しだし、できるだけスピーディーにリンクします。たとえば今「当事者ドットコム」を見れば、宮崎県の畜産農家本人によるブログやツィートアカウントがずらーっと並んでいる、そんなイメージです。

これって、ただ「より伝わる」だけではないと思うんです。一次情報情報にすぐ当たることができる方法(ポータルサイト)が登場することで、何か報道の根っこの部分まで少し変わるのではないかと思います。どうでしょう?(勿論ガセも多く出るでしょうが、ここでも数多く読む事と、管理者の人力チェックに期待)

やってくれる人いたらお願いします。そのまんま作ってもしうまくいったら、shiroに何か美味しい物でも送ってください。

Do you have a Honda? CMまとめ

宮崎あおいがブルーハーツを唄うCMを見て、ブルーハーツのCMといえばコレでしょう!と「Do you have a Honda?」のCMを久しぶりに調べました。「日曜日の使者」がテーマのこのCMはかなりの種類があるんだけど、あきらかに後半期は「燃え度」が下がっていて、shiroが好きなのは以下の6本です。

実は当時このCMがホントに泣けるほど好きで、なんとかDVDとかもらえないもんかとか色々調べたんですけど。ないのね。ノベルティグッズでも出せば良いのに。
ライツ関係よく分かりませんが、CMとか曲のプロモビデオとかさ、宣伝のために作られた物を入手しようと思う時に、なんでこんなに苦労するの?って思うね。じゃんじゃんDVDとか配ったらえらくイイ宣伝になるだろうにさ。WEB上の動画も削除されたり、残ってても解像度めちゃ低。う〜ん。
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Twitterの楽しみ方

Twitterをいつから始めたのかハッキリと分からないんですが、おそらく4〜5ヶ月前ってトコロでしょうか。最近、周りでも始める人が増えてきて「何したら良いのか分からな〜い」という声が聞こえてくるので、この4〜5ヶ月の経験で分かったことを書いておこうと思います。
(追記:最近Twitterの登録日が分かったのですが、2008年4月でした(笑))

あくまで現時点でのお話なので、何ヶ月後には全然違うこと言ってる可能性もありますが、そこは何卒ご容赦を。mixiからかなり離れてしまった自分としては、このTwitterも「いつか急に『もうイイや』になっちゃうんだろうな」と思いながら続けています。今は、ね。

「Twitterの楽しみ方」などで検索すれば、同様の記事はワンサカ出てきますのでそちらもご覧ください。以下の記事は、あくまで「フォロワー50人程度、ライトユーザーのshiroの場合」の意見を、知り合いの初心者に向けて書いたものです。
webのことは大して詳しくもないので間違いなどあったらごめんなさい。

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島本先生ラブ

以前リンクで紹介したけど、何回読んでも好きなので引用。島本和彦先生のラジオがなくなったのが本当に残念。ぜひpodcastで復活して欲しい(以前の本放送は北海道だったので)。正月に1回放送したらしいんだけどpodcastやらなかったんです。残念。

羽海野
炎尾先生って、誰かに相談されると一緒に悩んじゃって、悩んでいる過程もダダ漏れで。最後に出す結論が正しいかわからないけど、やっぱりいいんですよ。こんなに正直にマンガを描いて、みっともないくらいオロオロしてるのにかっこいい。「私はこういうマンガ家になりたい」と思うし、あのおかげでアシスタントさんに対する接し方が楽になりました。弱音吐いてみたり、逃げちゃったり、「怖くてもいいんだ、先生」って。

志村
塀内夏子さんのマンガ指南書みたいな本があって、私、それが大好きなんですけど……。

羽海野
私も買ってみます。

志村
そのなかでも、島本先生との対談というか、会ったときの話が書かれてるんですよ。で、島本先生は「私を炎尾君と同一人物と思わないでください」って言うんですけど、編集というかマネージャーをされてる方が「いえ、ほぼ一緒と考えて結構です。そのまんまです」って、すごく冷静に言う(笑)。

羽海野
私もそう思います。

志村
やっぱりそうなんですね(笑)。

羽海野
これ、ちょっと自慢なんですけど。島本先生がメールを下さるときに、まず「羽海野! 元気か?」って書かれてて。で、ダーッとスペースが入って「よーし、いい返事だ!」って書いてあるんですよ(笑)。

志村
かわいい!

羽海野
もう「大好き!」って。本物の炎尾先生だなあって思います。ああいう先生になりたいな。

志村
なりたいです。

フジテレビ『青い花』公式サイト・羽海野チカ×志村貴子スペシャルトークより(太字shiro)

町山智浩-新井英樹対談を聴く

こんなん買っちゃいました。
町山智浩の、漫画師に訊け!新井英樹の巻(全巻セット¥1,100)』
価格分の価値があるかどうかと言われれば、同額の書籍を読む時間と対比すると考えると「ない」と思うし、中身から受けるカタルシスやレア度から言うとかなり「アリ」ですね。

自分は新井英樹の著作を殆ど持っていますし、その全部を二度以上読んでいます。だけど彼の作品は、本来自分の趣味とは対極の世界。普段見たくない世間のイヤな所、人間のイヤな所、殺人、いじめ、不条理、抵抗できない権力や絶対的な暴力、考えるとホントどうしようもなく、答えを出したくないような問題について、イヤでも考えさせられる。最低の世界が全開のマンガです。

でもね、読んでしまう。彼の著作には魅力がある。他の凡百な青年誌アリガチ暴力グロセックスマンガとは違います。要するに「怖い物見たさ」で見てるのではないんです。そこには本当のリアルがある。

例えば『ザ・ワールド・イズ・マイン』では、出た直後に惨殺され、その後一切出てこないような脇役にもすべて「命」を感じます。殺される前の日常描写が異様に執着を持って描かれているからです。それこそこの箇所だけでも、他の追随を許さないくらいに。セリフの1つ1つ、表情、服装、エピソードまでもが、その殺される人を表わすために描かれます。

もちろん主役級に関しては言わずもがな。ああ、こんな人いるよな。でも普通マンガで書かないよな、何故なら楽しくないから(笑)ってキャラクターも沢山出てきます。

これらのこだわりが新井マンガの魅力だと思うのですが、インタビューではその裏の意図について、どういう気持ちで書かれたかについてが、本人によって語られています。

何より意外だったのが、新井氏が弁が立つこと(笑)。町田氏のラジオをそんなに聞き込んでる訳でもないshiroにとっては、最初町田氏と判別が付かない位に、ちゃんとしゃべる。「そのように書いた意図」ってゆうのは、話したがらない漫画家もいる訳じゃないですか。しかし彼はちゃんと理論立てて、しゃべることができる。すごい。

個人的には『宮本より君へ』の話題があんなに聴けたのが意外ですっごく嬉しかった。あの衝撃のラストは実は○○○によるものだと分かったり。『ザ・ワールド・イズ…』と『キーチ!』の比較だとか、それによる『キーチ!vs』の今後の展開だとかの話も、まずここでしか聞けないんじゃない?裕木奈江擁護論だとか、あの人のモデルが高田純次だとかって話は笑い転げるほどウケた。

で、町田さんの解説がウマイじゃないですか。ファンが聴いててカタルシスを感じるツボを分かってて、誘導してる気がする。それに新井さんもちゃんと答えてる。いやーこの人には、もっとしゃべって欲しいなぁ。なんてゆうんだろう、下手したら軽くなりがちだったり端折らなければならなかったりするヒトや世間の「本質」的な話ね、そういうのがすらすらと出てくるのがすごい対談ですよ。

これは絶対活字よりも音声の方が面白いね。イイ企画でした。
新井英樹ファン限定ですが、オススメです。

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新井英樹ブーム
キーチ!ショックとパーム最新刊の製版

『アバター』★★★☆☆

映画館で『アバター(3D字幕版)』を観る。2時間40分ほど?だったらしいけどその長い時間を感じさせなかった。しかし我慢できずに途中で放尿タイム一回。近いんだもん。

直前に車で『ギャラクシー・クエスト』の4回目になる再見を終えたばかりで、これまた観れば観るほど大傑作なものだから『アバター』楽しめるか心配だったのだけど。結果的にかなり楽しめました。美術・グラフィックが特に良かった。いわゆる「アニメ」以外であれだけ宮崎ハヤオ的「高い所でおっとっと」な気持ち良さを味わえる映画はなかったんじゃないだろーか。ストーリーはまぁ、特筆すべきところはないです(笑)。
(以下ネタバレかも)

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TV版『JIN』

TVドラマ版『JIN』が終わった。といってもまだまだ続きを予感させる終わり方だけど。
近年まれにみるマンガ原作・TVドラマ化の成功例だったと思う。毎週楽しみだった。マンガはまだまだ続いていて終わる気配もないのだけど、そんな中でうまくプロットを取捨選択してTVのクールに収めている。脚本が本当に良い。終わり方も好きだ。

中谷美紀と武田鉄矢の存在が大きかった。特に中谷美紀はこのドラマ成功の立て役者だろうな。他にもいい働きをしてた脇役がいっぱいいた。予算がちゃんとついてるのか、小道具や美術もTVドラマにしては見事。NHKの連ドラよりもずっとちゃんとしてるんじゃないか。あの時代での医療器具も、ちゃんと考証されてるのが伝わってきたし、出来もよかった。

原作も大好きで当初からずっと読んでるけど、これはある意味原作を超えたと言えるね。坂本龍馬とタイムリープの関わりなどは全然原作にない話だけど、引き込まれる。

もし続編が映画になるんだったら、これは楽しみだね。

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