後でやめるかもだけど、とりあえずテスト。
急に寒い1日
朝の気温4℃。中央区は殆ど無かったけど、上越や新発田、あちこちでは朝雪が降ったらしい。
午後天気が良くなったが、それでも5℃前後だった。ちなみに前の日は14℃くらい。
ありがとう!あさが来た 終了
ありがとう!本当にこの半年間、楽しませてもらいました。
イヤな気分になることのまったくなかった、まさに自分が大好きなドラマ。
「きれいごと」と言うのは簡単だけど、これだけすべてが気持ち良い上に説得力のあるドラマを作ることがどれだけ大変だったことだろう。
それだけ、登場人物達が魅力的だった。出てくる皆が好きだった。
特に主人公2人の夫婦、それからお姉さん「はつ」の夫婦。なんと素敵だったことだろう。
このドラマであらためて映画やドラマにおける「俳優の力」「演技」について納得させられました。波留ちゃん、玉木宏さん、そして宮﨑あおい。脇を固める名優陣。それほど有名でなかった波留ちゃんは別としても、宮﨑あおいの圧倒的な演技力には「これまで魅力が分からなかったけど、本当に感動した」との声がTwitterでは本当に多く見られた。台詞が無くただ相手を見つめているだけで、あらゆる場面、年齢、気持ちを演じ分けるその凄さ。
波留ちゃんの啖呵が好きでした。あんなにカッコよく気持ち良く啖呵を切れる女性といえば夏目雅子を思い出すんだけど、この波留ちゃん演じるあさを見ていて、まっさきに夏目雅子を思い出しTweetしたら、実際に彼女は過去ドラマで夏目雅子を演じていたという驚愕の事実が!今度機会あれば是非観てみたいと思います。啖呵と、目の演技。前に書いたこのシーンも凄かった…
そして玉木宏だよね。美しい所作とその役柄、年齢まで見事に演じ切った彼は、このドラマのまさに立役者だった。
いや、出てくる皆が「立役者」だったとも言えるかも。廻りの皆が時にスポットをあてられ主役のように「生きて」いた。主役じゃない時も、たしかにそこにいて暮らしているかのように。
最高の半年でした。本当に、ありがとう。感謝をこめて。
ありがとう1 あさが来た #155
「忘れんといてな。いつも側にいてるさかいな…」
最後まで。最後まで、あさのことを気遣いながら亡くなった新次郎。
すばらしいドラマをありがとうございます。明日はいよいよ最終回。
毎日泣いてましたけど今日はもう画面が見えんほどやった…
あさが来た #154 柔らかい心
あの怪物松坂慶子を前にしてまったく負けていないこの風格と美しさ。波留さんの今後が楽しみや…。最終週のこのゆったりした脚本も好きです。
風呂
高山なおみさんの『帰ってきた日々ごはん(1)』を読みながら1時間ほどだらだらとお風呂に入る夜中。寒くなったら「お風呂は2日に1回」がポリシーだし、どっちかといえばお風呂は嫌いな方だけど、本を読みながらダラダラ入っている時は「お風呂サイコー!」って思っちゃうよな。
Instagramで読書録を付けられないかをしばらく前から考えていて、今実験中。ブログに書くことが前提なのでそのうちアップします。インスタでは皆文章を読む気があまりないみたい。自分もそうだな。だから「見られるインスタ」から「使えるインスタ(自分にとって)」へと少しシフトする感じ。上手くいけば、だけどね。Facebookは全然シフトできなくて、離れちゃったから。
あさが来た#149
旦那が亡くなった直後のぼう然としているこの表情が異色で忘れられない。
あさが来た #120
#120 「今、話したい事」
シリーズ中最大の事件が起こる回。すさまじい熱演に唸る。
娘・千代とのすれ違い。どうしても言い合いになってしまう二人。普段自分は長女と妻のとやりとりを見ているのでどうしても投影してしまって、泣けて泣けてしょうがなかった。母娘だからこその難しい関係が、すごくリアルに表現されていた。
日本初の女子大設立に力を入れていることが悪い噂を呼び、預金の解約まで出ているとの話。反論しようとするあさを無言で諌める進次郎。ここですっとひくあさが見事。シリーズ通して、この「強情を通し過ぎない、ひき際」が見事。見ていて余計なストレスを感じないのはこういうところも要因だろう。
酔っ払って加野銀行であさと女子行員に対し侮蔑の言葉を吐く萬屋。暴力をふるう寸前に後ろからすっと出て腕をひねり上げる進次郎。絶好過ぎるタイミング。いよ!待ってました!その後のセリフも決まりすぎ。
「萬屋さん!わてはな、大概のことは気にならへんのだすけど、2つだけ、どないしても腹に据えかねることがありますのや。それはな、男がおなごに手をあげることと、わての嫁さんに的外れな悪口言われることだす!」
萬谷「なんやと!」
新次郎「帰っておくれやす!!!」
(鳥肌ぞくぞくっ!)
かーー!!!!最高や!
一方場面が変わり、帰ってきた千代を道端で「もっと話がしたい」と呼びかけるあさ。「話すことなんてない」と無視して歩き続ける千代。「どさっ」という音とうめき声に千代が振り向くと…
萬屋に刺され、倒れ込んだあさ。
しばしぼう然となる千代。事情を理解した後、絶叫する。
その声に飛び出してきた進次郎。
これまでの「あさが来た」にはなかった、玉木宏の強烈な演技が圧倒的。
病院。危篤状態のあさに呼びかける進次郎。見ているこっちはもう涙で前が見えない。
これまでの仲良し夫婦の関係が、フラッシュバックで蘇ってくる。
その呼びかけに応え、奇跡的に生還したあさ。
つづく。
あさが来た #113
#113「みかんの季節」
加野屋に働きに出る長男・藍之助を見送るはつの顔。
この前に
「大きくなろうやなんて思わんかてええ。
地に足つけてしっかり歩くことさえできたら、それでええんだす」
というセリフ。ベタベタなシーンだけど、宮崎あおいが演じるとこれまでの苦労をすべて背負った奥さんとしての経験を見事に感じさせる説得力のあるシーンに。
最近観た映画
メモ。
『ブリッジ・オブ・スパイ』2D字幕・シネコン
ひたすらに地味な映画だったが好み。ソ連のスパイ役好き。たまに流れる音楽の使い方。バーでトムハンクスがCIAに啖呵を切るところ、ゾクゾクした。トムハンクスってほんと、「特別感」がないじゃない?彼を観に行くような俳優じゃないし、アップでポスターに出てくるとめちゃくちゃ既視感ありまくりでなかなか映画館に足を運びにくいんだけど、町山さんのたまむすび評をきっかけに行っていたら、やっぱり良かった。
トムはなんだかんだでいつも裏切らないのだ。
★★★1/2☆
『怪盗グルーの月泥棒』吹替・iTunes
年末『ミニオンズ』から立て続けにシリーズを制覇しどれも傑作だったけど、1作目のこれが1番好きかな。シリーズみんなキチガイ映画(褒め言葉)だけど、これは子供達とのほんわかエピソードもあり、好み。
★★★☆☆
『カンフーパンダ』吹替・iTunes
完全になめてた。何コレ大傑作じゃない。モーションキャプチャーを一切使わなかったというカンフーアクションは、これまで観たことのないクオリティ。これはアレだ、宮崎駿が昔にやっていた「漫画映画」、あのスピリッツを引き継ぐ作品ですよ。ストーリーも、語ろうとしているテーマにも共感。子供と観るにもすごくオススメの良作。
★★★★☆
『カンフーパンダ2』吹替・iTunes
1作目がすごかったのでさぁ2は…と思ったら…予想以上にすごかった。「1」プラス、ロードオブザリングといった感じで世界観が広がっている。相変わらずのオススメ。
★★★★☆
『ピクセル』吹替・iTunes
期待外れ。ゲームのカタルシスもリスペクトも感じられない。アクションとは関係ないところで延々と続くしょーもないギャグにうんざり。半分位はそんな感じ。展開には驚きも全然ない。ドンキーコングが25mで終わるって何よ。(しかも普通速効でワープする面だし)語ろうとしているテーマにも、ちっとも共感できない。ナムコ黄金期にアーケードゲーマーだった自分にとっても、ひじょーに残念。
★1/2☆☆☆
『マイ・インターン』字幕・iTunes
期待通りのハッピーハッピー映画。誰も悪い人は出てこず(出てきても改心し)、イヤな気持ちになる箇所も殆どない。アン・ハサウェイとデ・ニーロを存分に堪能できる。ストーリーも想像通り。だけど、こういうありきたりの物語を、そのままちゃんと作って引っ掛かりもなく気持ち良く見せるのって相当な技術だと思う。だって希有だもの。
★★★☆☆
『駆け込み女と駆け出し男』iTunes
すごく好き。1/3位は聞き取れない江戸言葉で分からないままどんどん物語は進む。やけにリアルな美術と相まってぐいぐいと引き込まれる。女性達が気持ちいい。
最後の侍女子と鉄鋼女子のバディ感は特にぞくぞく。洋ちゃん見事なハマり役。原作も読みたくなる。ちょっと不思議なぶつ切り編集がたまに気になるけど、それも含めて個性かな。所作が粋で気持ち良い。樹木希林も見事。
★★★★☆
『オデッセイ』吹替4DX・シネコン
原作からあちこちカットされているのはしょうがないといえどうしても気になった。それと(自分のミスでそうなっちゃった)4DXにあちこち気をとられてしまった。キャストは文句つけようのないベスト配役。『アポロ13』+ギャグ、といった全体の方向性も見事。ただひたすら問題に向き合って、考えて、解決する登場人物達。美術、演出、すべて圧倒的に見事。映画化に際して(ドラマをアツくするための)余計なエッセンスを追加していない。だからこそ、アツくならずにはいられない。早くもう1回、2D字幕で観たい。
★★★★☆<今のところ
あさが来た #106〜107
もう毎日毎日安定した、しかもひたすら高水準のドラマ『あさが来た』。そんな中でも2016年2月4日放送#106と05放送#107は実に気持ちの良い回で、仕事や男女のことについてのツボ突きまくりなセリフの数々で何度涙ぐんだことか(多分そんな人はあまりいないと思う)。
見事にカタルシスを呼び起こすセリフが本当に良かった。全部を書き起こしたいくらいだけど、とてもそんな時間はないので、備忘録代わりに名シーンを貼っておきます。
初めての女子行員採用を説得するあさの啖呵!波留はやっぱり啖呵なのだ。
選び抜いた4人を前に心意気を語るあさ。この4人の表情も実にいい。
母とぶつかってばかりの娘・千代に、人の「器」について、あさの例で話す新次郎。大阪でクサってないで、知らない土地京都で女学校に行くことを進める。
登場しただけで引きつけられるはつ(宮﨑あおい)。苦しいながら農家で既にやってきている奥さんの貫録が見える。
家業をけなした長男・藍之助を「許しまへん」と一喝するはつ。
藍之助に「ここにいていいと言いたいけど、あさが絶対に許さないだろう」と話すよね(風吹ジュン)。「銀行に一番大切なのは『信用』」と、これまで何度も劇中語られてきた言葉が回収される。やさしく天然なだけではない、大御所のこの説得力。
「大奥様…」と深々と頭を下げるはつ。表情ひとつでもう…。
帰り際「やっぱり加野銀行はいいのお…」と話すお客の声で、思わず立ち止まる藍之助。
その藍之助を厳しく咎める母の顔。シーンごとの、相手ごとの見事な演技。説得力。宮﨑あおい、凄すぎる。
出てくる俳優どれも良いんだものなぁ…こんなドラマを毎日観ることができるなんて、なんという幸せだろう。
創刊前から買い続けていたあの雑誌について
素敵なキッチンやアンティークのある部屋を取材させていただきました。ちょっと憧れます。
新しい作家の器が人気ですが、
骨董の器はいまこそ手に入れたいです。
だってもう作られることはないのですから…。
(太字:引用者)
たまたまの雪で大災害
先週末、雪不足の中の初めての大雪で、長岡をはじめとする新潟県中越地方で大混乱が生じた。とにかく道路が進まない。高速道路は真っ先に封鎖されるのだけど、下道が完全にマヒ。魚沼〜長岡、長岡〜新潟間が4時間は当たり前、長い場合は10時間以上。通勤往復で1日が終わってしまう地方も山ほどあったらしい。幸い大事はなかったけど、もはや大災害レベルで、渋滞の車には非常食(カロリーメイトと水?)が配られたとか。
その混乱は3日ほどで収まったのだけど、おそらくまた雪不足の毎日だと思う。
なにごともタイミングと分量次第であるなぁ。
※新潟市はなんともなかったけど、一歩中越に進んでたらエラいことになってた。出なくて良かった…
【日記】週末の過ごし方
昨日、夕方から妻子が町内の若妻会新年会に出るというので、一人で荻川のRへ電車&徒歩で呑みに行く。
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ユーモアは難しい
恐らくこの商売に就いて以来最大のトラブルに見舞われ(イヤもっとあったか?)いずれにしても徹夜でもろもろ対策に追われていた土曜の夜。しかも夕方には主催していたイベントを挟んでいるという、もう何だか気持ち的にもどうしたら良いのか張り裂けんばかりの週末。
で、その夜の間ずっと心の中で繰り返していたのは(ワトニーだったらどうするだろう)(ワトニーだったらどう考えるだろう)(ワトニーだったら何て喋るんだろう)でした。
結局ワトニーのようなユーモアは1mmも発揮できないままでしたが、気持ちはずいぶん楽になりました。どんな逆境でも、ワトニーに比べればマシだから。ワトニー、ありがとう。
ワトニーについては→こちらを。
MANNER MAKETH MAN
アーサー・ランサムの『ツバメ号シリーズ』に関して自分が書いた感想を読んでいた。そして気付いた。
このシリーズの子供たちの振る舞いこそ、
『キングスマン』の名セリフ、「MANNER MAKETH MAN(マナーが人をつくる)」を、そのまま体現してる。
イギリスものが好きな人の気持ちが、なんとなく分かった気がする。
S・キング『11/22/63』
分厚い上巻がもう終わる頃、500ページを超えたあたりで、本格的にのめり込みはじめた。主人公が運命の女性と出会い、「自分の時代」へ二度と帰らないことを決心したのと、ちょうど同じ頃。
空が白み始めた夜明け時の布団の中で、自分は1961年のアメリカ、小さなジョーディの町に住んでいた。こんな体験は久しぶり。あの小さくて四角い麻薬のような箱(60年代には存在していなかった)悪魔の箱から逃れがたい2016年では、こういう日が、こういう瞬間がとてつもなく愛おしく感じるものだ。
2015年に観た映画ベスト
2014年から観た映画の記録をつけはじめました。2015年末には映画仲間とその年のベストを語る呑み会(それぞれが一覧と感想を配り、語る)を開催したので、ブログでも掲載しようと思います。
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日本アカデミー賞:獲って欲しい人たち
3月の日本アカデミー賞で獲って欲しい作品・人たち!
●最優秀作品賞
『百円の恋』『海街diary』うーん迷う…
やっぱり最近観た分だけ『海街…』にココロ傾いてるなぁ。何せ『百円…』は昨年アタマだもんね。
●最優秀監督賞
『百円の恋』
●最優秀主演男優賞
『駆け込み女と駆出し男』大泉洋
まだ観てないけど(笑)。イイに決まってるよ。
●最優秀主演女優賞
『百円の恋』安藤サクラ
●最優秀助演男優賞
『百円の恋』新井浩文
●最優秀音楽賞
『海街diary』菅野よう子
●最優秀撮影賞
『海街diary』瀧本幹也
ってほぼ2作品やん!